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「おい、まだ7月になったばかりなのにオレ、今日セミの鳴き声を聞いたよ。ニイニイゼミだ。」 「なんで、いきなり全然違う話から入るんですか!!石の話じゃないんですか!」 「いいんだよ。石の話はコメントがつかなから大丈夫なんだよ。」 「でも、これって本当にあるんでしょうかねえ?」 「さあなあ、黄色っぽいところが方解石で、茶色くつぶつぶに見えてるのがガーネットだよ。こういう石の存在の仕方があるのかどうなのか知らないな。」 「しかも、中国産ですねえ(笑)。なんか、貼り付けたような気もしますよ。」 「だろ?オレもそう思うんだよ。だから落札したんだ。」 「じゃあ、信じてないのに落札したんですか?」 「そうだよ?でもさあ、これはどうも本物っぽいな。貼り付けるには手間がかかりすぎる。割れ目の中に方解石が入っているのはいくら何でも作り物でやってしまうのは難しいな。それにガーネットも岩盤に半分以上入り込んでるので、作るには無茶な作業だ。」 「でも、裏側も同じ柄なのはちょっと不思議ですね。」 「いいんじゃないか?裏表がなくて。」 「裏表がなくていいのは人柄ですよ。」 「その点、オレは裏表がないからなあ。きっと尊敬されてるんじゃないか?」 「バカ!(笑)。そう言うのは裏表がないとは言いませんよ。『単純』って言うんです。」 「そうだよな。『おとなしいよ?』とか言われてコロッと鹿をもらってくるし(笑)。でさ、獣医さんに見てもらったんだよ。1頭が左目がどうも見えないらしいんだ。」 「え?獣医さんに来てもらったんですか?出張料とか往診代とか取られなかったんですか?」 「無料だよ。人徳だな。」 「またそう言うバカな事を言う。で、どうだったんですか。」 「抗生剤を出すとか言われてげんなりしたよ。お前、鹿を1日4回も押さえつけて目薬入れる根性あるか?(笑)。」 「そりゃ鹿に嫌われますね。」 「もう、すっかり嫌われてるよ。毎日エサやってるのに毎回緊張の連続だよ。睨み付けるんだぜ?困ったものだ。」 「じゃあ、目薬なんかやめておきましょうよ。」 「ああ、獣医さんももしかしたら先天性かも知れないからもう一度診るとか言ってたよ。」 「まあ、あなたも鹿に逃げられて引っ込みがつかなくなったんでしょうから頑張って下さいよね。」 写真で見るより本物の方が綺麗です。 こう言うのがごろごろ転がってるんでしょうか? さすが4000年の歴史があると何でも出てくるような気がします。 |
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2010年07月01日
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