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「イライライライラ。」 「なんですか?管理人さん。やっぱ禁断症状が出てるんですか?禁煙なんか簡単だって言ってたくせに。」 「うるさいわい。お前は黙ってろ。」 「あ、もしかして、禁煙したらあなたの頭の中から私が出ていくとでも思ったんじゃないでしょうね?出て行くわけないでしょ?考えてご覧なさいよ。私があなたの人格と共有されたのはいつですか?タバコを吸い始めるより前ですか?」 「ああ、忘れもしないわ。お前がオレの脳内に侵入したのは2007年8月20日の夕方からだ。いい加減出て行ったらどうだ?かれこれ5年だぞ?」 「いいじゃないですか。別にあなたに害毒をもたらしているわけじゃないし、けっこうあなたの味方ですよ。」 「アホなこと言うな。自分の中に別人格が存在することがどうして自分にとって利益になると思うんだ。」 「でも、こうして禁煙中のストレスを発散させてあげてるでしょ?十分に役立っていると思いますよ。」 「うるさい!お前、この頃オレは疑わしいと思っていることがあるんだ。」 「何でしょうか?」 「それはなあ、最近オレは下らない恋愛アニメを大量に見たんだよ。」 「あ、知ってます。ものすごい量ですよね。驚きますよ。」 「でだ、その会話を考えてみるに、もしかしたらお前は女なのではないのかと思うのだよ。」 「え?そんなことないですよ。管理人さんの思い込みですってばあ。」 「いや、実のところ確証がないのだ。今までの会話を思い起こしてみて、お前の発言は男が話しても女が話してもどちらでもおかしくない話し方しかしていないことに気がついたんだ。」 「だからってなんで私が女なんですか!勝手に決めつけないで下さいよね。」 「考えてみると、オレはお前の声を聞いたことがない。活字しか見てないわけだ。だったら、読み手が女であっても別段問題はないわけだ。だいたい、お前、自分の第一人称が『私』だろ。これは男でも女でも問題ない。」 「そんなことないですよ。高倉健さんだって『私』とか使うんじゃないですか?」 「気持ち悪いこと言うな!高倉健の第一人称は『自分』に決まってるだろ!健さんは『自分は〜であります。』でいいんだよ。お前みたいにヘナヘナした物言いはしないわ。」 「う〜ん、それは勝手な思い込みだと思いますけどねえ。」 「いや、今日からお前は女だ。以上、決定。」 「バカなこと言わないで下さい!!いつの間に私が女になったんですか!」 「それはなあ、その方がオレにとっても都合がいいからだ。」 「どこが都合がいいんですよ!」 「お前、自分の別人格が同性と異性のどっちがいいと思う?」 「さあ?私には別人格はいませんから分かりませんね。」 「お前が別人格なんだよ!!いい加減理解しろ!!」 「あ、そうでしたよね。でも、私は女じゃないですよ。」 「いや、お前は女なのだ。考えて見ろ。頭の中に人格が2つあって、これだけでも十分異常なのに、その人格同士が話し合うんだぞ?で、意気投合してみたりして見ろ。場合によってはBLの世界だ。」 「あ、それはイヤですねえ。」 「お前、男役がいいか?女役がいいか?」 「ちょっと待って下さい。なんで話がそっちに行くんですか。」 「ほら見ろ。お前だってBL路線はイヤだろ。」 「当たり前ですよ。」 「だったらお前は女だな。お前が女だったら意気投合しても恋愛物になるんだよ。」 「それはあり得ません。もしかしたら、私の人格はあなたの妹かも知れないじゃないですか!」 「むむ、近親相姦か・・・これはちょっとハードルが高いな。世間様に背を向けて生きていくのはちょっと辛いな。だが、へんぴな場末でひっそりと肩寄せ合って生きていく世界もいいかもな。」 「げ!かなりやばい状況ですね。禁煙ってそんなに大変なんですか?」 「いいや、これは禁煙とは関係ない!もう決めたんだ!お前は女だ。名前はそうだなあ・・・幸子ってのはどうだ?」 「どっから『幸子』ってのを思いついたのか知りませんけど、私はイヤですからね。」 「何でだよ!」 「だって、『幸子』とか『SACHIKO』とか物語に出てくるような『幸子』さんってけっこう幸の薄い人が多い感じじゃないですか。」 「だったら、女であることは認めるんだな?」 「認めませんよ!!」 禁煙はけっこう大変みたいですよ?(笑)。 どこまで続くでしょうか? |

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