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「ぷっ!(失笑)」 「なんだよ!笑うな。失礼な!」 「何ですか?これは?こんなもの玄関に置かないで下さいよね。20キロ近くあるじゃないですか。」 「う〜む。どうも石膏らしいんだが、真偽のほどは不明だ。」 「不明も何もこんなの作り物に決まってるでしょ!」 「いや、世界は不思議に満ちてるから、案外こういうのもあるのかも知れないと思うよな。ぜひとも地質学とか岩石学とかの知識のある人にご意見をうかがいたいところだ。」 「バカ言わないで下さい!こんなのあり得ないでしょ。家に帰ってきた奥さんが玄関開けて『ぎゃあ!』とか叫んでたじゃないですか(笑)。」 「そんなにインパクトあるかなあ?」 「当たり前です。どう見てもこの棒みたいなの突き刺した以外に考えられませんよ。」 「まあな。これが人工的じゃなくて自然に出来るとしたらいったいどんな状況なんだろうな。」 「きっと弁慶の立ち往生みたいな感じだったんじゃないでしょうか?全身に矢を受けてどうにもならない感じですね。」 「オレはさあ、この石がどんな風に送られてくるのかも興味があったんだよな。これだけハリネズミみたいな石だろ?結構大変だよな。」 「でも、梱包はしっかりしてたじゃないですか。丁寧に棒が折れないようにしてあったし。」 「この石がもしも全部棒が折れていたら全くおもしろみがない石になってしまうよな。」 「いや、これはたぶん石じゃありませんよ。工業生産物、あるいは産業廃棄物と言われる分野じゃないですか?」 「さすがに、この石は皆さん、腰が引けてたよな。こう言う下らない石は誰かが微妙に競うのに、全然だったよ。」 「あえて偽物を落札に行く人もいないんじゃないですか?」 「だから、偽物じゃないかも知れないだろ?」 「あきれた!まだ本物だと思ってるんですか?(笑)。」 「そんなに言うんだったら偽物だという証拠を見せろよな。」 「いいでしょう。私がこれと同じ物を作って見せましょう!!」 「確かにそっくりだ。寸分違わないな。」 「あなた、バカでしょ。」 この石は現実にあり得るのかどうなのか、あまりに強烈なので分かりません。 |
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2011年02月10日
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