小さな旅

日々の生活に新たな気持ちで小さな旅を

読書でリフレッシュ

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全1ページ

[1]

読書をしていなかったわけではないのですが、全然こちらをアップしていませんでした(汗)。こちらの本も読書という点では、あまり紹介するのに適しないような気もするのですが(笑)、話題になっていた著書でもあり、タイトルから想像できなかった意外な発見もあった本ですので、ご紹介したいと思います。

イメージ 1
●作者:斎藤真嗣
○出版社名:サンマーク出版
●出版年月:2009年3月
○頁数:206P

あらすじ:「最近、平熱が36度以下という、いわゆる低体温の人が増えている。そのような折、”体温が1度下がると免疫力は30%低下する”と、著者である齋藤真嗣医師は警鐘を鳴らす。また、1日1回体温を1度上げることを推奨し、体温を恒常的に上げていくことで健康な体を手に入れることができると提唱する。では、どうすれば体温を上げていくことができるのか??」

【目次】◎第1章:体温が1度下がると免疫力は30%低下する/「風邪かな?」と思ったら風呂に入りなさい ほか)
◎第2章:これが「体温アップ健康法」だ(体温が上がれば、すべてがうまくいく/なぜ五十代を過ぎると病気になりやすくなるのか ほか)
◎第3章:ストレスが低体温人間をつくる(病気の始まりはストレスに関係している/早寝早起きが体にいいのはなぜだろう? ほか)
◎第4章:低体温を防ぐ理想の生活習慣(体温アップ健康法が教える理想の一日/自然に目覚めたら、二度寝はするな! ほか)

【著者情報】米国ニューヨーク州医師。1972年生まれ。日米欧のアンチエイジング専門医・認定医の資格をもつ。日本とアメリカを行き来しながらエイジング・マネジメントの普及に努めている。アンチエイジングの面からゴルフを考察した『ゴルフで老いる人、若返る人』(小社)が話題に。一介の医者ながら、なぜかビル・ゲイツ、ビル・クリントン、ベッカム、アレックス・ロドリゲスらと親交のある、不思議な縁の持ち主。

今、平熱が36度以下という「低体温」の人がとても増えていて、これは体にとって危険な状態であり、低体温を放置することの危険、さまざまな病気を招く危険が冒頭で説明されています。

健康な人の平熱は、

36.8プラスマイナス、0.34度。つまり36.5 〜 37.1度の間

だそうです。

37度は高いように思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、だるさやつらさなど病的な自覚症状がなければ37度は微熱ではなく、健康な体温だそうです。

しかし、体温は個人によっても、また気候によっても多少違いが生じるわけで、普段から自分の平熱がいくらなのか知っておくこと(測定すること)が大切だと斎藤医師は述べます。

確かに、私の友人の中には毎日体温を測って健康管理しているという人がいましたので、私も基礎(婦人)体温計を買って数年前から測っています。データをずっと保存してくれる体温計を使っているのですが、これが本当に素晴らしくて、女性は特に月に一度の不安定な時期がありますので、それらデータから自分の体調を予測できますし、健康管理に役立つことを知りました。

★医療があまり発達・普及していなかった時代においては「高熱」は死に結びつくとても怖いものだったそうですが、抗生物質が普及し、医療が発達した現在では発熱より低体温のほうが本当は危険だと斎藤医師は言います。健康体温の範囲を下回っていたらそれは体からの危険信号だと思ってください、と。

具体的な病名をあげると、肌荒れ、便秘、歯周病といった比較的軽い症状から、胃潰瘍、糖尿病、骨粗しょう症、潰瘍性大腸炎、ガン(悪性腫瘍)、メニエール病、間質性肺炎、パーキンソン病、認知症といった深刻な病気まで、さらには喘息、アトピー、花粉症といった一度発症すると完治のむずかしいアレルギー疾患も、低体温によって発症・悪化する危険性があるというのです。

それでは、どうすれば体温を上げていくことができるのか??
ひと言でいうと、「筋肉を鍛えることで基礎代謝量が増え、平熱が上がっていく」とのこと。

筋肉は最大の熱産生器官。男性より女性に冷え性が多いのも女性のほうが筋肉が低いから。
筋肉を増やすのではなく、筋肉を鍛えるということ!筋肉を鍛えることと、筋肉を増やしてムキムキの体になることは、まったく別のことなのですね〜。

ただし、筋トレは3日に1度!!
毎日するのは逆効果で、筋肉を鍛えるということは、筋肉細胞をわざと傷つけるということでもあるので、トレーニングのし過ぎは禁物だそうです。

効率のよい筋肉の鍛え方、運動方法、常習化した薬の服用の怖さ、低体温・アレルギー幼少化の原因、低体温を防ぐ理想の生活習慣などが併せて説明されていましたが、ここでは説明が長くなり過ぎますので、気になる方は本書をお読み下さい♪

★体温の健康法は大体予測がついていたので、さほど驚きはなかったのですが、私にとって本書で一番印象に残ったのは

「男性の更年期障害」についての記述でした


男性の更年期障害は、女性のように劇的な身体的症状を伴わないため、自分でも更年期障害になっていることに気づかないことがほとんどだとか。女性には女性特有の病態を専門とする「婦人科」があるのに、「男性科」がないことも男性更年期障害を発見しにくくしてしまっているようです。

近年、更年期障害に苦しむ男性が増えるに従い、研究が進み、男性の更年期障害(PADAM)の認知度もあがっています。女性が女性ホルモンであるエストロゲンの低下によってもたらされるように、男性の更年期障害は男性ホルモンであるテストステロンの低下によってもたらされます。ともに性ホルモンの低下によって起こるのは同じですが、その症状は全く違います。

女性の更年期障害が生理不順やホットフラッシュと呼ばれる、ほてりやのぼせなどの身体症状を主とするのに対し、男性の更年期障害は、うつ病に似た精神症状を主とします。そのため、男性のうつ病患者の中にはかなりの数の男性更年期障害が含まれているといわれています。

2007年3月に東大病院の泌尿器科が出した論文によれば、

中高年の男性のうつ病の50%はうつではなく更年期障害だった

といいます。

また、筋肉を鍛えることは男性更年期障害の改善にもつながるそうです。

そして、日本ではメタボリック・シンドロームは単なる中年太りだと思われているので、脂肪分の多い肉食は控えるように指導されますが、メタボには男性更年期障害が大きく関わっているので、肉食をゼロにすると、男性ホルモンがさらに低下してしまうので逆効果なのだとか・・・。

ほおお〜と、男性の更年期障害について少しお勉強になったのですが、会社に行っていると近年は男性のうつ病の方が増えているなあというのを感じていました。もしかしたら、うつ病ではなく、更年期障害だった方も中にはいらしたのかなあ、なんて・・・。

女性の体のことは、これまでの自分の体の経験や探究心から日々知ることがありましたが、これからは一緒に暮らしている旦那さんの体のことも含め、男性の体というものについてもより研究していこうかと、ふとそんなことを本書を読み終えて思ったのでした。あ、別に怪しい研究ではありませんので誤解がありませんように(笑)。


イメージ 2

今日は近所のミュージアムショップにお買物に行きました。
美術館にあるお店のセレクトショップのような感じで、カフェも併設されています。便箋や葉書を買って、カフェで書いてから帰り道に出して帰ったりしています。

店員さんの許可を頂いて写真を撮らせてもらいました。
上段のピアノのバッグが気になるのです。これって「のだめカンタービレ」でのだめちゃんがレッスン時に持っていたバッグなのでは??


イメージ 3

毎年買っている「MOON CALENDAR」です。
以前、京都のとあるお店で買ってからお気に入りで、ず〜っとこのカレンダーなのです(笑)。引っ越して来て、こちらのお店で見つけた時はとても嬉しかったです。幼馴染の友人も好きなので毎年買って送っているのですが、今年は手渡せそうで楽しみです。


イメージ 4

お買物を終えて帰ろうとしたら、ちょうどマフィンが焼きあがったようなので、旦那さんへのお土産に買って帰りました。旦那さんはチョコが好きなのでチョコバナナマフィンです。米粉のマフィンなのでとってもフンワリしているのです♡
私が子どもの頃、母の実家では“ルリ”と言う名前の猫が飼われていたのですが、当時としては「変わった名前の猫だなあ」と思ったものです。私が大人になってから祖母から「お母さん(私の母)はね、浅丘ルリ子のファンだったのよ」と聞いてから、この大女優の存在を意識するようになりました。

イメージ 1
●作者:林真理子
○出版社名:角川書店
●出版年月:2008年5月
○頁数:328P

あらすじ:「満州国新京市(現・長春)に生まれた本名・浅井信子こと浅丘ルリ子は、幼少の頃から並ならぬ美少女ぶりで周囲を圧倒する。以後、日活の看板女優として多数の映画に出演し、人気を博する。昭和30年代の日本には、石原裕次郎、小林旭、美空ひばりなどの大スターたちがひしめき、そんな花咲き誇る銀幕の裏側でルリ子に待っていたのは、スターたちとの青春の日々だった。スターがスターであった時代、知られざる銀幕の日々を、世代を超えて彼らを知らない若い世代にも読みやすく興味深く解説している」

林さんが書いていらっしゃるのでゴシップ記事みたいになっていないかそのへんが気になったのですが(ご本人も女性週刊誌が好きだと公言されているようですし)浅丘ルリ子さん本人にも何度かインタビューされたようですし、話の展開なども、さすがは息の長い女流作家の林さん、うまいなあと思いました。

この本を読んだ母も、ファンが知る限り当時のことを、「内容は大体合っていると思う」と言っていましたし、何より世代の違いからこの時代のスターのことを何となくしか知らなかった私にとって、昔の映画や映画スターが国民に与えていた影響、また、昔の日本映画はそんな風に撮られていたのだなあと関心しました。

例えば石原裕次郎さんのこと。
今月、7月5日に石原裕次郎(以下、裕ちゃん)さんの23回忌祭典が国立競技場で行われ、全国各地から5万人を超えるファンが駆けつけ、いまも衰えない絶大な人気を改めて思うわけですが、裕ちゃんの性格や魅力といったことも本書には詳しく書かれています。

私が裕ちゃんを知ったのは小学生の頃で、再放送の「西部警察」でした。劇中にチョコっと出て来る貫禄のあるオジサマという印象だったのです。どちらかというと、渡哲也さんの大門警部がカッコイイなあと思っていました(笑)。

西部警察にハマっていたそんなある日、親戚の叔父さんに「叔父さんって石原裕次郎にちょっと似てる」なんて言ったとき、叔父さんは「お小遣いをあげよう!!」と大喜びしたのを不思議に思っていました。

だって、私が似ているって言ったのは既に中年太りした裕ちゃんであって、彼が若い頃そんなに凄いスターであったことを後になるまで知らなかったのですよね〜。

イメージ 2

おそらく叔父さんの中での裕ちゃんのイメージは左側で、私の場合は右側の裕ちゃんですから、世代間でギャップがあるわけです(笑)。

本書ではこんな面白いエピソードもありました。これは、先日の特番でも奥様のまき子夫人がもらしていましたが、裕ちゃんが入院していた時、動けないのに凄く食べるからオマル(?)が間に合わなくて、夫人が代わりに両手をサッと出して裕ちゃんの排泄物を受け止めたそうです。そして、受け止めたブツを見て、

「ああ、これが(できるのが)妻なんだなあと実感しました」

というようなことを真剣におっしゃっていたのですが・・・。

日本全国の旦那様のいらっしゃる奥様の一体何人がこの言葉に共感できたでしょうか?いえ、コレをお出来になりますか?(笑)

ちなみに浅丘さんは、この話をまき子夫人からではなく、裕ちゃんから聞いたそうです。まき子夫人は、元女優の北原三枝さんですが、本書を読むまで私はよく知りませんでした。浅丘さんは、当時のまき子さんを手足が長いとびきりの美しい女優と言っていましたが、確かに当時のフィルムをちょっと拝見する限りはスラリとした清楚な美女ではあるとは思うのですが・・・本当に同一人物?と疑ったのも事実。女優がカメラの前から離れると女優ではなくなるのだなあ、と。

本書では、浅丘さんが結婚すると思われていた小林旭さんや、結局小林さんが結婚した美空ひばりさんの色恋沙汰も書かれているわけですが、それでも裕ちゃんとのことをあれだけ内容濃く書いてあるのは、浅丘さんがいかに彼に思いを寄せていたかが分かるわけで、読んでいて切なくなったところも。あまりドロドロした色恋沙汰になっていないのは、おそらく浅丘さんがちょっと男性的な女性であることを本書から感じるからだと思います。

イメージ 3

最初、なぜ浅丘さんのことを林さんがこんな風に小説にしたのだろうと疑問に思ったのですが、表紙を見たら一目瞭然ですよね。林さんは美女がお好きなことでも有名ですけど、昭和30年にこんな女優が日本にいたというのはちょっと衝撃的な気がします。

あの頃、浅丘さんを支持するルリ子派と、清純派の吉永小百合のサユリストに男性ファンは分かれていたと言われていますが、当時、浅丘さんのようなファッショナブルなタイプの女優は日本にはまだ珍しかったのではないでしょうか。付き合っていた監督からも「フランスでも通用する女優だ」と言われていたようです。

また本書は、旧満州の地から話が始まるのですが、浅丘さんのお父様は、ラストエンペラー溥儀を抱え、傀儡国家のそしりを受ける満州国経済部大臣秘書官を務めており、満州の実力者である黒幕の、甘粕正彦(*)から「将来、(ルリ子を)ぜひ女優に」と見込まれたという話はとても興味深かったです。

読み終えて思ったのは、昔のスターと呼ばれる人には今よりずっと華があり人に夢を与えていたのだろうなあ、と。今は、芸能人と一般人がそうかけ離れていなくて、真似しやすかったり親しみを感じるほうが人気があるようなところがありますから。

スケールは違いますが、亡くなったマイケル・ジャクソン、彼はまさにスーパー・スターでした。奇行により才能が認められにくく、ファンだと言い出し難くなっていた方もいらっしゃると思いますが、もうあんな凄い人はなかなか現れないだろうなあと、時代が生んだスーパー・スターの追悼式に先週は涙してしまったのでした。

あ、本書を見て浅丘さんが亡くなられたと思った方もいらっしゃったようですが、浅丘さんはもちろんお元気ですので!(汗)

(*)日本の陸軍軍人。陸軍憲兵大尉時代に甘粕事件を起こしたことで有名(無政府主義者大杉栄らの殺害)。
「あまり力を入れずに、移動時間やお昼休みの空いた時間でも軽く読める本」の紹介をしようと思い、この書庫を作ったのですが、この『おばさん未満』はまさに流し読みする一冊でした。

図書館で本を探しているときに、水森亜土さんのイラストが可愛かったので偶然手にとったのですが、酒井さんの本とは知りませんでした。この先訪れる40代の老化のことが著者の体験から書かれているようでしたし、酒井さんを意識するような出来事が最近ありましたので、ちょっとそのことも書きたいと思います。

イメージ 1
●作者:酒井順子
○出版社名:集英社
●出版年月:2008年9月
○頁数:209P

あらすじ:「中年初心者の女性たちに贈るエッセイ集。髪、声、腹、口、旅、服、たるみなど、40の声を聞くと、老化の兆しはあちこちに・・・。自らも40代である著者が、中年初心者が陥りがちな罠を考察しつつ、「老い」への心構えを明るく提案するエッセイ集」

作者の酒井さんと言えば、2004年に『負け犬の遠吠え』が大ベストセラーになりました。世間に誤用されていった「負け犬」の語法でしたが、そのインパクトはすさまじく、まさに言葉だけが一人歩きして、喧々囂々の大論争に発展したりもしていましたが・・・。

あの本の登場以来でしょうか、仕事先でも習い事先でも、聞いてもいないのに(何の前触れもなく)いきなり、30代の女性が「私、結婚していないのですよ」と言って来られたり、最近では、習い事先で、「私、離婚しているのですよ。でも子どもがいます」などとロッカールームで2人になった時に言われ、目が点に・・・。

お天気の話をしていたのに、いきなりでしたからね〜(汗)。
「そうですか」としか言えませんでした。

おそらく、彼女たちはこれまでに職場や習い事先で「負け犬」というようなことを言われて不快な思いをされたのかもしれません。だから言われる前に先に自分から言ってスッキリしようと、そういうことなのかなあと。

普通に礼儀を持って人と接していれば、普通に会話ができるでしょうし、お互い気持ちよく過ごせると思うのですが。会社や趣味の場で、なぜ、いちいち個人のことを詮索して、アレコレ言いたがるのでしょうか?

習い事先のその女性は、「今は独身だけど、私は一度は結婚したのよ!子どもがいるから負け犬じゃないわ」と強調されているようでしたが、本当に私、そんな個人的な話をするために習い事に来ているわけではないので、正直ひきました。そして、あの本を引きずっている女性って今もいらっしゃるのだなあと、先日思ったのです。

あの本も借りて流し読みしましたが、著者の意図が大半の読者に正確に伝わらず、負け犬という蔑称だけが一人歩きしてベストセラーになった本だなと思いました。

著者はご自身を「負け犬」と述べているようですが、内心は決して負けと認めておらず、「勝ち犬」と世の中の主婦達を立てているようで、実はばかにしていることが明らかだと思うのですが。ホントだったら不快に思うところを「勝ち犬だわ」と喜ぶ主婦の姿に、酒井さんはほくそ笑んでいたのかもしれません。

とは言え、こういう本がベストセラーになる今の日本の国民性と言いますか、マスコミを通して勝手なブームを作ろうとしている出版業界の台所事情を見るようで、興味深くはありました。

イメージ 2

『おばさん未満』から話が完全にそれてしまったのですが、この作品も酒井さんの作品に共通する、

狭い世界でモノを見ていらっしゃるのだなあ〜

という印象が残りましたし、回りくどい説明やオチのない共感できないお話がほとんどでした(←関西人なのでエッセイはオチ重視)。

例えば、本文でこう書かれていましたが、
“お稽古ごとが好きな人というのは、その手の面倒臭い人間関係ごと、お稽古というものが好きらしいのです。狭いコミュニティーの中で仲良しグループを作ったり勢力をのばしたりすることによって、女学生気分を再燃させているのかもしれません”

全く私には理解できません。その手の面倒臭い人間関係を避けたいので、習い事をやめたり教室を変えたりしたこともあったくらいで、体験レッスンでその辺のことも下見をしているというのに(笑)。

先に読んでいた知人は、異世代や男性は、読んでもぴんとこないかもと言っていましたが、そうかもしれません。でも、40代になると人はその手の老化が始まったり、日常でそういうことを思うようになるのか、ということを垣間見た気がします。

そして、「加齢」は仕方のないことですけど、「老化」はある程度、本人の努力によって遅らせたり出来るところもあるので、頑張らねば!!と思うのでした。

イメージ 3

昨日から強風が続きます。昼間外に出ると、飛ばされそうな勢いでした。風に砂利も含まれていて、目が痛くなりましたし。先週と同じ場所に咲いていた桜を撮りましたが、先週と空の色が全然違いますね。
先週は晴れていたから満開でなくても桜が美しく見えました。この写真を見ると、早く電柱が埋め込みになるといいのになあと思います。

イメージ 4

週末はお花見になりそうですが、この強風で散ってしまいそうで心配!
あまり力を入れずに、移動時間やお昼休みの空いた時間でも軽く読めて、リフレッシュできるような、ちょっと癒されるような、そんな本をここでは紹介して行こうと思います。まずは『食堂かたつむり』♪

イメージ 1
●作者:小川糸
○出版社名:ポプラ社
●出版年月:2008年1月
○頁数:234P

あらすじ:「ある日、倫子はトルコ料理店のアルバイトを済ませ、インド人の恋人と同棲しているアパートに戻ってくると、彼は家財道具、調理器具、財産もろとも消えていた・・・。たった一つ残された祖母から譲り受けた“ぬか床”の壺を抱え、その日のうちに深夜高速バスで故郷に向かう。15歳で家を出てから一度も戻っていない10年ぶりの故郷。年賀状でしか交流のない“おかん”のもとへ。その結果、倫子は実家の物置小屋を改装し、山あいの静かな村で“食堂かたつむり”を始めることになるのだが・・・」

<登場人物の魅力>
主人公の倫子がスゴイな〜とまず感心したのは、恋人に家財道具から財産(将来お店を開くための現金を家にそこそこ置いてあったのです)まで奪われ、裏切られたのに、そのことに関してちっとも恨み言を言わ(思わ)ないのですよね・・・。

「恋人を含めて全て失ったことがきっかけで、人生が大きく一歩前進した」と、そういう風に前向きに捉えるのが倫子なのです。

10年振りの故郷ですが、そこで再会する登場人物が個性的!
すっぴんは顔の彫が深く、美容整形して女装した中年男のようなオカン
小学校のときの臨時職員で、アルゼンチン女性と結婚したが出て行かれた山男の熊さん

酒を飲むときはベンツでなく白馬に乗って来るオカンの愛人(どんなヤツだ!)


<白豚のエルメスのこと>
そして、人ではないのですが、話の中でとても重要な意味を持つ、オカンに飼われている白ブタのエルメス。エルメスは私もてっきりブランド好きなオカンが適当に付けたのかと思いきや、ほぉ〜とうならせる別の意味でした(笑)。

倫子は食堂を開くにあたって、オカンにいろいろと借金をしてしまうのですが、このエルメスの世話をするというのもオカンからの言いつけで、これまでオカンの書いた飼育ノートを見ながら世話をすることに。

イメージ 2

「あんまり食べ過ぎるとブタになるので、量は控えめに」と書いてあったのには、私も倫子と一緒に笑いました。エルメスの体重は軽く百キロを越す丸々と太った白い豚。
表紙の女の子の傍らにいるのが、おそらくそうなのでしょう(笑)。

オカンはエルメスにパンを与えていたのですが、いちいち東京の有名店から取り寄せるというこだわり!倫子は、そんなお金はないと、自分でパンを焼くことにするのですが、エルメスに食べてもらえるようにあれこれとパン生地を工夫している姿が微笑ましいです。

<食堂かたつむりとは>
倫子は熊さんの協力を得ながら店を造っていくのですが、どこかで見たようなことがあるような、けれど初めて入るような、そんな不思議な空間にしようと考えます。
人々がほっとして自分を取り戻すことができる、秘密の洞窟のような場所、それが食堂かたつむり。

だからお客は、1日1組だけ

前日までにお客様と面接もしくはファックスやメールでやり取りし、何が食べたいかとか、家族構成とか将来の夢とか予算などを、細かく調査します。その結果に基づいて、当日のメニューを考えます。

食堂かたつむりの名前にふさわしく、ゆっくりと時間をかけて味わってもらいたい。時計は置かずに、必要なときだけキッチンタイマーを使う。もちろん禁煙。音楽は、料理の音や外にいる鳥や生き物の気配。

そんな食堂に行ってみた〜い♡作者の小川糸さんは食べるのが大好きな方のようですが、そういう人は作るのも実は好きなのでしょう。この本はお腹の空いているときに読むと辛いかも(笑)。

<食べることは愛すること・・・>
誰かのために料理を作れるということは、本当に、心底幸せなのだという倫子の思いが伝わってきて、読んでいるとあたたかい気持ちになりました。
食べるという大切さを、キッチンに立つ度にいつも思い出したい、そんな風に感じさせてくれました。

倫子が祖母のぬか床を大切にしているのには理由があるのですが、ぬか床ってそういう貴重なものなんだ〜と驚きましたし、母親をオカンと呼んでいるあたりもそれっぽいのですが、何だかラストは女版「東京タワー」という感じがしました(「東京タワー」のオカンもぬか床命でしたよね)。

しかし、ラストは衝撃的でしたね・・・まさか・・・(って何が?)。
やはり映画もそうですが本もネタバレはダメだと思うので、このへんで。

<映画化決定!!>
この作品は映画化が決定しているそうですが、キャストはまだ決まっていないそう。
倫子は深津絵里さんとかイメージかなと思うのですが、年齢が合わないのですよね・・・いや、でも深っちゃんは年齢不詳で行けるかも!あのナチュラルさはスゴイ。

あと、上野樹里ちゃんなんかもいいのですが、イメージとしてはデビュー時の彼女かなあ。最近は資生堂のCMなんかにも出て女らしい感じになっているので、この役をするとなると資生堂が嫌がりそう。倫子は話の中で思い切った髪型になるのですから(笑)。

オカンは夏木マリさんがいいわ〜!なんて、どんどん想像(妄想?)が広がって行くのでした。

食べることが好きな人、お料理が好きな人、また野菜が嫌いな人も好きな人にも楽しんで頂ける作品かと思います。

イメージ 3

昨日の帰り道、コンクリートの隙間から出て来た小さな春。つくしです。
夕暮の冷たい風に揺れていたのですが、こんなところから生えてくるなんて、小さいけど逞しいなあ〜。

全1ページ

[1]


.
ひかる
ひかる
女性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!
話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事