「おや?もう諦めてたと思ったのに案外続きますね。」
「アホか。そんなに簡単に諦めるわけないだろ。自分の身に降りかかってることなんだから。」
「じゃ、どうして続編がなかなかでなかったんですか?」
「そりゃ、お前、パソコンのデータ全部吹っ飛ばしてまだ復旧作業してるからだ。あと、年取って新しい単語を覚えるのが難しくなったってこともあるな。」
「ですよね。何回読み返しても新しい本読んでるような気がして楽しいでしょ?」
「うるさいわ。今回は、眼科に行く前に覚えておく本を終えたので、眼科に入ってから驚くことのない心の準備編だ。」
「え?そんなに心の準備が必要なんですか?」
「オレは必要ないけど、必要な人もいるんじゃないか?とりあえず、視力検査は学校でもやってるからそれほど驚かれたりはしないけど、眼科で最初にお目にかかる機材は、なんと言ってもOCTだな。」
「OCTって何ですか?」
「ああ、オレもよく知らないけど、光干渉断層計(optical coherence tomography)と言うのの頭文字でOCTと言うらしい。オレが子どもの頃には眼科には置いてなかったような気がするので、たぶん最近開発されたんじゃないかな?」
「あなたの最近ってのは平成に入ってからとかそう言うのですから全然あてになりませんけど。」
「で、OCTの結果を医者からもらって説明を受けるわけだよな。」
「そりゃそうでしょうね。」
「ところが、そんなもの見せられても分からないわな。」
「そりゃそうでしょうね。」
「繰り返すな!OCTの読図ってのは医者の領域なので医者以外は判定してはいけないことになってるんだよ。」
「だったら、医者に任せたらいいじゃないですか。」
「やだね。てことで、今回紹介する本はこれだ。」
「『OCT読影トレーニング』という本だ。」
「トレーニング積むんですか?(笑)。」
「アホやなあ。OCTの結果見せられて眼科領域のことを知らない人が分かると思うか?」
「思いません。」
「だったら、まず、正常な人の目のOCT画像が必要なんだよ。それと見比べて自分のどこがダメなのか判断しなきゃいけないだろ?その辺の人捕まえてきて『あの、OCT受けてくれませんか?』とか頼めるか?頼んでみてその人が正常じゃなかったらどうするんだよ。オレはどう言う画像が正常かどうか分からないのにどうしろと言うんだよ!」
「別に怒らなくてもいいですから。」
「で、緑内障ってのは定義づけとしては『緑内障性視神経症』というわけだから、OCTで眼底と視野の構造的異常を見るわけだ。」
「どこで覚えてきたんですか?そんな教科書みたいな物言いは。」
「で、正常な人のOCT画像と見比べて驚くわけだ。」
「ま、驚くでしょうね。」
「何しろ、この本に出てくる緑内障患者のデータより悪いんだから驚くよな。あれ?オレの方が赤いところにいっぱい線が来てる、とか思うわけだ。」
「思うじゃなくて、実際にそうなんでしょ?」
「まあな。OCTの検査に合う形で視野が欠けてるので大体合ってるわ。」
しかし、検査器具の進歩には驚かされることが多いのです。
昔、CTが出来たときに子ども心に「すごいなあ」と思ったものですが、今や当たり前みたいになってきてますし、どんどん小型化されて性能も向上して、いつ買えば良いのか迷うところです。
買ったばかりのパソコンなのにすぐに新型が出て泣くような事がないようにしたいものです。
まあ、私はパソコンは自作しますので、最新のCPUじゃなくて最新のCPUが出たらすぐに1つ前のCPUを買う意気地なしですけど。
てか、OCTなんか買いませんから(笑)。
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