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努力する割には全く誰も顧みてくれない朗読シリーズ(笑) 最も、選択する書物がいびつなので誰も開いてくれないんですけどね。 カール・マルクスの「ヘーゲル法哲学批判序説」です。 朗読は結月ゆかりです。 スピードは若干遅めに設定しています。 哲学書をボーカロイドに朗読させるのは無謀ではありますが、おもしろいのでやってます。 基本的にドイツ哲学はすぐに体系を作りたがる習性があるのと、ややこしい言い回しが多いので(訳の困難さがあるのかも知れません)非常に読み込むのが難しいのです。 果たして朗読を聞いて意味が分かったでしょうか? 底本はマルクス=エンゲルス全集(大月書店)第1巻を使用しました(と言う事は第1巻を潰したと言う事ですね)。 ばらばらにしてスキャナで読み込んでOCRにかけてテキスト文にして読ませながら修正して実に面倒な事をしてますが、出来上がりはたいしたことありません。 原文では正確に読んでくれなかったので読み上げ文は大幅に修正してあります。 では
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私の本棚
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「こりゃまたどうしたんですか?さては入院して心が萎えてるんでしょ?(笑)。」 「うるさいわい!そのうち太宰治は全集を買おうとは思ってたんだけど、でかくてイヤだったんだよな。でも、文庫版が出て古本で買ったよ。」 「でも、あなた新潮文庫でほぼ全部持ってるじゃないですか。」 「ああ、高校生の頃読んだからな。でも、今となってはどこに置いてあるのか見当もつかないわ。」 「しかし、今時、太宰治なんか読む人いるんでしょうかねえ?」 「ここにいるだろ!高校の頃は『何だよ。こいつ、意気地のねえ野郎だ。』とか思ってたけど、案外、こう言うひねくれ方もありかな?とか思うようになった。」 「あ、ブログで小説家の批判すると炎上しますよ?」 「大丈夫だ。オレは何だかんだで太宰には好感を抱いてるから。」 「ダメですよ。好感を抱くと言うこととファンに好かれると言うことは全く別物ですから。」 「だよな。この前、飲み屋で宇宙戦艦ヤマトの話をしてたんだわ。」 「また下らない。」 「だろ?実に下らないんだけどさ、ヤマトの中の科学的につじつまの合わない所を話していたんだよ。それも向こうから話しかけられて。」 「まあ、突っ込みどころはいっぱいありますからねえ。」 「でさ、相手がいきなり怒り始めるわけだ。」 「何を怒り始めたんですか?」 「さあね。相手の言うには『オレの好きなヤマトと違う考え方をしているのは許せない。謝罪しろ。』とマジメに言うんだよ。付き合いきれないわ。」 「作品を受け取る受け取り方まで強制されたら困りますね。そもそも同じ観点の感想だけだったら話も議論もないじゃないですか。」 「まあね。だからオレはもうその飲み屋には二度と行かない(笑)。」 「ところで、なんであなたは太宰治が好きになったんですか?」 「そりゃ、中学校の先生に異常なほど太宰が好きな先生がいたからだろ?読め読めとうるさかったんだよ。」 「で、読んでみてはまった訳ですね?」 「はまったと言うほどでもないけどな。当時は松本清張の方が好きだったわ。今となっては中身は思い出せないけど、『昭和史発掘』は全部読んだな。」 「へえ、意外な一面ですね。あなたの書斎には松本清張は置いてないのに。」 「どこに置いたかも忘れた。古本に出してないので探せばあるだろうな。あと、森村誠一とかも読んだ。」 「あなたが推理小説ですか?知りませんでした。ブルーバックスばっかり買ってるのかと思いました。」 「そんなことないぞ?高校の頃にはスタインベックだの驚くことにダンテの『神曲』だのゲーテの『ファウスト』だの読んでたわ。」 「浮き世離れしてますね(笑)。」 「歴史の資料集に題名だけ出てる奴を片っ端から読むというのがいいんだよ。『イリアス』とか『オデッセイア』とか『女の平和』とか『アエネーウス』とか読んだな。覚えてないけど。」 「よくまあ、そんなアホなことが出来ますねえ。」 「で、あの頃驚いたのは、ヘロドトスの『歴史』って書物だ。」 「何でですよ。」 「あれってギリシャ時代の書物だろ?あの昔に『歴史』って題名付けるなよ(笑)。それからどれくらいの時代が経過したと思っているんだ。せめて『追憶』とか『郷愁』とか付けて欲しいよな。あからさまに時代はギリシャで終わりですって言われてるようでイヤだな。」 「その当時は最新事情だったんですよ。」 「後世まで語り継がれてさぞかし恥ずかしいことだろうな。最終的にはペルシャ戦争に至るまでのどうたらこうたらがストーリーなんだけど、規模からしたら、第二次世界大戦の方がでかいだろ?」 「そりゃヘロドトスも考えが及ばなかったでしょうよ(笑)。」 で、太宰治全集ですが、読み始めると徹夜続きが予想されるので、なかなか開封できないでいます。 どうしましょう? |
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「ま〜た、あなた少女漫画読んでる(笑)。」 「オレだっていろいろ苦労してるんだぞ?ネットでいかに安く買えるか、ってのに挑戦してるわけだ。」 「でも、この砂時計って漫画、ずいぶん昔に買ったのに置きっ放しだったじゃないですか。なんで読まなかったんですよ?」 「そうだなあ、落ちが読めなかったからじゃないかなあ?」 「え?最後がどうなるか分からないから読むんじゃないんですか?」 「アホやなあ。こう言うのは最後の予想がつかないと読めないんだよ。お前、最後がどうしようもなく救いがない話だったらどうする?破滅に向かってどんどん苦しみもがいて、努力に努力を重ねるんだけど、やっぱり思いは通じなくて、最後は人生諦めてしまって砂浜を海に向かってどんどん歩いて行くんだよ。『ああ、私はこういう風に死ぬために生きてきたんだわ。この海の冷たさが好きだったわ。そう、今私はこうして終わるの。私の砂時計は戻らないの。ごめんなさいね。頼ってばかりで。もう私は十分に愛されたわ。』とか何とか言いながら海に入っていくんだよ。」 「ちょっと!勝手な妄想はやめて下さいよね。そう言う話じゃないんですから(笑)。」 「てかさあ、オレはテレビも見ないしまあ、あれだ、情報に取り残されているからこの漫画がどう言う漫画なのか知らなかったわけだ。しかも発行年を見たら2003年だからずいぶん古い部類に入る漫画なんだよな。」 「そりゃそうでしょう。安かったんだし。」 「いや、古いから安いというのは間違っているぞ?お前、知らないのか?漫画や小説ってのはなあ、売れたら売れただけ古本の価値が下がるんだよ。例えば100万部売れたとするだろ?そう言うのが古本市場にどっと押し寄せるわけだ。そうなると需要と供給のバランスが崩れるわけだ。一気に値段が下がる。10巻も続いた漫画で安くなっているというのはかなり売れたはずなんだ。」 「全くそう言う古本屋事情には詳しいんですからねえ。」 「だろ?今、お買い得は『日本文学全集』とかそう言う全集物なんだよ。」 「いきなり話が飛びますねえ。まあいいでしょう、聞きましょう。」 「昔はなあ、嫁入り道具としてミシンだの文学全集だのを親御さんからプレゼントされていたんだよ。」 「いったいいつの時代ですよ?」 「たぶん昭和30年代だ。その時期だと納得がいく。その時代に結婚した女性は新居に文学全集を飾ったんだよ。いつか読みたいとか思ってな。だが、誰も読まなかったんだよ。」 「そんなことはないでしょう。多少は読んだんじゃないですか?」 「いや、読んでないね。オレも古本事情は知ってるが、市場に出てくる文学全集は色やけはしてるがほとんどが新品だ。新婚だった女性が老齢期に入ってそろそろ身辺整理をしなきゃいけない年齢になって、もしかしたらお金になるかなあ?とか思って古本屋に持ち込むんだよ。」 「まあ、何十巻にもなるんですから荷物ですよね。」 「だろ?ところが考える事はみんな同じだ。読まれなかった文学全集がどっと市場に出てくる。明らかに供給過剰だわな。売れないし(笑)。」 「あなた、文学全集の端本(全巻じゃなくて好きなのだけの本)けっこう持ってるじゃないですか。」 「そうだよ。もらったんだよ。5巻以上持っていったらただでやるとか言われたから選んで持ってきたんだ。」 「でも、そんなに穴あきになった文学全集なんかますます売れないじゃないですか。」 「そう言うのは処分されるんだよ。」 「もったいないですねえ。」 「ああ、今現在、日本ではものすごい勢いで活字文化が崩壊してるんだよ。」 「そう言う、大きな方向に話を持っていかないで下さいよね。あなた、今問題になっているのは『砂時計』と言う漫画なんですよ?分かってますか?」 「そうだっけ?まあいいや。この話は要約すると、初恋が成就しますようにって話だ。以上、要約終わり。」 「ひどい!!それで終わりですか!!もうちっと感想言いなさいよ!!」 「え?そんなネタばらしはしないよ。興味がある人は読めばいいんじゃないか?」 「それじゃあ紹介になってないでしょ?何のために付き合ってると思ってるんですよ。」 「別に付き合ってくれって頼んでないだろ。いい加減出て行けよ。」 「まあまあ、なんか言いなさいよ。」 「そうだなあ。悲観的な話ではなかったので、精神衛生上は安心して読めるんじゃないかなあ?最初の取っつきは衝撃があるけど3巻くらいからはまあ大丈夫だ。」 「あれ?写真に9巻が写ってないですねえ?」 「え?そうかい?ホントだ。大丈夫。全巻揃ってるから。」 「でも、なんで少女漫画なんですかねえ?」 「いいじゃないか。」 「ずいぶん溜まってきましたよ?そろそろ処分した方がいいんじゃないですか?」 「一度入ってきた物は出て行かないのがオレの部屋なんだよ。」 「あ〜あ。本当に紹介しないまま終わるつもりですね?(笑)。」 「仕方ないなあ。主人公は植草杏(うえくさあん)と北村大悟(きたむらだいご)だよ。この二人がどうなるかが問題だったんだ。これでいいだろ?」 「あなた、ファンの人に刺されますよ?」 「たぶん、この漫画のファンの人は刺したりしないよ。あの漫画とかこの漫画のファンの人だったら刺されるかもしれないけどな。」 「怖くて特定できないんでしょ(笑)。」 「ま、今日読み終わったと言う事でいいんじゃないかなあ?」 全く紹介になってませんが、面白い漫画でした(喜劇じゃないので間違わないで下さい)。 こういう経験をしたかった人もいるのではないでしょうか? 思いが通じるっていいですよね。 |
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3月14日の地震で崩壊状態だった書斎を整理しておりましたら出てきました。 年代不詳のアジア地図です。 見たところ英語で書かれてます。 どこかに印刷年代とか書かれてないかと思いましたら書かれてません。 東に行くほど地図が不正確になっているようです。 この時代、まだ日本は東洋の怪しげな未開地だったのでしょうか? 京都の当たりにどうも「Miaco」と表示されていますので、江戸時代だろうと思われます。 まだ日本語のアルファベットでの表記が定まってない時期なのだろうと思います。 大阪も「Osaca」になってますね。 しかも、日本の読みその物が「NIPHON」なので江戸時代の人が「ニフォン」と発音していたのか、それともヨーロッパの人が「ニホン」と言うのを「ニフォン」と聞き違えたのか、どっちなんでしょうね? ま、そんな事はどうでもよろしい。 すでにこの時期、ヨーロッパの人たちには日本は「JAPAN」と認識されていたと言う事です。 日本列島は「JAPAN ISLAND」なのです。 で、久々に日本から見たら西北にある海域、朝鮮半島から見たら東側にある海域をヨーロッパの人が何と呼んでいたか? そのものずばり 「SEA of JAPAN」 なのですよ。 またしても、資料が出てきましたね。 残念でした。 |
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新しい分野というか、朗読枠を強引に作ります。 最初の朗読は、エンゲルスの「猿が人間化するにあたっての労働の役割」です。 この原典は絶版になっているので、案外利用者が多いかも知れません。 読みは遅めに設定していますので、聞きやすいと思います。 人工音声に特有の抑揚のばらつきを出来るだけなくしましたが、限界はあります。 まあ、興味のある人は聞いてみて下さい。 |





