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不安というのは、気がついたら強迫観念に陥ります。
たとえば、「手が汚れている」と言うのが不安だったら、「いつも手を洗っていなければならない」と言う強迫観念が起こったりします。
で、私の場合「筆記用具がなくなる」と言うのが不安です。
なので、今、引き出しをあけてシャーペンやボールペンを出してみたらこんなにありました。(これで4分の1くらいです。)
「要するに、あいつがバカだって事だろ?」
「それは違いますよ。強迫観念の場合は自分でもおかしいと思ってるんですよ。」
「じゃあ、それは正常じゃねえか。あいつはバカだから自分でもバカだと思ってるんだったら正常だ。」
「いや、どう説明したらいいんでしょうねえ(笑)。おそらく管理人さんはバカではないと思います。ちゃんと日本語も理解してるようですし。そう言う意味では知能的にはごく平凡な人間だと思うんですよ。でも、『筆記用具がなくなる』と言うのは不安なんですよ。不安とバカとは無関係です。」
「まあ、あいつは5歳の頃に『あと50億年したら地球がなくなる』とか言って泣いてたから不安だらけなんだろうよ。」
「確かに管理人さんは人より不安は多いと思いますよ。いつも『こんな文章を書いていたらそのうち気が狂うんじゃないか?』とか思ってますし。」
「それも間違ってるな。『そのうち』じゃねえ。『今』が正しい。すでに狂ってるんだよ。」
「うるさい!!人を狂ってると言うな!!」(管理人の声)
「え?でも管理人さんの頭の中に私たちがいるんですから、ある意味狂ってますよ。」
「そうだな。お前たちいい加減オレの人格の中から出て行けよ。」
「イヤですよ。あなたの人格の中でしか私たちは生きていけないんですから。あ、知らない人も多いと思うので、ここでちゃんと説明しておきますけど、いつも登場してる2人の語り手は管理人さんの人格の中に出てきた妄想なんですよ?(笑)。だから、対話してたり会話してるように見えますが、実は独り言なんです。」
「いちいち説明するな!お前たちが出てくるようになって、知らない間に冷蔵庫の中の物がなくなったり、勝手にカードを使ったり、被害が大きいんだぞ。」
「それは私じゃないですよ。でも、なんで『筆記用具がなくなる』なんて不安を抱くんですか?」
「ま、正確には『不安』ではないな。『現実』だよな。オレは本当にすぐに物をなくすからな。特に日常生活で欠かせない何かは必ずなくす。」
「知ってますよ。ハサミだの電卓だのUSBメモリだのとにかくなくしてますね。あなた人生の3分の1くらいは物を探すという行為で終わるんじゃないですか?」
「そう思うよ。だからだ!!絶対になくなっても大丈夫なように、なくなる以上に同じ物を買うんだよ。もし1日1本シャーペンをなくすんだったら、1日2本シャーペンを買えばなくなることはない。ハサミだって10個も買ったら手近に1つくらいはあるんだよ。電卓も5個あれば大丈夫だ。USBメモリに至っては30個くらいあるよ。」
「まあ、シャーペンやハサミや電卓はどれを使用しても同じ効果が得られると思いますが、USBメモリを同じ容量で同じデザインのを30個も持っていたら困るんじゃないですか?」
「ああ、非常に困る。と言うより、この前シャーペンを10本買ったら『どこの会社名で領収書切りますか?』とか聞かれたよ。普通の人は10本も個人では買わないよな。」
「しかも、あなたは色違いにするとかそう言う事を全く考えませんからねえ。同じ色のシャーペンを10も20も買ったら怪しまれるんじゃないですか?」
「でもさあ、オレってものすごくだらしない奴だってこの頃気がついて驚いてるよ。」
「え?今頃気がついたんですか(笑)。」
「ホント、自分でもイヤになるほど物をなくすよな。なぜなんだ?」
「そんなの簡単ですよ。片付けないからです。」
「そこなんだよ。なんでみんなは片付けられるんだ?オレは片付けていたら余計に散らかるからな。」
「物を持ちすぎですね。片付ける途中でマンガを読み始めたりしたらダメでしょ。そう言うの捨てて下さいよ。」
「だって、捨てるのは勇気がいるんだぞ?」
「だから、普通の人は普通にいらなくなった物は捨てるんですよ。」
「大学生の頃、履修が終わった講義の教科書を捨てる奴がいて驚いたが、オレには出来ないな。」
「でしょ?だからあなたは小学校の教科書も持ってるんですよ。いい加減捨てて下さいよ。」
物が捨てられません。捨てられない人、仲良くしましょう!
では
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