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出品者様は「貝化石」と言ってましたけど、本当に貝なのかどうかは疑問です。 単なる模様かも知れません。 重さは13キロくらいあります。これくらいあると、なんか、「石を持ってるなあ。」と言う気がします。 年代も何も全然分かりません。 でも、この「磨く」と言う行為はどうして起こるのでしょうか? 中国の人は何でも磨いてますが、あんまり日本人の文化では見られないように思います。 蛍石でも水晶でも方解石でも何でも磨いて、終いには丸玉になってしまいます。 出品者様によると、この「貝化石」はたくさん在庫があって、値上がりを待ってから徐々に出品するそうですが、果たして値段が上がるでしょうか? こういう一か八かの出品は徐々にやったら値崩れするので、一気に出した方がいいような気もするんですけどね。 もし偽物だったり、全然違う物だったりした場合は、すぐに指摘されて値段がつかなくなりますから、訳の分からないのはいきなり全部出した方が後腐れなくていいはずです。 この「貝化石」は実は椅子の板なのです。 ちゃんと足の部分があったんですが、別に座る予定はないので、足の部分は捨てようと思って廃品回収に出そうと思ったら、近所のおばちゃんが 「あれ、これいいねえ。石置きにぴったり。欲しいわ!ちょうだい!」 って言われたのであげました。 「石置きにぴったり。」ってこれは石置きなのでぴったりもなにも、そのものですよ。 でも、中国の人って、こういった、蛍石の板だの「貝化石」の板だのの上に座るのが全然平気なんですね。 その辺の心理は分かりません。 と言うか、見たら分かるように接着してあるのが見え見えなんですから、うかつに座ると割れるんじゃないでしょうか? 「どうして、こういう得体の知れねえ物ばっか、落札すんだよ!」 「まあ、仕方ないですねえ(笑)。こういうのが好きなんですから。」 「これが『貝化石』じゃなかったらどうすんだ。」 「それはそれで楽しいんじゃないでしょうか?だって、おもしろい模様じゃないですか。『貝』ではないかも知れませんけど、何かの化石の確率が高いと思いますよ。 「あいつ、化石については素人のくせに、産地も年代も全然分からねえ石に手を出して失敗を重ねるわけだな。」 「『化石については』ってのは間違いですね。『石全てに渡って』が正しいです。管理人さんとしては、何となく腕足類のような気がしたそうですけど、『貝化石』と書かれているので、よく分からなくなったそうです。」 「まあ、オレにとっちゃあ、『貝』だろうと『腕足類』だろうとどっちでもいいわ。そう言えば、あいつ、病院で食事指導とか言われて3日間の食事を全部書かされてるじゃねえか。」 「そうですね。中性脂肪で引っかかったみたいです。でもさあ、あれってどうなんでしょう?(笑)。3日間ダイエットコーラだけで過ごしましたよ?」 「道理でフラフラすると思ったぜ。低血糖だな。で、記入欄にどう書くんだよ?」 「さあ、全部に渡って『ダイエットコーラ』とか書くしかないでしょ?だいたい、この前のダイエット期間中に血液検査して中性脂肪が高かったんですから、そもそも食事指導に意味があるんでしょうか?何も食べずに2週間くらいして検査しても中性脂肪が高いのでしたら、全然意味ないですよね。」 「あれって、やっぱり遺伝的なものがあるんか?」 「それもあると思いますよ。管理人さんのお父さんも中性脂肪高いですから。」 「二人して食生活が悪いんじゃねえのか?」 「いや、いくら何でも、2週間絶食して検査しても中性脂肪が高めに出るというのは何らかの障害があると思いますよ。こうなったら体脂肪率0%まで絞るしかないんじゃないですかねえ(笑)。」 「だったら、それは食事指導じゃねえだろ。要するに絶食しろって事だろ?」 「そう言う事でしょうか?」 「てわけで、明日から完全絶食だな。」 私的には「貝化石」だったらこんなに磨かないと思うんです。 ちゃんと立体的にすればいいのにねえ。 |
オークションネタ
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出品者様は「ストロベリークォーツ」と言う名前で出品していましたが、そうなのかどうなのか、もし、そうであっても、質の良い物なのかどうなのか、あらゆる部分で不確定な部分のある、2.545ctのルースです。 この石は絶対にインクルージョンを楽しむための石だと思うんですけど、いかがでしょうか? と言うか、このルースからインクルージョンを取ったら、単なる水晶になってしまいます。 「こうしてルースばっかり出してるが、あいつ、どんどんでかい石を落札してるぞ?」 「知ってますよ。玄関、踏み場がないですねえ(笑)。」 「で、このストロベリークォーツだが、こう言うの、綺麗とか思うのか?」 「さあ?これはもう趣味の世界ですよねえ。いいとか悪いとかそう言うの関係ないんじゃないですか。でも、これだったらネックレスはありじゃないですかねえ。」 「もし、この石がネックレスとして加工されたとしようじゃねえか。で、たぶんプラチナの台に乗るんだよ。」 「プラチナかどうかはちょっと疑問ですが、まあ、いいでしょう。銀かも知れませんけど。」 「で、この石が映えるような衣装ってどんな衣装なんだ?」 「あ、それはまた私たちに全然関係ない世界ですね。私たちは管理人さんの一部なんですから、ファッション関係は全く知りませんよ。でも、強いて言えば、透明の中身のインクルージョンを楽しむんですから、白い衣装がいいんじゃないですか?」 「だったら、あれか?白無垢の結婚衣装か。オレとしては和服がいいぜ。」 「たぶん、和服にネックレスという発想はないんじゃないでしょうか?」 「別にいいじゃねえか。明治維新の頃はずいぶん無茶な和洋折衷だったんだから今でもいいんだよ。」 「何でも混ぜたらいいという物ではありませんよ。例えば、ターバンを頭につけてアオザイを着た上に高下駄を履いたらさぞかし万国感溢れる着付けになるでしょうけど、そう言う人が新幹線ホームで『こだま』を待っていたら驚くでしょ?」 「ああ、それが男だったら非常に驚いてやるぜ。」 「で、もちろん、胸にはこのストロベリークォーツのネックレスですよ。これなら、秋葉原に行かなくても職務質問されますよね。」 「職務質問ってナップサック背負っていたらいいんじゃねえのか?」 「よくないです。夜中にナップサックしてたら100%職務質問ですね。」 「じゃあ、ナップサックを背負っていて職務質問されねえ状況ってのはどう言う時だ?」 「そりゃ100人くらいで水筒持って遠足みたいな感じで歩いていたら大丈夫なんじゃないでしょうか?」 「ウソつくな!そんな格好で秋葉原を歩いてみろ!機動隊が出てくるぞ。」 「そうですねえ。もしかしたらナップサックというのは大人が背負ったら犯罪なのかも知れませんよ。」 「イヤ。時代の変化かも知れねえな。あいつがガキの頃は大人が背負っていても問題はなかったはずだ。いったいいつ頃から怪しい品物になったんだ?」 「きっと昔から怪しかったんだと思いますよ。私、この頃思うんですが、『虚無僧』ってのがあるでしょ?」 「ああ、『大江戸捜査網』とかでおなじみだな。」 「いや、『大江戸捜査網』自体がおなじみじゃないでしょ?(笑)。」 「で、『虚無僧』がどうしたんだよ。」 「時代劇でふつうに出てきたりして江戸時代の人はふつうの感覚で『虚無僧』を見ていたと錯覚しそうですが、あの時代でも『虚無僧』は怪しかったんじゃないでしょうか?」 「なんでだよ!『大江戸捜査網』では隠密が『虚無僧』姿になってるだろ。だったら『虚無僧』はふつうにいたんじゃねえのか?」 「あれは、たぶん、時代劇だからそう思うだけで、一般庶民から見たらやっぱり『虚無僧』はやばかったと思うんですよ。だってあの顔が見えなくなるほどの妙な帽子?みたいなの被ってしかも尺八吹いてるんですよ?どう考えても変人でしょ。」 「だったらなんで人目に触れないように苦労してるはずの公儀隠密が『虚無僧』なんかに化けるんだよ。」 「きっと、自分が隠密だと言うことをみんなに知らせたいんだと思います。」 「アホな事言うな。絶対に『虚無僧』はあの時代の風物詩だったはずだ。」 「そう思うんでしたら、あなた、今直ぐに『虚無僧』の姿というかコスプレして交番の前を歩いてみて下さいよ。もちろん尺八も吹くんですよ。」 「で、職務質問されたらどうすんだ!!」 「素直に『職業は虚無僧です』でいいんじゃないですか?」 また、話しが投げっぱなし(笑)。 なんでストロベリークォーツの話しが虚無僧なんですか? でも、まあいいんです。 |
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プレーナイトなどと書いてますが要するに「ブドウ石」です。 ルースになった奴は初めて見たので取りあえずゲット。25.716ctの大きな奴ですが、明らかに使い物にはなりません。 インクルージョン&クラックでめまいがしそうです(笑)。 どうせならインクルージョンなしの奴を研磨すればいいのに、どうしてこう言うのを作ったのかよく分かりません。 「なんか、あれみたいですね。ほら、ルチルクォーツ。」 「これのどこがルチルだって?ふつうにゴミが入ってるだけじゃねえのか?一歩間違えたら産業廃棄物だぜ?」 「でも、いいじゃないですか。こう言うのもおもしろいと思うんです。ブドウ石ってそんなに綺麗な石じゃないでしょ?だったらこんなに不純物みたいな奴がいっぱい入ってる方がある意味綺麗ですよ。」 「どこが綺麗なんだよ。ゴミを見てるだけじゃねえのか。それにしても、この頃、妙にルースを出してくるな。なんか気でも変わったか?」 「そうでもないんですよね。大きい石を出してきて写真に撮るのが面倒なだけですよ。その点、ルースでしたら簡単です。20キロとか30キロの石を動かすのは大変ですよ。」 「だが、基本は全然変わらねえな。要するに怪しげな石がいいんだろ。」 「そりゃそうに決まってるでしょ。このプレーナイトなんか誰も競争者がいませんでしたよ。」 「当たり前だ!宝石でもない石をルースにして誰が買うんだよ。」 「え?管理人さんでしょ?ちゃんと買ってるじゃないですか。」 「人の趣味にいちいち口出しするな!」(管理人の声) 「でも、これって宝石屋さんが出品してたんですよね。」 「そうだよ。オレとしてはなかなか気に入ってるんだ。」 「どの辺が(笑)。」 「笑うな!よく見て見ろ。ブドウ石ってのはふつう、透明じゃない。だが、この石は裏側の文字が読めるくらい透けて見える。こう言うのは珍しいんだよ。」 「ま、インクルージョンがなければそれなりの石なんでしょうけど、これはねえ。」 「何を言うか。お前、人を好きになったことがないのか!」 「え?どういう繋がりですか。」 「人間ってのはなあ、完全な奴なんかいないんだよ。その人のいいところも悪いところも合わせて好きになるんだよ。この石は確かに不純物だらけだ。だが、それも含めて好きになったらそれでいいんだよ。」 「危うく騙されるところでした。人間関係とか恋愛とか、そう言う事と、この石が好きであることは全く無関係ですね。と言うか、どうしてあなたは完全無欠の石を好きにならないんですか?」 「完全無欠って気持ち悪いだろ。人間、生きてりゃ一つや二つくらいは悪いこともやってるんだよ。だったらそれらしく不純物のある石を好きになるべきだ。」 「それはどうなんでしょうか?完全無欠の美を追い求めるのが正統な宝石の集め方じゃないですか?」 「だろ?だからオレは非常に助かるわけだ。こう言うの、値がつかないからな。安心してお取引の出来る良い出品者だよな。」 「でも、よくこんな石ばっかり探してきますよねえ。」 「ああ、こういう怪しげな石が出たらすぐにアラート登録してるからメールで知らせてくれるよ。」 「いったいどんな単語で登録してるんですか?」 「それは絶対に秘密だ!」 「そうは言っても管理人さんが下らない石を開拓したら次々に入札者が増えますよね。」 「明らかにオレをつけ回してる奴がいるな(笑)。オレは新規の出品者で評価が0でも入札に行くから。」 「0だけでないでしょ。あなたこの前、評価がマイナスの出品者の奴に入札したじゃないですか。」 「ああ、あれは驚いたよな。出品する側が評価マイナスってのは初めて見たよ。ふつうはマイナスになったら自分でID削除だよな。ある意味すがすがしい態度が気に入ったんだ。」 「と言うか、あの出品者は1つも『非常によい』って評価がなかったじゃないですか。それなのに、『評価がマイナスの方の入札はお断りします。』とか書いてましたね。」 「でも、ちゃんと品物が来たからいいじゃないか。『非常によい』って評価しようとしたらID削除になってた(笑)。」 「騙される寸前でしたね。」 「そう言うのが楽しいんだよな。しかもおもしろい石が手に入るし。」 あ、この石を出品している業者さんはものすごく親切丁寧な良い出品者さんです。 時々信じられないような石(この石みたいな奴)を出してくれるのでありがたいです。 |
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ちょっと下半分が暗くなりましたが、これが一番映りが良かったのでこの写真にします。 サンストーンです。6.69ctあります。 「ねえねえ。管理人さん。いい加減外付けのフラッシュ買いましょうよ。」 「いいじゃないか。標準でフラッシュあるんだから。」 「でも、接写レンズを買ってるのにフラッシュがないと近くに迫って撮影したらいつもこんな感じじゃないですか。」 「まあな。ちょっとは考えるよ。と言うかさあ、オレはデジカメ一眼は安い奴ばっかり買ってるじゃないか。だから買い換えた時にそう言ったレンズだのフラッシュだのが使えなくなったら困るんだよ。E−300の時に買っておいた付属品なんか使えないからなあ。」 「じゃあ、思い切って高いのを買いましょうよ。」 「高いのを買っても撮影する被写体がないよ。この安物のカメラで十分だ。」 「で、今回のサンストーンですが、本物なんですか?」 「本物?サンストーンって本当にあるのか?」 「え?知らないで買ったんですか?ある意味本物のバカですね。」 「だって、宝石店には絶対に売ってないぞ?出品者様のネーミングじゃないのか?」 「アホな事言わないで下さい。サンストーンはちゃんとありますよ。正長石、あるいは灰曹長石です。知らなかったんですか(笑)。」 「今知ったよ。見た目、キラキラしてるからちょっと落札してみた。マダガスカル産らしい。」 「ここまで質が悪いと宝石と言うより鉱物ですね。」 「そんなことないだろ?たぶんインクルージョンを楽しむんだよ。見ろ!この輝き。さすが千円以下だ。」 「まあ、サンストーンは知らない人は絶対に知らない石でしょうから飾ってあっても違和感はないかも知れませんね。」 「だろ?ドロップみたいな感じだよな。オレとしてはなめるとオレンジ味がするような気がするんだ。」 「いや、どちらかと言えばイチゴ味じゃないですかねえ?」 「なめてみようか?」 「やめて下さい。あなたなめた後、絶対にかみ砕くでしょ!正長石は硬度6〜6.5ですのでかみ砕けないかも知れませんよ。歯が砕けたらどうするんですか。」 「で、さっき宝石事典を見たんですけど、サンストーンって『太陽という言葉から受けるイメージと同様に、健康や肉体的なエネルギー、情熱、勇気などを連想させる。』らいいです。」 「そりゃオレとは正反対なイメージだな。」 「あ、自分でも分かってたんですか(笑)。あなたは不健康で肉体は老いさらばえ、持続性がなく、惰弱ですよね。」 「失礼な!しかし『惰弱』ってまあ、使わない言葉をよく持ち出したなあ。」 「この赤い奴が赤鉄鉱で糸みたいに見えるのが針鉄鉱だそうです。」 「話しをそらすな!オレは『惰弱』じゃないぞ。」 「分かりましたよ。じゃあ『情弱』にしておきますよ。」 「『情弱』ってなんだ?」 「情報弱者の略ですよ。地デジがどうのこうの言ってるじゃないですか。乗り遅れると情報弱者になるそうですよ。」 「なんでだ?オレは今でもテレビなんか見てないから地デジになっても全然困らない。まあ、地デジ対応のテレビにビデオ信号の入力があったら買ってもいいな。」 「ビデオ入力なんかそのうち廃れますよ。」 「だから必要なんだよ。MSXを使えないじゃないか。」 「MSXなんか今更何に使うんですか!と言うよりそもそもMSXの説明なんかイヤですよ。」 「大昔のパソコン(マイコン)でいいんじゃないか?」 「あれってもう管理人さん10年くらい使ってないでしょ?」 「ああ、野ざらしだな。」 「だったらもう使えないでしょ?フロッピードライブの駆動部分はゴムじゃないですか。10年も使わなかったら動きませんよ。と言うより話しがそれすぎです。」 「ま、サンストーンは綺麗だなと言うことにしておこうか。」 話しが投げっぱなしです。 いや、本当にサンストーンという名前がついた石があることを今日知りました。 ちょっと感激しました。 |
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「おや、珍しい。ルースじゃないですか。」 「そうだよ。だって『指に乗る』のが好きだって言われたらでっかい石はダメだろ?」 「でも、このルースだって指に乗りますかねえ?15ctじゃないですか。」 「てことでスフェーンです。でかいというだけでなく、脆い(硬度5〜5.5)のでうかつに指環だのネックレスにしたらキズが出来てしまうんだ。でも、光の分散はダイアモンドより強いから、写真で見るより現物を見た方が明らかに美しい石なんだよな。」 「日本名では『くさび石』って言われてますねえ。中にはウラニウムが含まれている場合もあるらしいですが、この石は蛍光しませんでしたので、残念。」 「ま、ウラニウムは原石を持ってるからいいよ。」 「日本では岩手県神乙茂とか、福島県王子平とか、岐阜県神岡鉱山で採れるそうなんですが、今でも採れるんでしょうかねえ?」 「さあなあ。オレはそう言うの詳しくないから閉山になってるところもあるんじゃないか?」 「どうでもいいですけど、管理人さん、この頃、石のネタあんまり書かないじゃないですか(笑)。」 「ああ、そう言えばそうだなあ。だって、書いても全く反応ないんだからなあ。まだ出してない石がうじゃうじゃあるけど、書かないんだ(笑)。」 「この石もまた引き出しの中で眠るんですか?」 「この石はちょっとアクセサリーにしてもいいと思ってるんだけど、やはり扱いが難しいよ。同級生の宝石商に聞いてみようか?」 「あなた、宝石になるかならないか非常に微妙な石のルースばっかり持ってるから笑われますよ。」 「でもさあ、ダイアモンドのルースばっかりあったら大変だろ?金額的に。いわゆる宝石ばっかり集めたらお金がいくらあっても足りないよ。それにさあ、この頃、宝石に関しての見方がひねくれてしまってるからな。」 「どうひねくれたんですか?」 「だって、ルビーの1級品はものすごく綺麗で、しかも高価だろ?」 「そりゃそうですよ。」 「でも、含浸処理したルビーも綺麗に見えるぞ?」 「いや、それは不正処理ですよ(笑)。詐欺じゃないですか。」 「持ってる本人が処理されたことを知ってたら別にいいじゃないか。含浸処理したルビーを『天然』とか、ウソの鑑別書を出したりしたら大変だけど、『処理してます』って売ってる分には別に問題はないわけだ。だいたい、処理したがどうかなんかオレには分からないし、処理した奴はものすごく綺麗に見えても2ctが1000円くらいだよ。」 「どうも、あなたは根本的に偽物が好きなんでしょ?(笑)。」 「それは違うな。オレの中では偽物に興味を惹くのは2つの場合だけだ。1つは完全に偽物。誰がどう見たって絶対に偽物。これは非常に重要な要素だ。多くのオークションで絶対に偽物だと思うのは取りあえず注目してるよ。で、2つ目に、どう見ても偽物に見えるんだけど、実は本物。これも実におもしろい。こう言うのは品物が手元に来ないと分からない。だから落札した時は偽物だと思ってるんだ。」 「騙されるのを快感に思ってませんか?」 「オークションってのはそう言うのがなかったらおもしろくないだろ?」 「他の入札者が困るでしょうに。」 「大丈夫だよ。偽物だったら出品者に悪口書いてるから。まあ、あの銀行の口座であの地域からの出品物だったら怪しい、ってのはだいたい分かるな。」 「怪しいって分かってるんでしたらどうして落札するんですか!」 「ああ、オレもいろいろ考えたんだけど、この頃にしてようやく気がついたよ。あれは出品者自体が本物か偽物か分からずに出品してるんだよ。仕入れの段階で見抜けずにそのまま出してるんだな。あれだけ本物と偽物が入り交じっていたらそう考えるより他にない。」 「で、このスフェーンは本物ですか?」 「たぶん大丈夫だ。スフェーンの偽物を作るのは難しそうだからな。」 「じゃあ、大事にとっておいて下さいね。」 スフェーンはものすごく高値になるか安値になるか、どちらかです。 出品者も入札者もどきどきします(笑)。 |





