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今ではなかなか手に入らないコミック版の「百億の昼と千億の夜」全2巻です。 私は通常は文庫版で読んでるので、こっちの方はあんまり手をつけてません。 原作もなかなか壮大なSFでしたが、マンガにした萩尾望都も凄かったのです。 哲学、宗教、から最新科学までごちゃ混ぜにしてストーリーが展開されるので、絶対、日本でしか販売を許可されないマンガだろうと思います。 昨今のアニメブームでアメリカだのヨーロッパだので人気のアニメですが、このマンガはアニメになることはないでしょう。 ヨーロッパではまだまだ、最高の哲学者はプラトンだと思っている人が多いのに、こんなにひどい書かれ方をされたら怒り出す人もいるでしょう。 キリストに至っては暗殺される危険性さえあります。 梵天・帝釈天と戦い続ける阿修羅が主人公みたいになって、どこまでも創造主と思われる相手に戦いを挑みます。 もし、この宇宙を創造した生命体、あるいは意識、概念、イデア、など、何でもいいですけど、作った奴がいたとしたら、こんな阿修羅みたいな奴を見てどう思うでしょうか? 私は、ものすごく阿修羅を好きになると思うのですよ。 だって、創造主としては自分の事は秘密にしておきたかったはずです。 だからいろいろ細工もしますし、デタラメも言います。 でも、そう言うのをかいくぐって自分の身辺調査をしてる奴が宇宙の中に現れたら、興味を持つと思うのですよ。 「あ、どこまでばれちゃったっけ?」 とか楽しんでると思うのです。 力関係から言ったら絶対に阿修羅は創造主に勝てません。 だって、あんまり阿修羅がうるさくなったら、宇宙そのものをやめてしまえばいいんですからねえ。 だから、阿修羅も創造主を本気で怒らせないように、ちょっと気を配って身辺調査をしないといけません。 怒ってばかりではいけないのです。 ほら、笑えばいいよ。 |
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2011年04月22日
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