私の会社でのお話。
ある重要連絡事項があった。一応社員全員が業務を行なう上で知っておくべきことだ。まあ全員が知らなくても、予定時間がきてその事態が発生すればちょっとびっくりするだろうが、周りにいる知っている人から教えてもらえることではあるのだが。
「A」という職場の責任者は知らなかった。知らなかったので、その事態が発生した時に、周囲の部下にこのことを知っていたかと尋ねた。しかしその場にいた者もだれもがそのことを知らなかった。【こういうことはきちんと文書で通達されるべきなのに、そんな文書が出されないのはおかしい】と責任者は考えた。そこでその責任者は「B」にやってきた。その場にいた「B」の責任者やその他の者に尋ねた。そこでも誰からもそんな文書は見たことが無いと言われれば、文書が出されなかったことに対する「文句」をしかるべきところに言おうという剣幕だった。
そして …… 「B」でも、やはり誰からもそんな文書は知らないという答えが返ってきたので、さもありなんと得心した「A」の責任者は、さあ今から文句を言いに行こうとしていたので …… 私はその責任者に言った。「●●という文書の中に、そのことも書いてありましたよ」と。
会社全体の休日というものが存在せず、勤務形態が「日勤者」と「夜勤者」と「公休日だった人」が入り混じっている職種では、文書での連絡ということはわりと重要である。もちろん紙ではなくパソコンでも構わないが、全員が読むためには紙での連絡のほうが確実な場合が多い。そして、その文書は社員全員が目を通すべきもののひとつである。
しかし、今回の件に関しては、その時間帯に勤務していた「A」と「B」の二つの職場の合計10名を超える人たちの中で …… それを読んで文書の存在とその内容を記憶にとどめていた者は、責任者でもなく、正社員でもなく、ただのパートの60過ぎのオッサンだけだったということだ。
責任者からは「さすが、charryさんだ」と言われた。
一応、仕事に取り組む姿勢には、それなりの自負がある。
それを評価してくれている人もいる。
だから「さすが」と言われれば悪い気はしない。
しかし …… それでも言いたい。
おまえら、社員だろう !!
ちゃんと読めよ !!
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