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この駅伝は9回目としているが歴史は古く昭和27年(1952)に第1回目が開催され48回まで数えたところで交通事情により中止してしまう。

しかし、ファンの強い要望から4年後に復活し今年で9回目、中止していなければ60回目(開催57回)ということになる長い伝統を持つ。

飯能市内から国道299を秩父方面の西吾野で折り返しの6区間で競う。地元実業団、箱根駅伝を走るような大学生、走友会、愛好者チームまた、県外からも多くの支持を得ている。

今回9回連続で参加する機会を得た。任された3区は吾野駅から西吾野駅近くの国道299のなだらかな登り坂4・2キロをゆく。

15年も走っていると何人も顔見知りが出来、大会に出かければ会え近況を語ることができる。こんな時間も楽しみのひとつである。同区間を兄弟チームの顔馴染みの選手にいろな意味で助けられる。

底冷えのする法光寺で振舞われていたホットレモネードで暖まる。タスキが来るであろう時間のいつもよりギリギリまでウォームアップを待ち身体を冷やさないようこころがける。

寒いが去年よりは暖かく感じ汗が滲んだところで再度ストレッチしながら戦闘服に着替え時を待った。

1区、2区と強力な選手の勢いを借りて最悪でも去年並に走りたい。




トップ選手が通過してから4分、なんとなく不安な表情でタスキを外してやってきた。

緊張感と共に走り出す。序盤に2人抜かれ2人抜く。平日走ってないにもかかわらずイメージどおり動く。ただ、大腿部が見た目でも分かるほど成長してる事に愕然、後で計ってみると2キロも体重オーバーしていた。

そのネガティブな点は残り1・5キロあたりから出てきてしまった。呼吸は最大、腕は振れなくなるくらい痛くなっている。ポツポツと何人かに抜かれるが気持ちで負ける訳にはいかない。バネの弱りを補うためケイデンスを上げる。抜かれた高校生に食らいつくべくスパートをかける。

しかし、中継所の人並みの中にいつもなら見えるヒカリがみえない。4区選手がいない。ラインを越え、探す事10秒ほどだったであろうか。背中を見つけるまでの時間は急にスロー再生しているビデオを見ているかのように現実から離れていた。

気を取り直し、エースとして育ってくれるよう背中を目で後押しした。

その後、5区、6区選手と実力を発揮し、一般38位でフィニッシュした。私は区間62位15'19と不本意な結果に終わりチームに迷惑をかけてしまった。次回があるとすれば自己コースベストを出す勢いで望みたい。

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