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☆末永ゲット逆転3ラン ツバメに3連勝、1.5差
ヤクルト―広島20回戦(10勝10敗、18時、神宮、17419人)
広 島000000003―3
ヤクル000002000―2
▽勝 横山59試合3勝7敗
▽S 永川48試合2勝5敗30S
▽敗 松岡49試合5勝3敗
▽本塁打 青木13号(1)(大竹)末永2号(3)(松岡)
●…広島が土壇場での逆転勝ちで3連勝。0―2の九回、栗原の安打を足場に一、二塁とし、1死後に末永が3ランを放った。永川が3年連続の30セーブ目。ヤクルトは5連敗。先発の高木が7回無失点と好投したが、松岡が誤算だった。広島は阪神と並び4位。
▽九回、チーム救う一振り
その瞬間、逆転の手応えがバットから伝わってきた。「体が震えました」。右翼席への逆転3ラン。少しの静寂の後、一気に球場に歓声がこだまする。ファンの視線が集まった先には、末永がいた。
敗色濃厚だった。0―2の九回1死一、二塁。カウント0―2から内角低めに落ちたフォークは、決して甘い球ではない。内田打撃統括コーチは、言葉に詰まった。「ストライクを取りにくるカウントできたフォークを打った。すごい。それに尽きる」
才能は埋もれつつあった。チームの構想から外れた2007、08年には1本の安打も打てなかった。車好きの好青年は欧州製の愛車を売り、国産のファミリーカーに乗るようになった。「結婚もしたし、子どももいる。無駄遣いはできない」。打撃センスを武器に、どん底からはい上がってきた。
試合後、控室で待っていたチームメートから深々とお辞儀された。観客席からも「ありがとう」という声が聞こえてきた。「勝ちたかった。ずっとあきらめない気持ちで戦ってきた」。奇跡を起こした男は、力強く言った。
【写真説明】九回表、広島1死一、二塁、末永が右越えに逆転の3ランを放つ
しかし、ほんと神かがり的な試合でした。
チームの勢いの差がそのまま出たというか
まさか勝つとは。
夢が夢でなくなってきました。
末永、ありがとう。
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