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セレストロンのCGEM赤道儀の導入記を書いてみて驚いたのですが、ほかの人々がいろいろなブログで書かれている内容と比べると、私の奴が最もレベルが低いと言うことがあまりに明らかなので、恥じ入るばかりなのです。

まあ、そりゃウルトラ初心者なのですから、仕方ないのですが、私の導入記には数値だの図表だのは一切出てきません。
出すものがないからです。
てか、そう言った事柄に関しての知識がありません。
で、こうなったら、全くの初心者がどうやって赤道儀に慣れていくのかそう言った事を書いた方がウルトラ初心者にはいいのではないかと思ったのでした。
思うに、自分が最初に買った赤道儀はVixenのSXW赤道儀でしたが(買ってまだ4ヶ月くらい)導入にはそれはそれは苦労しました。
初心に帰って自分の苦労したところとか書き留めた方がおもしろいと思うのです。

この赤道儀を購入される人には当然の事が、私にとってはものすごく大きな壁となっております。
最初の方で言っておりました、極軸合わせに関して言えば、うちの家の庭からは、北極星が見えないというハンディがありましたが、思いっきり南に移動すると、なんとか隣の屋根の上にわずかながら北極星が見えるので、一安心。
そのおかげで、南半分の多くの部分が木の陰に入ってしまうという難点がありますが、ま、時間さえ自由になれば星は動くのでよしとしています。

初心者にありがちなのは、うまく設定しないとちゃんと動いてくれないと言う不安です。
でも、心配は無用。
数値を使わない、あるいは機械化されていない素人の設定で行う極軸あわせなんか、けっこういい加減なものなのです。
極軸望遠鏡で北極星をにらみつけて、この辺かな?で合わせてますが、正確に合わせているかと言われると、どうなのか自信はないのです。
極軸望遠鏡でどの状態になったときが極軸あわせが出来ているのか分かっていないのですから、ま、正確さを求める方がどうかしています。

さすがに、毎回同じ庭に出しているので、正確な緯度経度はGPSで分かっているのであんまり無茶な狂い方はしていないと思いますが、やはり、正確性という点ではかなりあやふやです。
その状態から始める導入記ですので、初心者の皆さんにはよろしかろうとは思いますが、熟練者の皆様にはおしかりを受けることと思います。
「無茶しやがって。」」
とか
「バカめ!」
などと思われていると思うのです。

それでも、毎回設定しているうちに慣れてくるのでしょうか、だんだん精度が上がってきます。
このだんだん慣れると言うことが思いっきり重要です。
なぜ精度が上がるのかは分かりません。
たぶん、熟練なのだろうと思います。
どんな性能の良い機械であろうとも、使う人が慣れていなければうまく動かないものなのだろうと思うのです。
あきらめずグダグダやり続けると何となく極軸が合うようになってくるのです。

実際のところ、CGEM赤道儀で最初に搭載した望遠鏡はKENKOのSE120です。
焦点距離600ミリの短焦点望遠鏡でしたが、これだって最初は外してばかりでした。
と言うより、このクラスの望遠鏡でさえツースターアライメントの最初の星がファインダーにも入らないずれで(緯度経度、時刻の設定は完全)苦労しました。
ところが、何回となく設定し直していくうちにだんだんと最初の星がファインダーに入るようになってきます。
それがどうしてなのか分かりません。
おそらく、知らない間に極軸あわせが上手くなっているのでしょうけど、望遠鏡を目指す星に向けてCGEM赤道儀が動くようになってくるのです。
そうなると、次はちょっと焦点距離を伸ばして、VixenのR200SS鏡筒に変更です。
こちらは焦点距離800ミリですので、ちょっとだけ難しいのです。

この辺の手順を今、初めて望遠鏡を買った、見ようと思うと言う人を前提にお話しすると、まず、赤道儀を組み立てます。
これは、マニュアル通りにやってください。
組み立てられなかった人はサポートにお電話して下さい。
並行輸入の人は英語マニュアルを深刻に読んで下さい。
通常製品を購入した人は、最初に7.7キロの重りがついてきますので、口径20センチクラスの望遠鏡ならこれだけでいけると思います。
重りを載せる軸と重りは最後に取り付けましょうね。
さすが、「重り」と言われるだけあって重いので、後からがいいです。
赤道儀が組み立て終わりましたら、次に望遠鏡を載せるのですが、CGEM赤道儀は日本のメーカーの望遠鏡規格じゃないのを知っておかないと困ります。
日本のメーカーの規格はVixenの規格ですから買ってきてすぐにCGEM赤道儀にVixenだのKenkoだのの望遠鏡を載せることができません。
なので、CGEM赤道儀を購入するときにはVixen規格に変換するプレートも一緒に買わないといけません。
その辺は、望遠鏡を販売しているお店に聞けば教えてくれますので大丈夫です。
いろいろなタイプがありますので、お店に相談するといいと思います。

さて、CGEM赤道儀に変換プレートを取り付けたら望遠鏡を載せます。
この時点で、望遠鏡は北を向いているはずです。
と言うか、赤道儀の極軸をだいたい北に向けて設置していないと赤道儀が赤道儀として動かないので、北極星が見えてるときは北極星の方向に、見えないときは磁石を頼りに北向きに設置して下さい。
まだ正確に北を向いてなくても大丈夫です。
初めて設置されるときには、三脚は一番短い状態で設置した方がいいと思います。
三脚を伸ばすと、やはり、重心が上になるので不安定になりますし、案外、風にあおられただけで揺れる事もありますので、初めは一番短い状態がいいと思います。
さて、この時に一番望遠鏡を載せやすい状態が軸線が北を向いている状態なので(望遠鏡を載せるときに横向きに載せなくてもすむ状態)そのまま望遠鏡を載せましょう。
わかりにくかったと思いますので、ちょっとだけ解説を。
カタログや天文雑誌に出ているCGEM赤道儀の写真があるでしょ?あの写真の状態が望遠鏡を一番載せやすい状態です。
あの写真のように組み立てて北を向けましょう。
で、望遠鏡を落とさないように注意しながら載せて下さいね。
SE120くらいなら軽いですが、R200SSくらいだと、女性の方は誰か隣に居てくれた方が安心できると思います。
レールに望遠鏡がきっちりはまっているのを確かめてネジを締めて下さい。
これで赤道儀に望遠鏡が載りました。
次に望遠鏡のバランスを調整します。
これは、望遠鏡の重さと、バランスウェイトの重さが釣り合っているかを見るのですが、ネジを緩めると望遠鏡がだら〜んと倒れ込んで行きます。
CGEM赤道儀のネジはけっこう硬いので、なかなかバランスがとれたかどうかは分かりづらいのですが、望遠鏡とバランスウェイトが水平になるようにウェイトを動かして下さい。
こう言うことを言うと怒られますが、初めての人で、小さな望遠鏡を使う場合、あんまり深刻に調整する必要はありません。
適当でもなんとかなります。
望遠鏡の重さが5キロ程度なら、CGEM赤道儀の対荷重量が18キロなので、モーターの根性でなんとかなります(でも、負荷はかかってるので慣れてきたらしっかり調整しましょう)。
で、だいたいこんな感じかな?と思ったら元の位置に戻しましょう。
きっちりとネジを締めてください。
これで望遠鏡そのものの設定は終わりです。

ここまで来たら、ようやく赤道儀の電源を入れます。
極軸望遠鏡を同時に購入された人は、ここから一応の極軸あわせを始めます。
でも、望遠鏡が北を向いている状態では極軸望遠鏡は見えません。
ちょっと考えたら分かると思いますが、赤道儀は望遠鏡を支える軸が1本入っていて、その先にバランスウェイトがついています。
極軸望遠鏡はその軸の向こう側を覗かないといけないので、望遠鏡が北向きだと軸が邪魔して見えないのです。
そういうわけで、軸にはちゃんと穴が開いてます。
望遠鏡をコントローラーの上下矢印キーを使って西向きにして下さい。
極軸望遠鏡の入り口を見ながら操作すると、軸に穴が開いていて、向こう側が見てるようになります。
見えてきたらキーを止めます。
これで極軸望遠鏡が使えるようになります。
さっそく極軸望遠鏡を覗いてみましょう。
北極星が見えましたか?
たぶん、最初は見えてないと思います。
気にする必要はありません。
最初から見えるのはよほど運が良いか、まぐれです。
赤緯方向、赤経方向に微調整しながら北極星が中央に来るようにして下さい。
赤緯方向には赤道儀に目盛りがありますので、自分の住んでいる場所の緯度はだいたい分かると思いますから、そこに合わせたらいいでしょう。
ただ、CGEM赤道儀はネジが非常に硬いので、根性を入れないと動かない事があります。
力任せでも大丈夫です。
壊れることはありません。
女の人の力では動かない事もありますので、力自慢の男を配置するのがいいでしょう。
力自慢の男が居る場合は赤経方向は北極星に向くように三脚ごと動かしてしまうのもありです。
三脚が壊れない程度に動かしてしまって、極軸望遠鏡の視野内に北極星が見えてから微調整してもいいのです(本当はダメです)。
ここも、最初はだいたいでかまいません。
正確に合わせるのはなかなか熟練の作業なので、ここで止まってしまうのはおもしろくないのです。
でも、極軸望遠鏡は星を見るための望遠鏡ではありませんので、それほど明るく北極星が見えるわけではありません。
初めて見る人には「あれ?こんなに暗いのかな?」と思われるかもしれません。
暗視野照明で赤い線が表示されていたりすると見落としたりする程度の北極星の明るさですので望遠鏡と言うにはあんまりふさわしくないかも知れません。
なんだかよく分からない場合は、十字線の真ん中に北極星を入れてしまっても少々の自動追尾はいけるので説明書だの解説だのにこだわってしまわなくてもかまいません。
初めてで成功するのはよほどのことが無い限り無理です。
気にせず行きましょう。

こんなにいい加減な事でいいのかと初心者の人(自分も含めて)は思うでしょうけど、赤道儀に内蔵された追尾装置がそれこそ精密な写真を撮るのでなければ適当に補正してくれるのでいい加減で大丈夫です。

あ、ちょっと長くなりましたので、ここで休憩です。


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