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1週間も入院生活をするとすっかり自堕落になるというか日常生活上の常識がなくなります。 まず、寝間着でどこを歩いても平気になります。 病棟内を歩くのにはそれもいいでしょうが、そのうちコンビニくらいは寝間着で行ってもおかしいとは思わなくなります。 どうせ道を挟んだ向かいなので、それくらいは大丈夫と言う感じです。 でも、手術したばっかりなので首の後ろに大きなテープを貼られていて、あんまり格好はよろしくありません。 なので、バスタオル(笑)を首に巻いて外出です。 もう、変態と紙一重。 元々格好を気にするタイプじゃないので、そのいびつさもすぐに慣れます。 手術して2、3日もするともう痛みより好奇心の方が上回って来ます。 そうなると、やはり表口の大通りに出たくなります。 大学病院となると、行きたい場所はやはり医学書専門の書店です。 これは大学の医学部周辺にしかありません。 ネットでエイヤッと買える値段ではありませんので、実物が見られる書店がいいのです。 看護師に聞くと表通りのすぐそばに医学書の書店があるらしいです。 ところで、大学病院もそうですが病院の入院病棟というのは裏側にある事が多くて、表口に出るのにはけっこう歩かなければなりません。 その上、表口にはバス停とかそう言う公共交通機関の施設もあるので、人通りは非常に多いのです。 そういう所を寝間着でスリッパ履いて首にバスタオル巻いて歩いても誰も不審者だと思わないのが病院の良いところ(笑)。 不審者だとしてもそこまで不審だとかえって声もかけづらいでしょう。 バスを誘導しているおじさんがものすごく変な顔して見てましたが、目線さえ会わせなければどうということもありません。 そのまま大通りへ出てしまいます。 手術後、頸椎周辺の手術だったので頭を洗ってません。 従って、頭はボサボサで脂ぎってます。 そうなると、不審者と言うより浮浪者に近くなります。 首がちゃんと動かないので、歩くときも右左と肩を揺らせながら歩いてます。 これで職務質問とかされたら、身分証明書など持ってないので「患者」とか言って「それは職務じゃねーだろ!今の状況だろ!」とか言われて留置所に連行されそうです。 でも、職務質問はされませんでした。 大通りの向こうに目指す書店の看板が見えました。 スタスタ歩いていると、なんと!! こう言うこともあるのか、天に見放されたのか、土砂降りになりました! ものすごい雨です。 寝間着などほんの数秒でびしょ濡れになるほどの雨。 スリッパはベトベトになって剥がれてしまうし、歩くのも難しくなりました。 さあ、これは悩みどころです。 このまま書店に行くか、病院に引き返すか(笑)。 まあ、普通に考えてこの格好でびしょ濡れの怪しげな人間を入れてくれるほど書店の人も優しくないでしょう。 今回は諦めて引き返す事にしましたが、これがまあ、実に悲惨な姿です。 さすがに病院に戻ったときにはみんながこっちを見てます。 でも、誰も助けてくれません。 このまま倒れてやろうかと思いましたが、外出禁止にされたら困るので、ブスッとして歩き続けます。 ようやく病棟に戻ったときにはすでにヘトヘト。 結論。 出歩くときには天気予報を見ましょう。 では
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