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戦争が始まると近代に置いてはやはり「総力戦」なのです。 てことで、第二次世界大戦中には「国民貯金通帳」が必要なのでした。 「国民貯金の趣旨」 支那事変は益々拡大して全く未曾有の非常時に直面しました。 国民は一人も残らず振るい立たねばなりません。 尽忠報国は戦いの庭に立つ者も立たぬ者も同様であります。 国民貯金は一般町村民の貯金に依って国民の力を養い進んで勤倹貯蓄し銃後国民としての忠誠を尽くす為であります。 即ち町村民が貯金をして国家に尽くすのであります。 こんな感じでとにかく金をかき集めて戦争に勝ち抜く気概を持ったのでした。 国民自体が窮乏していた昭和十九年から始まっているこの通帳、これで5冊目らしいのです。 繰り越しが147円62銭から始まっています。 この額が高いのか安いのかは知りませんが、とりあえずこの通帳の持ち主はせっせと貯蓄に励んだのでした。 しかし、ある意味うらやましくもあります。 東日本大震災で大きな被害に遭っている困難な状況が今の日本の経済力をもってすればかなり回復できるはずなのに遅々として進まず、募金しても被災者に行き渡らず痛恨の思いをしている人も多いでしょう。 全てが戦争に組み込まれている状況が悲惨であったかも知れませんけど、国民がすすんでかどうかは知りませんが、こうして貯蓄に金を回す時代はもしかしたらもう二度と無いかも知れません。 今こそ日本国民が奮い立たなければならないはずなのですけどねえ。 本日は短いですけど。 |
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2011年06月15日
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