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「管理人さん、最近何してるんですか?」 「知ってるくせに聞くな!忙しいんだよ。」 「忙しいって、最近アニメばっかり見てないですか(笑)。」 「ま、アニメばっかりと言うわけじゃあないけど、ホント、1日があっという間に終わるわ。勘弁して欲しいよ。」 「と言うか、あなた、趣味持ちすぎ(笑)。体が持たないでしょ。」 「ああ、若い頃は平気だと思っていた事が全然出来ないな。やっぱ年齢には勝てないよな。」 「しかも、この季節、毎年のように繰り返される葬式にも悩まされてますね。」 「なんかさあ、人間の死ぬ季節って、平均したらある季節が飛び抜けて多いとは思わないんだけど、冬は葬式多いな。てか、オレの知り合いにだけ冬に死ぬ人が多いのか?オレは春に死にたいけどなあ。」 「へえ、なんで春に死にたいんですか。」 「冬に死ぬのは何となく寂しい気がするんだよ。しかも死因がおそらくあんまりぽっくり行けるような死因じゃないと思うんだ。」 「そうでしょうか?冬なんかだったら、何となく心筋梗塞とか、脳出血とか、あっさり行けるような感じがしますけど。」 「そうかなあ?急激な温度の変化ってのはやっぱ、恐怖だと思うんだよ。だから冬は却下。で、夏もダメだよな。」 「何でですか?」 「そりゃ、お前、通夜から葬式までの間に友引が入って見ろ。かなり苦しいぞ?」 「大丈夫ですよ。ドライアイスでカッチンカッチンに冷やしますから。」 「オレさあ、家族の連中に常々言ってあるんだけどさあ、オレの死亡宣告は、心臓が止まって、死後硬直が「終わって」ぐんにゃりして、腐臭が漂ってから、って言ってあるんだよ。」 「あ!卑怯者!誰にも臓器を提供しないつもりでしょ!」 「え?オレの臓器なんか使い物にならないだろ?たぶん。ずいぶんひどい使い方してるから。」 「そうでしょうか?皮膚とかも使えるんじゃ無いでしょうかねえ?知りませんけど。」 「ダメだね。オレは往生際が悪いんだよ。死に際は浅ましく無様に情けなく行きたいものだ。異論は認めん!1回しか死ねないんだぞ?だったらじたばたしてもいいはずだ。」 「いや、死んでから後はどうでもいいんじゃないですか?死んじゃったら痛くないんでしょうし。」 「バカ言え!痛いかも知れないだろ。お前、死んだ人に聞いたのか?『あなた死ぬとき痛かったですか?死んだ後、痛いですか?』とか聞けたのか?で、答えてもらったのか?」 「死んじゃったら聞けないじゃないですか。」 「だったら、どうなるか分からないだろ!てことで、オレの死は死後硬直が解けるまでね。」 「でも、でもですよ?」 「何だよ!」 「もし、死後も痛みを感じるとしてですよ。肉体が腐敗を始めるってのは痛くないんでしょうか?」 「あ、それはちょっと予想してなかったな。痛いんだろうか?」 「試してみて下さいよ。」 「試したら戻れないだろ!!てか!!なんで死後の話になってるんだよ。お前が葬式の話をするからだろ!!オレは楽器の話をしようと思っていたんだよ!!写真と全く関係ない会話が続いていたら皆さん、驚くだろ。お前、写真の説明しろ!!」 「分かりましたよ。この写真はユーフォニューム、あるいはユーフォニアムという金管楽器ですよ。吹奏楽では一般的ですが、オーケストラではあんまり使われないので、知らない人も多いかも知れません。」 「着々と一人吹奏楽団の準備は進んでるよな。もう少しだ。あと、チューバとサックスだけだ。でも、チューバやサックスはあんまり興味がないんだよな。」 「いや、この楽器の事を説明して下さいよ。」 「別に説明するほどの事もないだろ。ヤマハの下から2番目の安い奴だよ。しかも中古だよ。マウスピーズの径がトロンボーンと同じだから何とか音は出せる。4本ピストンなのは使いづらいが、3本しか使わなくても音は出せるので大丈夫なはずだ。」 「4本ついてる意味がないじゃないですか。」 「だって、指使い知らないんだから仕方ないだろ。3本で十分だ。」 「そういう事言ってると本当に欲しがってる人に恨まれますよ?」 「じゃあ、オレが欲しくなかったとでも言いたいのか?オレは非常に欲しかったぞ?なんせ、この楽器がないと低音域の楽器が貧弱だからな。行進曲『旧友』を演奏するためには是非とも必要だ。」 「え?『旧友』やるんですか?難度が高いですよ?金管楽器は何とかなったとして、木管楽器はどうするんですか?」 「だよな。木管楽器は動きが速くて困るよ。指が追いつかない。だからサックス欲しくないんだよ。あれ、覚えるの大変そうだろ?」 「ウソ言いなさい。クラリネットで懲りてるからでしょ?」 「ああ、クラリネットは少なくとも高校生までには練習を開始してないと指が追いつかないよな。なんであんなに難しい運指なんだ?」 「さあ?吹ける人には簡単なんじゃないですか?」 「だいたいさあ、オレはトランペット出身だろ?基本的に3本のピストンさえあれば何とかなるわけだ。それが、クラリネットはありゃ構造からしてオレに勝ち目はない。」 「じゃあ、負けを認めるんですね?」 「認めるわけないだろ。絶対一人で全部演奏しきって曲完成させてやる。今のところ、トランペット、トロンボーン、フリューゲルホルン、フルートの演奏は披露してるだろ?もう少しだ。」 「いや、どれか一つに道を究めた方がいいんじゃないですか?」 「アホやなあ。オレに楽器の才能があると思うか?」 「ありませんね。下手です。」 「だろ?どんなに練習しても乗り越えられない壁があるんだよ。だったら、乗り越えずに他の楽器に手を出すのが短い人生の中で有効な生き方だ。」 「どうなんでしょうね?そんなにやりたいんだったら、ファゴットとかオーボエとかも手を出しませんか?(笑)。」 「いや、ファゴットってのはあれは、ここだけの話、設計ミスじゃないのか?あの運指、理解できないわ。当然、買う気もない。絶対覚えられない。」 「でも、ファゴットって高いから大学生になってから始める人もいるじゃないですか。だから出来ない事はないと思いますよ?」 「だから、小編成の吹奏楽にはファゴットもオーボエもいらないんだよ。編成をでかくするな!」 「じゃあ、E♭のクラリネットはどうしましょうか?」 「いらない。オレには聞き分けられない。必要最低限の編成で十分だ。これ以上、楽器を置く場所もない。」 「あ、そうだ!打楽器はどうするんです?」 「スネアは何とかなりそうだけど、ティンパニはどうしようもないよな。あれはどこかに出かけていって録音する以外に方法はない。」 「買いましょうよ。」 「バカ言え!どこにおくんだ。あと、シンバルは叩くと取り返しがつかない騒動が起こりそうだ。」 「よく続きますねえ。まあ、頑張って下さいよ。」 「ああ、頑張るわ。」 遊び続けていないと不安になるので、ひたすら遊んでます。 気がついたら夜中なので困ります。 |

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