|
本日も2階の掃除をひたすらやってましたら、実に興味深い物が出てきました。
「管理人さん!!これって日本万国博覧会、俗に言う『万博』もっと昔風に言えば『エキスポ70』の入場券じゃないですか!!」
「そうだよ。しかも驚くべき事にこの入場券は使われていない。」
「こりゃまたとんでもない物が出てきましたねえ。」
「な?だからうちの2階は『タイムマシン』だと言っただろ。」
「これは本物だったらお宝ですよ。」
「本物に決まってるだろ!!だんだん思い出してきたよ。1970年の万博。要するに日本が先進国の仲間入りしたような気がした浮かれ時代。しかも三波春男が『こんにちわ』とか歌ってた時代。オレはまだ小学生だったんだ。」
「そんな事、知ってますよ。で、なんで本物なんですよ。」
「オレは非常に万博を楽しみにしていた。で、親父にせがんで万博を観に行く約束をさせたんだな。で、ついに夏休みの終わりくらいに行くことにしたんだよ。ところがだ!!オレは夏休みの宿題を全然やってなかったんだ。もう2学期が始まるのにまるっきり。それが親父にばれたんだな。そしたらなんと親父の野郎『夏休みの宿題も出来ない奴に万博なんか連れて行かない。』と言いだして本当に行かなかったんだよ。ホテルとか全部解約。当然オレは大泣きしたが親父は頑として受け付けなかった。」
「なんか、星一徹のような親父ですね。」
「今でこそ万博なんかどこででもやってる日常行事だが、あの当時はものすごい熱気というか要するに世の中バカだったんだが、とにかく行かなきゃならない国民的行事だったわけだ。」
「じゃあ、同級生も行ったんですね。」
「ああ、万博の話しだらけだったよ。『太陽の塔』がどうのこうの、オレなんか見てないから全然分からないんだよな。」
「今だったらいじめられますね(笑)。」
「あの頃の熱気はいったい何だったんだろうな。どうでもいいけど。」
「このまま探し続けたらもっとすごいものが出てくるかも知れませんねえ。」
「もう出ないよ。」
「いや、怪しい。何か他にも隠してるでしょ。」
「隠してないよ。」
「ウソ言わないで下さい。あの古墳から盗んできた土器の破片とか、まだあるんじゃないですか?」
「ああ、そう言えばそんなのもあったな。じゃあ探してみようか?」
「ほら見なさい!他にないんですか!」
「うるさい奴だな。探したら『草薙の剣』とか『因幡の白ウサギ』の毛とかあるんじゃないか?ああ、もしかしたら『漢の兵馬俑』とかもあるかも知れないな。」
「それはないですね。でも、あなただったら奈良時代以降の何かを隠し持ってる可能性は否定できません。」
「持ってるかも知れないが、そう言う奴は『開かずの間』には置いてないんだよ。どうせげっそりするような物が出てくるんだよ。」
「珍しい物がいっぱい出るといいですね。」
「オレは早く2階をふつうに使いたいだけだ!」
何が出てくるか分かりません(笑)。
何でもため込む癖はこう言う時おもしろいですね。
では
|