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手術前には「気管挿管するので絶対に禁煙して下さい。」とか言われて3週間ほど禁煙していたのですが、効果があったのかどうか分かりません。 病院内は当然禁煙なのです。 トイレにも「喫煙している人を見かけたら報告して下さい。」みたいな張り紙がしてあるので禁煙なのかと思ってました。 私は頸椎の腫瘍の手術だったので脳外科の病棟に入院しました。 みなさん、それぞれになかなか凄い症状の患者さんです。 それぞれにヒマなのでそのうち会話なども始めます。 同室の若いにーちゃんと友達になりました。 2日後に脳の手術なのです。 「いやー禁煙は大変ですよ。喫煙始めて強制的に禁煙なんか初めてなんですよ。」 などとにーちゃんに言ったら、にーちゃんは怪訝な顔をします。 「え?禁煙してるんですか?」 と不思議そうに言うのです。 「麻酔科の人に言われませんでしたか?」 「言われましたけど、そんなのまじめに聞くわけないじゃないですか。」 「そうなの?あなた結構すごい手術するんでしょ?」 「まあ、そうですけど、禁煙はイヤですよね。」 「禁煙がイヤだって言ってもタバコ吸う場所なんかないでしょ?」 「まあ、病院内ではダメですけど、病棟から外に出たところにコンビニがあるでしょ?あそこに行けば分かりますよ。」 にーちゃんが教えてくれました。 コンビニは病棟から歩いて3分ほどの所にあります。 そのコンビニ、何だか作業服着たおっちゃんが10人ほどたむろしてます。 この辺で工事でもしてるんでしょうか? みんな黙々とそれぞれに1メートルほど離れてタバコを吸ってます。 私も、コンビニでタバコを買って久しぶりの一服。 にーちゃんい言われたとおり、実に近場に喫煙場所があるのです。 病室から抜け出してきているので、パジャマの上にジャンパー着てスリッパのままという自堕落な格好に気がついた隣のおっちゃんがうれしそうに言います。 「あんた、患者さん?」 「はあ、そうです。病院内ではタバコ吸えませんからねえ。」 「だろ?ここにいるのは全員患者だよ。」 そう教えてくれました。 入れ替わり立ち替わりひっきりなしに新しい作業員姿の人が来てタバコを吸っては病院内に戻っていきます。 何だよ。禁煙なんかこんなものか。 敷地を離れたら喫煙できるので、病院で禁煙なんか意味ない事が分かりました。 でも、そんな事、病院だって知ってるはずなのに、なんで文句言わないんでしょうね(笑)。 ま、自分も吸ってるけど。 病棟に戻ってにーちゃんに報告しました。 「いっぱい吸ってたよ。」 「そりゃそうでしょ?この病棟で禁煙してるのあなただけじゃないですかねえ?」 「え?みんな吸ってるの?」 「ボクが知ってる人はみんな吸ってますよ。」 禁煙外来や麻酔科の人が聞いたら卒倒しそうな会話です。 脳外科のくせに何という喫煙率の高さ。 こんなのでいいのでしょうか? てか、人の事は言えませんけど。 では
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2017年01月21日
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