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アレキサンドライト・キャッツアイです。
かなり大きな石です。
15.31カラットありますけど、さすがにここまで大きいと完全無欠と言うわけにはいかないようです。
根性を入れて撮影しましたが、まるでダメです。
カットの形式がカボジョンだというのもありますが、接写で撮影すると焦点が合いません。
形状が丸いので一番上の部分に焦点があっているので、ほかの所はぼけてます。
その上、カボジョンなので、どうやっても光源を隠すことができません。
脇石のダイアは1.253カラットなので、アレキの大きさはすごいんですよ?たぶん。
キャッツアイ効果を出そうとするとものすごく撮影が難しい一品です。
まっすぐにキャッツアイが入っているんですが撮影すると案外怪しいですね。
2枚目の写真は紫外線をあててみました。
実際には(見た目は)オレンジ色に輝くんですが、その色を出そうとするとデジカメが妙な動きをするので困りました。
紫外線はやはり目に見えないので当然、明るくないらしく、デジカメも露出関係が正常に働かないようです。
ま、プロではないのでいいのではないでしょうか?
「この石、高いのか?」
「さあ、分かりませんよ。宝石は知識ないですから。第一、この写真実物とまるで違うじゃないですか。」
「そうだよな。写真で撮影すると全く違う姿になるってのはある意味、偉いのかも知れないぜ?自分の素顔を相手に知られたくねえんだよ。」
「この石も当然のことながら管理人さんの引き出しの中に秘密で隠されてます。実にもったいない。あ、鉱物好きの皆さん!アレキサンドライト・キャッツアイって言ってますが、鉱物名はクリソベリルですよ。こっちの方が聞いたことありますよね。」
「ま、ベリルならよく聞くよな。部屋の中にいっぱい転がってるし。じゃあ、この石もきっと安物に違げえねえぜ。」
「いや、これはたぶん別格だと思いますよ?なんだか不思議な鑑別書がついてますから。」
「しかし鑑別書見て驚いたぜ。この石がこんなにきれいに撮影されてるじゃねえか。いったいどうやって撮影したんだ?オレとしてはそっちの方が気になるぜ。」
「きっと宝石だけを特別に撮影するプロがいるんだと思います。でも、管理人さんも石をいつも撮影してるんですから三脚くらい買ったらいいのに。デジカメを持って紫外線ライトをあててる姿はマヌケですよ。2枚目の写真を見て下さいよ。宝石の中央よりちょっと上に光っている奴が紫外線ライトですけど、写真を撮った角度と紫外線ライトの当たっている角度を見たら、実におかしな格好で撮影しているのがよく分かります。あのライトもカメラも手で持ってるんですよ(笑)。」
「ああ、オレも見てたよ。うまく撮れねえから何十枚も撮影してたぜ?バカだな(笑)。」
「あ、管理人さん撮影が終わったらもう仕舞っちゃいましたよ。いったい何のために宝石なんか持ってるんでしょうか?」
「さあなあ?昔フィリピンにマルコス大統領ってのがいたじゃねえか。そいつの奥さんが履きもしねえのに3000足くらいな靴を持っていたらしいが、そんな奴じゃねえか?持ってたら気が済むんだよ。要するに物欲だな。」
「どうせ見ないし使わないんでしたら売ればいいのに。そう言うブラック・ホールみたいな性格はやめて欲しいですよね。」
「たぶん、売れねえんじゃねえか?こんな石はよっぽど物好きじゃねえと買わねえよ。考えてみろ。ふつう最初に買うのは真珠のような気がしねえか?フォーマルな場所には1つは欲しいだろ?で、次はダイアだ。だいたいその2つで宝石なんか終わりだぜ。それ以上は買わねえよ。」
「いや、それで終わったら宝石店なんかみんな潰れますよ。ルビーとかサファイアとか買ってですねえ。だんだん深みにはまっていくんだと思いますよ?」
「はまらねえよ。石は自然石の方がいいはずだ。これからは宝石店にも三葉虫の化石なんか置くと売れるはずだ。」
「いくら何でも三葉虫はないでしょう。せめてアンモナイトくらいにしなきゃ。でも、アンモナイトの化石だってオパール化したのは高いですよ?あれは宝石じゃないんでしょうか?」
「じゃあ、オパール化した三葉虫を探せよ。絶対にあるはずだ。」
「それはないと思いますよ?」
この石を撮影して、二度と宝石の写真など撮らないと心に誓ったのでした!
では
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