私の本棚

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脳髄ジャングル

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以前、新井理恵のマンガ「ペケ −×−」をご紹介したのですが、どこに書いたか忘れました。

今回は「脳髄ジャングル」です。
この写真に出てくる男子高校生の真理(まさみち)君が絶望に浸って悪魔を呼び出すつもりが出てきたのがこのくだらない枕の悪魔だったわけですが、こいつ人に夢を見させるのがお仕事です。
出てきたとたんに真理君に「夢なら醒めたら終わりだよ。」みたいなことを言われて落ち込むんです。
で、可哀想に思った真理君が「一緒に住もう。」と言ってくれたので住み着くことになったんですが、まあ、要するにナンセンスものです。

新井理恵にしては前途が開けているかも知れないと言う明るい展望の元に書かれてますが、これもたぶん陰謀でしょう。
どうせ世の中なんかろくな事がないと最後は落胆させられるのではないかと思ってます。
あ、でもでも、このマンガは遙か彼方昔に終わってますので、どう言う終わり方かはご想像にお任せします。
絶対に予想の出来ない終わり方になってます。

ところで、このマンガ、本当に売れたのでしょうか?
古本屋で検索すると全く出てこないんですが、誰も古本に出さないんでしょうか?

もしかしたら絶大な人気があるのかも知れません。
もちろん、ないのかも知れません。

私的には酔っぱらって下らない事を考えているときに読むのがいいと思います。
こういうマンガは昼間から堂々と読んではいけません。
真夜中に誰もいないことを確認してテレビなど音のするものは全部消してから読むのが正解。

でも、こういうマンガで成長した女の人は絶対に人間を信用しないようになると思うんです。
根底に人間不信があるみたいですから。
そう言う人に一言。
「そんなに世の中、捨てたものじゃあないですよ?たまには人を信じましょうよ。もしかしたら相手もあなたを信じてくれるかもしれないから。」

では

株券

「物理的な事が原因でブログがストップしたのは初めてだよな。」
「そうですね。しかもものすごく下らない理由だし(笑)。」
「しかし、光ケーブルってのはちょっと引っ張ると切れるんだな。知らなかったよ。」
「いや、あれはちょっとではないですよ。かなり無理矢理引っ張ってました。回線引いた人が余分にケーブルをつけてくれてなかったら大変でしたね。」

「しかし、なんで株券が『私の本棚』なんだよ。」
「いいじゃないですか。有価証券はたぶん紙切れなので管理人さんの頭の中ではきっと『本』なんですよ。」
「さっさと電子化しねえと無効になるぞ?」
「いえ、電子化する気はないみたいです。ただ持っておきたいだけなんですよ。なんでも『この株券を持ってることに意味がある。』とか言ってました。」
「ああ、驚くよな。この株券を見たら世の中のバブルは絶対に弾けると思い知らされるよな。」
「ですね。額面が50円なのに、この株券は1株5円です。」
「ここまで額面割れしてるのになぜ会社が存在できるんだ?だいたいなあ、『山水』ってのは『アンプの山水』ってすげえ有名な会社だったんだよ。」
「『だった』はないでしょ。まだ潰れてませんよ。1株5円で買ったので、1,000株ですけど当然5千円です。」
「この株が額面まで戻ることはねえだろうよ。だいたい、この株を買う奴は小銭を稼ぎたい奴だけだろ?」
「でしょうね。安値で1株5円、上がったら1株7円くらいですから、1円上がるだけでものすごく資産価値が上がる計算になりますよね。例えば、安値の5円で50万円分買って、7円の時に売ったら70万でしょ?ものすごくお買い得のような気がしますよね。」
「それは山水が潰れなかったらの話だ。いつ紙くずになるかも知れねえようなものを何十万も何百万も買えるか。アホ。だいたい、おめえ、証券口座を開いて一番最初に買った株が山水だぜ。全くあいつは何を考えてるんだよ。」
「だって山水株を買うために証券会社に行ったんですからいいじゃないですか。新聞見て東証1部で株価が一桁の奴を買う気だったんですから山水が狙われて当たり前ですよ。そもそも株で儲けようとか配当を受けようとかそんな資本主義的な頭の構造を管理人さんがしてると思いますか?」
「してねえだろうな。まあ、よく考えたらあいつは無償で山水に5千円くれてやったわけだ。現金化する気もねえし配当を受ける気もねえ。要するにあいつの考えてることはこうだ。30年くらい経って『おまえたち、昔、山水という電気会社があったんだ。知ってるか?オレが小さい頃はすごく有名な会社だったんだ。今はもうないけどな。その株券がこれだ。』そう言いたいためだけに取ってあるんだよ。」
「縁起でもないことを言わないで下さいよね。その頃にも山水はありますよ。絶対。」
「じゃあおめえが山水株買えよな。1億株くらい。だったら認めてやるぜ。怖くてできねえだろ。」
「出来ますよ。」
「買えよな。で、潰れて大損しろ!」
「大丈夫ですよ。潰れたらオークションに小出しにして売ったら何とかなると思います。」
「おめえもあいつみてえな頭の構造になってきたな?人生をしくじるぞ?」

ま、5千円くらいでは人生をしくじったりはしないと思いますが、株って不思議ですね。どんな値段にでも化けますから。
でも、証券会社では冷ややかな目で見られたのは言うまでもありません。
おもしろ半分で株を買う人は嫌われます。

では

ルソー 『エミール』

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「全く、高校の世界史の教科書とか倫理社会とか現代社会とかにしか出てこない書名だな。」
「そうでしょうか?『エミール』ってたぶん短大などではゼミとかで読むんじゃないでしょうか?」
「それは絶対にないな。自信を持って言ってやるわ。こんなくそ長い私小説みたいな本をたった1年で全部ゼミで読み通すなんて無理だ。」
「それはそうと、こういう古典を紹介すると全くコメントがないので困ります(笑)。知ってますか?『エミール』ってこの書物に出てくる主人公の名前なんですよ?」
「ああ、知ってるぜ。何でも2回生まれてきたらしいじゃねえか。だが、オレは1回目の誕生の記憶はねえな。おまえ、あるか?」
「さあ、気がついたら生まれてましたし、一番古い記憶でも2歳くらいじゃないですかねえ。だったら生まれた瞬間なんか覚えてないですよ。」
「オレも覚えてねえぜ。」

「で、この『エミール』ですが、現在訳本が2種類出てます。ここに紹介した『世界の大思想』シリーズの奴と岩波文庫版の奴です。他にもありましたがたぶん絶版だと思います。管理人さんは『世界の大思想」の方が好きみたいですよ。」
「どっちでもいいんだよ。どうせあいつフランス語なんか分からねえんだから気分の問題だろうよ。」
「『エミール』が生まれてから結婚するまでをルソーが好き勝手に想像してでっち上げてるわけですが、ルソーの本質的な部分がよく分かります。」
「おまえ、分かっているとは思うが、このブログで紹介される書物は決して内容については触れてはいけねえんだぜ?その辺の所をちゃんと理解してるな。」
「はあ、まあ、分かってますが、とにかくこの『エミール』という人物は実に可哀想な人物なんですよ。なにしろ生まれたときから友だちがいないんです。」
「何だよ、引きこもりか?友だちなんかその辺でブラブラしてたらすぐに出来るだろ。質は問わねえけど。」
「でも、『エミール』の家庭教師役、この場合ルソー自身ですが、世間様から完全隔離して育てるんですよ。」
「ゆがんだ性格になるな。」
「私なんか、子どもの頃からいろんな同年齢やちょっと年の離れた連中と遊んで大きくなるんだと思いましたけど、純粋培養で社会人になれるんでしょうか?」
「小皇帝にはなれるだろうよ。」
「要するにルソーは孤独癖があったんでしょうね。まあ、有り体に言えば人嫌いなんでしょう。友だちと共同して何かを作るなんてことは苦手だったんじゃないでしょうかねえ。だいたい、出だしがすごいですよね。『万物を創る神の手から出るときにはすべては善いが、人間の手にわたるとすべてが堕落する。』ですって。」
「じゃあ、人間の手にうつったとたんに神の手に返してやろうか?」
「いや、それはふつう殺人と呼ばれてますのでやめてくださいね。」

「まあ、随所に人嫌いのルソーらしい表現があるよな。『人間は蟻のように積み重なって生きるようにはつくられていない。・・・密集すればするほど、人間は堕落する。・・・あらゆる動物のうちで、人間は群れをなして生活することが、もっともやりにくい動物である』らしいじゃねえか。だったら東京で生きてる奴はほぼ100%堕落してるな。」
「その辺は哲学的に突っ込んでいくとおもしろい問題ですが、とにかく、この『エミール』はだらだら書いてるのに中身が微妙に認識論だったり人間論だったりするので、読めばかなり難解な書物ではありますよねえ。」
「だから売れないんじゃねえか?こんな本を置いてる書店はそんなに多くはないはずだ。もし売れてるとすれば古本屋に山のように置いてあるはずだ。だが見かけねえと言う事は要するに売れてねえんだよ。」

私としては、この本がいいか悪いかは別として、保育士や幼稚園教諭の養成校でもっと読まれてもいいような気がします。
たまには考えるのもいいのではないでしょうか?

では

謎の本「戦友」

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「戦友」と書かれた謎の本です。

何が謎かと言えば、出版社名もいつ出版されたのかも書いてないんです。
四国の田舎に帰ってきて古本屋に行くことがあまり出来なくなったので、ネットで買うことが多くなりました。
ネットで購入する場合、やはり送料が気になるじゃないですか。
だから、適当にガバッと買うんですが、そう言うときに必ず訳の分からない本が混ざってきます。

今回のは特におもしろかったのでご紹介します。

主に軍歌の歌詞を載せているんですけど、2枚目の写真のように関係あるのかないのかその辺が分からないものも載ってます。
しかし、全部軍歌かと言えばそうでもない。しかも時代がメチャクチャ。

明治のはじめの頃の歌から始まって第二次世界大戦後の歌まで幅広く載ってます。
編集の意図が分かりません。
軍国主義の塊みたいな奴が編集したのかと思ったらそうでもないんですよね。

例えば「オッペケペー」と言うのは自由民権運動の頃の歌でしょうね。
でも、微妙に歌詞が違ってます。正しくはこうです(笑)。なんでお前が知っている。

「固い上下 角とれて
 マンテルズボンに 人力車
 いきな束髪 ボンネット
 貴女や紳士の 出で立ちで
 うわべの飾りは 立派だが
 政治の思想が 欠乏だ
 天地の真理が 分からない
 心に自由の 種をまけ
 オッペケペ オッペケペ
 オッペケペッポー ペッポッポ」

こんな歌を第二次世界大戦中に歌ったら治安維持法違反ですね。
でも、この本に載っていると言うことはこの本を手にした人たちは「オッペケペー」を知っていることになるので、案外、軍国主義の世の中でも庶民は反政府的だったのかも知れません。

もちろん、軍国主義そのものの歌もあります。
「海ゆかば」
「海ゆかば みずく屍
 山ゆかば 草むす屍
 大君の辺に こそ死なめ
 帰り見はせじ」

もともとは万葉集の歌ですが、この歌に送られて特攻隊員たちは帰らぬ戦いに旅立ったのです。

かと思えば
「君死にたまうことなかれ」(与謝野晶子)
「ああ、おとうとよ 君泣く
 末に生まれし 君なれば
 親のなさけは まさりしを
 親は刃を にぎらせて
 人を殺せと おしえしや
 人を殺して 死ねよとて
 二十四までを そだてしや」

有名な日露戦争に対する反戦詩です。

あと、どう言う訳か知りませんが、大学の校歌がいっぱい出てます。
旧制高校の校歌もあります。
で、ここでも訳が分からないのは

「東京女子大学校歌」

なんでや?お前ら男じゃないのか?なんでそんな歌、知ってるん。

この謎に満ちた本はいったい誰が出版したのか?
調べました(笑)。

すると、どうも昭和20〜30年代に

「軍歌の店 戦友」

と言う飲み屋があったことが判明(笑)。
そこに常備されていた歌詞集らしいのです。

この飲み屋、実に下らないと言うかおもしろい。
軍服やその他戦争中の衣装をたくさん置いてあって、お好みの服を選んで写真を撮ってもらえるらしいんです。

店には
「オオス」
と言ってカウンターにいるお嬢ちゃんに敬礼して入る仕組みらしいです。

お前ら!少しは昔を懐古するのもいいけど、ちゃんと戦争の苦しみも思い出せよな。
そう思いました。

では

ジンバブエドル

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「こりゃまたすげえ桁数だなあ。」
「はい、1000億ジンバブエドルです。頭がクラクラしますね。とにかく猛烈なインフレなので大変みたいですよ?」
「まあ、政情不安だし独裁政権だし国民は苦労してるんだろうな。」
「だいたい、1120万%のインフレ率ってちょっと想像出来ないじゃないですか。例えば、1円だったあめ玉が、朝起きてみたら1120万円だったらどうします?」
「そんなにインフレが進んだら現金を所持している意味がねえよな。いったいどうやって生活してるんだろうな。で、この1000億ジンバブエドルで何が買えるんだ?」
「さあ、毎日変動してるんでしょうからあんまり考えても仕方ないんじゃないですかねえ?」
「ちょっとビール一杯とか思ったら何千億もかかるんじゃあ大変だぜ。」

「あ、ありました。hpのノートパソコンのお値段です。11月1日付けの値段なのでだいたいの見当はつきますね。205678900099800ジンバブエドルですって。」
「ちゃんと漢数字で書け!」
「じゃあ書きますよ。二百五兆六千七百八十九億九万九千八百ジンバブエドルです。うちの電卓では計算できませんね。小学校でどんな算数を教えているか見てみたいです。ノートパソコンでこの値段ですから車なんか買ったり家建てたりしたら『京』の単位になりますね。でも、この調子でインフレが続いたら『京』の単位も怪しそうですね。『垓』とかすぐに使うようになりそうです。」
「これだったら『1億ジンバブエドル負けて』とか言ってもふつうに負けてくれるな。」
「おそらく日本円にしたら『10円まけて』みたいな感覚でしょうか?しかも、最高額紙幣が1000億ジンバブエドルですので、205兆だとしたら2000枚くらい持っていかないといけませんね。数える方も大変ですよ。」
「重さで量ったらいいんだよ。たぶん。」
「それは無理ですね。急造紙幣なので1000億ジンバブエドルも500億ジンバブエドルも250億ジンバブエドルも大きさは同じです。ちょっと色が違うだけで重さなんて変わらないと思います。」
「そんなにコロコロと新しい紙幣が出来たら銀行も困るだろうよ。銀行員ですら紙幣を全部暗記してねえんじゃねえか?と言うよりATMなんかどうすんだ?新紙幣に対応する間もなくまた新しい紙幣が出たらATM使えねえよな。」
「町の商店だって困るでしょ?文房具屋さんなんか小学生がいっぱいだと思うんですよ。で、おそらく親は自分ではもう使わなくなった10ジンバブエドル紙幣とかを子どもに渡すんですよ。10ジンバブエドル紙幣で1億ジンバブエドルのノートを買ったらそれこそ暴動ですよ。札束数えてるだけで日が暮れてしまって、翌朝にはインフレですでに1億2千万ジンバブエドルになったりして、『ごめんよ。もう値段が上がっちゃってお金が足りないな。おかあちゃんにもらっておいで。』とか言われて子どもは泣くんですよ。で、家に戻ってお金を持ってきたら今度は1億4千万ジンバブエドルになってたりしてもう何が何だか分かりません。」
「そんなに大量の紙幣をどこに保管するんだよ。大金庫でもあるんか。」
「うかつに保管すると何トンにもなって床抜けますね。寝室全部に紙幣を詰め込んでもコーヒー1杯にもならなかったりしたらがっかりですね。」

「それだけじゃあねえ。例えばローンを組んだりしてみろ。1年で1120万%のインフレ率だったら、当然0金利で1120万%の金利をつけなきゃいけないわけだ。だから当然1120万10%とかそんな金利になるはずだ。」
「でも、それはこのインフレが来年も続くという見通しで決まるわけでしょ?もしかしたら来年はいきなり100%くらいになるかも知れないじゃないですか。だったら1120万10%の金利でお金を借りた人はおそらく破産ですね。」
「だが、来年は1150万%のインフレ率かも知れねえ。そんなあやふやな未来に向けてローンなんか組めねえよな。と言うか銀行で金を借りるなんて事が出来るんか?」
「借りる方も貸す方も恐ろしくてダメですね。」
「ま、要するに貨幣経済は成り立たねえってわけだな。物々交換しか方法がねえ。」
「経済が破綻するって恐ろしいですね。」

インフレはイヤですけど、新しいお札がどんどん出来るとそれはそれでうれしいです。
年賀はがきみたいに毎年新シリーズとか出たらきっと購買意欲が出てきますよ(ウソ)。

では


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