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最近、古い地図をむやみに集めているので、思わぬ副産物もあります。 今回ご紹介するのはこれ。 「中国歴史地図集」なのです。 「中国」と書かれているからと言って、支那大陸を指しているわけではありません。 この通り、「中華民国四十四年」と書いてあります。 中華民国が成立したのは1911年ですので、中華民国四十四年は1955年になります。 まだ、日本政府が中共を認めず、中華民国を正式な国として認めていた時期です。 考えてみたら、第二次世界大戦の頃は、支那大陸の正当な政府は中華民国だったのです。 なので、戦勝国と言えるのは実は「中華民国」なのです。 その後、内戦で領土を奪取した共産党政権が関係もないのに戦勝国だの、国連の常任理事国だのに居座るのはおかしなことです。 政治体制が変わり、国名まで変わったのに、戦勝国だけは言い続けるのはつじつまがあいません。 そんな言動が許されるのであれば、戦争は必ず勝った方が正義となり、内戦だろうがゲリラ戦だろうが、国家を転覆させた者が正義になってしまいます。 そう言う意味では中華人民共和国と言い張っている国は、徹頭徹尾、非民主主義国家なのです。 内戦で政治権力を手にした後は、前の政権が持っていた外交上の特権だけは享受する、そう言うのがまかり通ったら、そもそも国連など必要ないでしょう。 ロシアだって大きな口はたたけません。 旧ソ連から負債は斬り捨てておいしいところだけ持って行ったわけですから、国が破綻しそうになったら、国名を変えて出直したら許してくれる悪しき前例です。 ギリシャがもし、選挙で国名を変えてしまったら、負債は見逃してくれますか? それは無理でしょ? と言うか、話がそれました。 何を見せたかったかと言うと、これです。 最近、朝鮮半島の人にとやかく言われて任那の存在が言われない方向にありますが、中華民国の歴史書にはしっかり「任那」が載っています。 朝鮮半島最古の書物と言われる(と言うかそれ以前にどんな文字が使われたのか、どんな言葉が話されていたかもわからない)「三国史記」は、どう考えても中国の史書や日本書紀を引用してるのに「任那」だけはかたくなに拒否しています。 だいたい、12世紀に出来た書物が歴史を改ざんしていないはずはないのですよ。 成立した時代より600年もまえ、いや、1200年以上も前のことを資料なしで書けるはずはありません。 隣国の歴史書に頼るほかないのです。 で、いろいろでっちあげました。 日本人でさえ、「古事記」だの「日本書紀」に書かれていることが全部真実だとは思ってないのに、なぜか韓国の人は12世紀に書かれたその時代から見て600年以上前の記述を信じているようです。 実に不思議な事です。 でも、中華民国の人は歴史書に則り、しっかり歴史地図を書いています。 見上げた心意気です。 見習いたいものですね。 |
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