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本日は土砂降りの状態なので、星空を心配する必要もなく、ある意味、心が晴れやかな気分でもあるのです。 何としても天体写真のいいのを撮ってやろうと思い立ってから早、1ヶ月くらい経過しましたが、まるっきりダメなのです。 どんなに良い機材を使おうと、それを操作するのは所詮、人間なのです。 うまく設定できないと機材の意味がありません。 私的には、GPSがこれだけ華やかに使われているのですから、赤道儀にも使って欲しいなあと思うのですよ。 GPSの精度が確保できたら問題なかろうと思うのです。 でさ、赤緯方向と赤経方向にもモーターを設置してですねえ、その地点に置かれた赤道儀の位置をGPSが割り出して、正確に赤道儀が北を向く。 そして、その位置から赤緯分だけ上を向くようにモーターで動かす。 たったそれだけの装置を取り付けただけでどんなバカにでも導入できる赤道儀が出来るはずなんですよ。 もし、そう言う赤道儀を作ってくれるんでしたら100万出してもいいです。 極軸望遠鏡なんて、結局、北極星を観測して誤差を見ながらずれを判断するのですから、原始的、場当たり的なのですよ。 なれないとうまくいきません。 今現在の日本の赤道儀の多くは、極軸が合っているものと仮定して星を導入します。 だから、時刻が合ってないとか、極軸が合ってないとか、そういうことがあったら、最初に導入しようとした星がちゃんと望遠鏡の視野には入りません。 これを解決するにはGPSを使うしか手がなかろうと思うのです。 で、GPSが使えない何らかの理由があるとして、強引にソフトウェアで解決するにはどうしたらいいかと言うとですねえ、 最初に導入した星のずれを、赤緯方向のノブと赤経方向のノブだけで調節して視野に入れるんです。 そのノブがどのように動いたかをコンピュータで処理して架空的に極軸を割り出すといいんですよ。 でも、この場合、1つの星だけではダメですね。 その時間の西半分にある基準の星と東半分にある基準の星の最低2個をノブで合わせないといけません。 とは言え、この方法でソフトウェア制御出来たら極軸あわせを極軸望遠鏡なしで行えます。 おそらく、セレストロンやミードはこれに近い方法を採用していると思われます。 ただ、どれだけの精度が出ているのかは知りません。 今現在、自分がどこにいるかが分かるGPS機能を持った装置など、1万円も出したら手に入るご時世です。 その機能を赤道儀につけない理由が分かりません。 どんなにぼったくってもいいですから、赤道儀にGPS機能を取り付け自動極軸合わせ装置をつけるのに50万。 あと架台に50万。 合わせて100万でも文句言いませんよ。 多くの天体写真家に怒られると思いますが、私も寄る年波、重い赤道儀を担いで観測に行ける時間はおそらくあと10年ほどでしょう。 その10年の間にきっちり観測できる技術を身につけないといけないのです。 案外、10年なんかあっという間ですよ? 口径30センチの反射鏡を支える赤道儀は、どう考えても30キロは必要だと思います。 足も20キロ以上必要でしょう。 分解して持ち歩くのに必要な体力をいつまで維持できるか? そう考えると、バカにでも操作できる赤道儀を金を出して手に入れる方が優先事項になります。 技術自体は確立しているのになぜ誰も作ってくれないのでしょうか? すでに特許が出てるのでしょうか? だったら使用料払えばいいんでしょうか? ごくごく単純な機構で出来るじゃないですか。 日本の技術ってそんなことも出来ないんですか? 日本が誇る人工衛星「はやぶさ」が位置決めするのに極軸望遠鏡を使っていたと言う話は聞いてません。 おそらく、ほかの方法で位置決めしていたはずです。 なぜ、赤道儀にだけ極軸望遠鏡以外の位置決め装置を取り付けないのですか? GPSを使えば、その赤道儀が設置された傾きだって計算できるはずなのです。 水準器だの使う必要がありません。 まったく、天体観測に関しては、初心者を寄せ付けない原始的ハードルがあるようです。 初心者の多くは2重の苦しみを受けながら、生き残るか死ぬかを選択させられます。 まず最初のハードルは、望遠鏡そのものが使い物にならないというハードルです。 望遠鏡を売りつけているメーカーの不当表示に引っかからないようにしなければなりません。 倍率525倍!!とか言う奴はまるっきり信用できないのですが、安いので引っかかります。 倍率なんか上げようと思えば理論的には無限に上げられるのですけど、それで物がまともに見えるかどうかは別問題です。 ぼわ〜〜〜っとした、なんだかよく分からない明かりだけ見て「あ!星が見えた!!」とか言う人はいません。 てか、たとえば口径6センチで3000倍くらいの倍率にして星が見えるかどうかは知りません。 このハードルで、多くの初心者が脱落します。 で、生き残った少数の初心者は、望遠鏡ってのはある程度、値段のするものだと言うことを知ってます。 その少数の初心者を次に待ち受けるのが赤道儀導入の壁です。 眼視だけなら自動導入できますが、写真撮影となるとそうはいきません。 焦点距離を長くすればするだけ、精度を要求されますから、設定が非常にシビアになります。 そこが経験値であるところが決定的な壁になるのです。 生き残った少数の初心者が投入した資金はすでに自動導入式赤道儀付きの望遠鏡で数十万になっています。 ここで生き残れないと、それこそ恨みはひどくなります(笑)。 日本の技術力を信用できなくなります。 まあね、安直に何億光年も離れた銀河の写真を初心者がホイホイ撮影できたら困るんでしょうけどねえ。 雨が降っているので、ちょっと考えました。 |
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2013年03月13日
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