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1910年の日韓併合以来、朝鮮半島は朝鮮総督府によって運営されました。 その時に教科書も編纂されました。 この膨大な資料が今回の一品。 「朝鮮総督府編纂教科書1922〜1928年」 です。 これって、復刻版なのですが、全部で66冊あります。 通常この本は揃いで9万円以上するんですが、何を思ったのか、と言うより、明らかに間違った値段で売りに出されていたのを押さえました。 これでいいのか?と思うような値段です。実売価格の10分の1くらいですね。しかも、新品でした。 朝鮮半島で日本帝国主義は朝鮮人の名前も文字も奪ったと韓国では言われています。 「わが民族は日帝の内鮮一体(日本と朝鮮が一体になること)、日鮮同祖論(日本人と朝鮮人は同じ祖先を持っているという考え)、皇国臣民化のような荒唐無稽なスローガンのもとで、わが国の言葉と歴史を学ぶことが出来なかった。また、皇国臣民の誓詞暗誦、宮城遙拝、神社参拝はもちろん、はなはだしくはわれわれの姓名までも日本式に変えるように強制した。日帝はこれを拒否する人に対しては投獄、殺傷までも躊躇せず、このような政策に従わない宗教系統の学校は閉鎖された。」(『韓国の歴史』国定韓国高等学校歴史教科書 397ページ) この引用は、韓国の高校の教科書の翻訳文で、韓国で教えられている歴史です。韓国には国定の教科書が1種類しかありませんので、高校生は全員この教科書で教育されます。 この教科書によると、朝鮮半島の人は日本に支配されていた間は文字も歴史も教えられず、拒否した人にはひどい目に遭わせたと書かれています。 また、日本の教科書にも同じような記述が見えます。 ところがこの教科書(修身:道徳の昔の呼び方)を見ると、文字を奪ったというのはウソだと言うことが分かります。 児童用のふつうの教科書と、教師が使う指導書をお見せします。 5枚目の児童用の写真で明らかなように、上段には日本語で、下段にはハングルで 「ゴミを道に捨てると通る人が迷惑します。」 と書かれています。 韓国の人が声高に「文字を奪われた」と主張する朝鮮総督府支配下の教科書には実は日本語とハングルが併記されていたのでした。 しかも、6枚目の教師用の教科書にも日本語とハングルが併記されています。 教師用に日本語とハングルが併記されているのは、おそらく、朝鮮人の教師にも分かるように配慮されたものだろうと思います。 もし、日本帝国主義が韓国教科書通りに 「日帝は世界史でその類例を見いだせないほど徹底した悪辣な方法でわが民族を抑圧し、収奪した。これによってわが民族は生存権まで脅威にさらされた。」(『韓国の歴史』390ページ) で、あるなら、なぜ朝鮮総督府はハングルを教育に取り入れたのか、あるいはなぜ朝鮮人を教育しようとしたのかが分かりません。 学校に児童を通わせる余裕がある家を指して「生存権の脅威にさらされ」ているとは言いません。 少なくとも、朝鮮半島では朝鮮人を含めて普通学校は義務教育でした。 少し韓国の歴史教科書はおかしいのだろうと思います。 この辺の事が明らかにならないと、本当の意味での日韓友好はないだろうと思うのです。 |
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2010年01月14日
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