|
☆久保竜彦、電撃ドラゴンヘッド
広 島 2 0―0 1 横浜FC
19勝4分 2―1 7勝9分
け3敗 け10敗
(61) (30)
●…広島は2―1で横浜FCを下して4連勝。勝ち点を61に伸ばした。横浜FCは3連敗となった。
広島は1―1の後半34分、MF服部の左クロスからFW久保がジャンピングヘディングシュートを押し込み、試合を決めた。
前半は動きが重く、攻めきれずに0―0で折り返した。後半18分、相手GKのスローイングを拾ったMF青山が、ミドルシュートで先制した。同20分、中央突破を許して、横浜FCのFW池元に同点とされていた。
▽コーナーフラッグ 成長刻むGK佐藤昭
今日の主役はFW久保以外にいない。もどかしい試合を歓喜に酔わせてくれた。しかし、一歩間違えば、ヒーローが登場する前に試合は終わっていたかもしれない。久保が出てくる直前の後半32分、ファインセーブがあった。GK佐藤昭である。
横浜FCにも「主役」が登場していた。FW三浦知が起点になって、好機を演出。広島の守備陣は対応に追われた。後半32分の場面は、三浦知の右クロスから許したシュートを佐藤昭がセーブ。一度はボールをこぼしたが、体を張って、しっかりと押さえた。
GKは今、広島で最もギリギリの陣容で戦っているポジションだ。下田と木寺のけがを受けて、プロ4年目の佐藤昭がゴール前に立つようになって8試合目。危なっかしいシーンもあるが、確実に変わってきている。
練習で突然、フィールドプレーヤーとしてプレーさせられたことがある。「もっと周りを見て、パスコースをつくっておかないといけない」。チームの最後方からビルドアップするスタイルの基点を再認識したという。「求められているもののレベルが高くなった」と話す表情は、いつもに増して引き締まっていた。
26試合目で勝ち点は60を超えた。GKに限らず、けが人は多い。華々しくはないかもしれないが、佐藤昭が刻む成長も、トップ街道を支えている。
▽交代2分後 決勝ゴール
わずか2分で大仕事を果たす。これこそが、FW久保竜彦の真骨頂だ。
1―1の後半32分、広島サポーターの大歓声と、昨季まで在籍した横浜FCサポーターの大ブーイングが交錯する中、ピッチへ。34分に生まれた超人的なプレーは、両チームファン、さらにはチームメートをも驚嘆させた。
左サイドのMF服部からの速いクロス。DFのマークをするりと抜け、近いサイドへ回り込む。そして滞空時間の長いジャンプ。頭でとらえたボールはゴールに吸い込まれた。「公太(服部)からいいボールがきた。久々の得点だし、勝ててよかった」。10試合ぶりとなる今季3点目に表情を緩めた。
昨季までの本拠地でのプレー。「昨年何もしていないんで、申し訳ないというか、複雑な気持ち」と本音も漏らす。それでも広島ファンには絶対的な存在感を示した。
試合後、ペトロビッチ監督は久保を抱き寄せた。「シーズン中、必ず彼が助けてくれる試合がくると思っていた」と指揮官の喜びも大きい。
いつぶり返すか不安な腰痛を抱え、試合後は入念にストレッチを繰り返す光景があった。「腰は問題ない。広島の夏は暑いけど、空気がうまいんで大丈夫」。真夏の過酷なリーグ。頼れる男は期待を裏切らない。
▽青山先制弾
後半18分に先制のミドルシュートを決めたMF青山。絶妙の位置取りと攻撃的姿勢が、3月9日の開幕戦以来となるゴールを呼んだ。
18分にMF森崎浩のシュートがGKに阻まれた直後だった。「相手の攻撃の芽を摘もう」と前めに詰めていた青山の前に、GKのスローが。迷うことなく無人のゴールへ冷静にけり込んだ。「僕にシュートを打ってください、というようなボールがきた」としてやったりの表情。
積極的な攻撃参加に、献身的に最終ラインまで戻り、守備の穴埋めをするなど、フル稼働。「我慢強く、意思統一できたゲームができた」と勝利を喜んでいた。
【写真説明】【横浜FC―広島】後半34分、勝ち越しゴールを決め、アシストした服部(17)らと喜ぶ久保(39)
【写真説明】後半18分、先制点を挙げ、サポーターの声援にガッツポーズで応える青山(右)
こういう試合を見ると、
これだけケガ人が続出しているにもかかわらず、
サンフレって選手層厚いなあって思いますよね。
でも久保が決めたのは本当に大きかったです。
さすが久保というか、彼にしかできないゴールでした。
これで勝ち点も60点台に突入。
あと7勝して勝ち点を80点台に乗せれば
少しではありますがJ1へ復帰への道が見えるかな?
でも何があるかわからないし、まだまだ油断は禁物。
初心のとおり、1試合1試合を勝ち進むのみですね。
|