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綺麗な標本だったらとんでもない値段のつく「海サソリ」です。 カンブリア紀の頃から棲息していたらしいですが、この動物が今のどの動物の先祖になるのか決定的な説はありません。 しかし、私の見るところ、地球上に登場した生物の中での三大珍味の1つに上げられるのがこの「海サソリ」です。 ちなみに、第一位は当然の事ながら「三葉虫」です。 第二位は「アンモナイト」が入ります。 で、第三位が「海サソリ」なのです。 参考までに第四位は「ベレムナイト」です。 さてこの「海サソリ」ですが、私の想像するところによれば、結構殻が固くてむき身にしづらいのです。 さっと湯を通すとかそんなワザも考えられますが、かえって殻が変成して余計に硬くなるかも知れません。 でも、生きたままでむき身にするのはちょっと無理っぽいです。 なので躍り食いとかそう言うたぐいの食い方も難しいと思います。 こう言うのは、おそらくベトナムくらいの子どもの手で剥かれるんだと思います。 「なんてこと言うんですか!!!児童労働は禁止なんですよ!!」 「うるさいなあ。カンブリア紀にそんな禁止条項はないよ。と言うかそんな時代には人間もいないよ。」 「じゃあ、ベトナムの人に謝りなさいよ!今直ぐに!!」 「なんでそんなに無気になるんだよ。悪かったよ。ごめんなさい。ベトナムのみなさん。でもベトナムの人って何となく指が器用な気がしたんですよ。」 「ああ、そう言えばベトナムの人って器用な感じがしますよね。アオザイなんか絶対工芸品としては逸品ですよね。」 「でもさあ、あれって一度作ったらうかつに太れないし痩せるのもダメだよな。」 「パンパンに膨れあがったアオザイは見たくないですね。そう言う時には作り直しするんでしょうか?」 「さあな。オレはベトナムの人の衣料品事情は知りたくないよ。」 「また『海サソリ』について何も言わないまま終わるつもりでしょ?何か言いなさいよ!」 「そんな事言っても定説がないんだからどうしようもないだろ?今生きてるサソリのご先祖様でもなさそうだし。どちらかと言うとカブトガニだよな。」 「カブトガニはちょっと違うような気がしますけど。」 「カブトガニってさあ、脱皮した時はすごく柔らかなんだよ?」 「なんでそんな事知ってるんですか。」 「だって、オレがガキの頃には近くの海辺にいたから。つついてみたよ。」 「え?天然記念物じゃないんですか?」 「さあ?オレがガキの頃は違うんじゃないか?絶滅しそうになってから天然記念物になるんだよ。例えば、神社に棲み着いてるカラスを天然記念物になんか指定しないだろ?みんなでカラスを取り尽くしたら天然記念物になるんだよ。」 「じゃあ取り尽くしましょうか?」 「だよな。あいつら午前5時頃からギャーギャーうるさいし。なんで隣の神社にはギャーギャー鳴くタイプのカラスしかいないんだ?ふつうカラスはカーカーだろ?」 「カーカー鳴くタイプのカラスは山に棲んでるような気がします。ゴミためを漁ってるのはみんなギャーギャーですね。」 「知ってるよ。神社の手水舎でいつも腐りかけた魚を食ってるよ。実に迷惑だ。野良猫とナワ張り争いをしてるらしくてどうも近頃うるさいよな。」 「野良猫はちゃんと食べたものを始末しますけど、カラスは散らかしたままですから見た目本当に汚いですよね。」 「まあいいよ。で、カラスをいつ天然記念物にするんだ?」 「誰がするって言ったんですか!勝手に決めないで下さいよね。」 『海サソリ』はとっても美味しそうな気がします。 なぜすでに棲息していない生物にばかり食欲が向くのでしょうか? 不思議です。 |
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2010年01月17日
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