富士山

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全5ページ

[1] [2] [3] [4] [5]

[ 次のページ ]

イメージ 1

第36回富士登山駅伝競走大会

2011.08.07

今年も富士山登山の季節がやってきた。年々飽きるどころか更に深く富士山に惹かれていく。

埼玉県比企丘陵という秩父外輪奥武蔵の山々をバックに控えた雑木林や田畑、まばらな住宅環境に育ち、山には安心感にこそ包まれてきたが誘いを感じた事は全くなかったので不思議なものである。

きっかけは初登山にあるのではないかと思っている。
遡ること9年前、富士登山駅伝というものに初めて誘いを受けた。富士山はおろか堂平山さえ1度しか登った事はなかっが、ランの先輩達は6区を充てがってくれた。
初めての富士山登山。富士宮口五合目。既に雲の上であり、なるほど雲海という言葉を実感した。
酸素の薄い感じ、山小屋の窮屈さにショックを受けたのをいまだ脳裏に鮮明に焼き付いている。


今年はほとんど平日に走れなくなってしまったが堂平に二回登り、越生から横瀬までの練習会にも参加し脚づくりを心がけた。

10回目の6区。前日の八合目までの登山では目まぐるしく変わる天候でレインウェアを脱いだり着たり忙しかった。でも姉妹チームのみんなと10時前から登り13時前には着いたので、その後の土砂降りにはやられずに済んだ。
赤岩八合館はここ数年賑わっている。プリンスルートを辿る人も多いのかも知れない。山室はくじ引きで皇太子殿下がお休みになられた場所の隣が割り当てられた。
山頂に行かずに缶ビールで監督と一杯。一万尺の高所でいただくビールは格別だ。

※  ※  ※

日は明け駅伝当日、雲が多いながらもご来光に安全を拝み徐々にくっきりとしてくる眼下のコースを辿りイメージトレーニングする。

麓ではスタートしてるはずの時間を過ぎ、高まりつつある緊張感は一位の滝ケ原自衛隊のリズムに乗った走りで最高潮になる。
我がチームの経過情報では、新人2人が苦戦している模様。山区間で何とか盛り返したい気持ちは強まってくる。だが、経験だけで何とかなるものでもなく、タスキを受けたら逆に冷静にゆっくりとソフトに序盤を戦わなければならない。
焦りはなかったが、トレーニング効果が出るまでに期間を要する心肺機能と早めに効果が出る筋力の能力発揮力にズレがあるようで、ペースを落としに落としても息が上がる。じゅわーっと腕が動かなくなり乳酸も使えてない模様。
ペースを更に落として様子を見ようにも身体がバラバラになったような不安定な動き。
考える間などなく、とにかく動く、動こう、動け!
赤岩八合館前。走れない。大きな階段は大股で四つ足のように押す。見晴館跡では貴重な平坦路を走らないのは勿体無いがヨタヨタジョグが精一杯。
息つく間もなく礫が増すみちを押す。鳥居をくぐり岩場を抜ければ浅間神社奥宮だ!38分40秒、我を取り戻しつつタスキに御朱印をいただき、下りモードに切り替える。
筋力に余裕はなかったが、岩場のダンスを演じなければタスキは締まらない。迫り来る岩、選手、登山者、十分の一秒だって気が抜けない。高める集中力、細かいステップ、ハードリング、急減速、ターンを繰り返し石を蹴散らしていく。斜度が弱まる後半も気を抜く事は出来ない。浮いた石、固着した岩を見分け、利用、無視して僅かな時を刻んでいく。
13分38秒。6つ順位を上げることが精一杯だった。

下山後、メンバー一同集結して来年に向けた方向性を確認一致でき駅伝の醍醐味に浸れたことは最高の時間だった。


※  ※  ※

記録一覧
2002/8/4 6区 52'33"
2003/8/3 6区 55'02"
2004/8/1 6区 48'55"
2005/8/7 6区 52'07" http://blogs.yahoo.co.jp/funakubo_buff/9203967.html
2006/8/6 6区 51'34" http://blogs.yahoo.co.jp/funakubo_buff/39009355.html
2007/8/5 6区 49'09" http://blogs.yahoo.co.jp/funakubo_buff/48699405.html
2008/8/3 6区 51'35" http://blogs.yahoo.co.jp/funakubo_buff/54338363.html
2009/8/2 6区 悪天候当区間のみ中止 http://blogs.yahoo.co.jp/funakubo_buff/58319328.html
2010/8/1 6区 52'20" http://blogs.yahoo.co.jp/funakubo_buff/59745380.html
2011/8/7 6区 52'18"

開く トラックバック(1)

イメージ 1

今年も富士登山駅伝に参加してきた。
この駅伝は御殿場市陸上競技場をスタートし御殿場登山道を伝い山頂を折り返し、競技場に戻る
往復コースという他に類のない過酷な場所を舞台としている。区間を11に分け、1人の選手が
登ったところを下る(たとえば1区の選手は11区、5区の選手は7区も担当)という規定も他
では経験したことがない。
距離は45km、標高差は3000メートル、日本人は誰でもその山容の美しさにというだけで
なく特別な思いが宿っている。この大会に参加できると言うだけで感無量である。


私は今回20度目の参加になる埼玉嵐山走友会から9回目の6区を担当する。7合5勺
(3100m)から山頂(3720m)を往復するこの区間は特殊である。中継所に行くだけで
も数時間を要するし前泊が義務づけられている(高地に順応させるため)ので、全日に登るより
他はない。


その登山は車で行ける一番標高の高い場所、富士宮五合目から始まる。このルートはそこそこ混
雑はしているが、トレイルは歩きやすく丁度いい間隔に山小屋があるのでリズムが取りやすい。
速めに登れば2時間、ゆっくり登っても30分も追加すればランナーの脚では楽に8合目まで到
達する。そこから、ブルドーザー道を水平に東へ進むと5分程度で御殿場ルートに合流できる。
15分程度登って滞在場所である赤岩八合館に到着する。



大会当日。去年は暴風雨で6区だけ中
止となったが、今年は暑いくらいの好天に包まれた。滝ヶ原自衛隊は淡々と行軍するように何の
躊躇もなく過ぎ去っていった。70チーム以上過ぎたであろうか、ライバル走友会が先に来た。
この区間初参加のY選手はどこまで気持ちを盛り上げることができるか。滝ヶ原のタスキは7区
に渡った。出番が来た。ライバルから5分ほど遅れているが、レース展開は決めていた。春を過
ぎてシャープさを失った走力を全て引き出すために登りに重点を置いていた。出来れば赤岩八号
館まで走りたかったが、目標の廃小屋までは行けた。その後も「走ってる」と登山者に思われる
ような動きではなかったかも知れないが、極端に失速することなく一歩一歩上昇していった。心
肺機能は音を上げない。もう少しギリギリまで引っ張ろう。例年になく多い登山者の純粋な声援
も本当に嬉しく感じた。反応はほとんど出来なかったが・・・。3人抜き2人に抜かれ最後の急
勾配に差し掛かり上の方を見るとY選手が見える!ライバルが射程圏に入ったではないか!もう
一度ギアチェンジし焦らずじっくり上昇していき、鳥居をくぐる頃には左に折り返したところだっ
た。浅間神社奥宮まであと30メートルほどだが、ルートの真ん中に鎮座している岩の左に入る
滑川(他1人)を右側を回り一気交わし、階段を駆け上って逆転を確信。外したタスキの皺を慎
重に延ばして御朱印を頂戴しすぐさま折り返すと、疲労困憊したY選手に目でエールを送った。


ここからの下りは本来得意というか好きな分野であるが、今年は慎重に下ると決めていた。ブレ
ーキに要すには不足した筋力と衝撃に耐えうる内蔵の筋力が備わっていないと認識していたため
だった。とは言え、ぎりぎりまで攻めた。岩を避けるようステップを踏みインを突いた走りは自
衛隊応援団の大きな声を誘った。結局、イメージスピードに乗れなかったが、7区の先輩に託し
た後には立っていられないくらい全身を使い切っていた。


* * * * *

実のところ、普段の行いと相まって前日のお鉢巡りが影響していたのは明らかだった。でも、筋
力へのマイナス面と心肺機能へのプラス面とで相殺されているようにも思えたが。
これまで10回以上山頂に行ってるのにちゃんと見たことがなかったので何となく登ってしまった。
登ってみれば嬉しさで一杯になり、駅伝のことはしばらく忘れていた。

見事なまでに鍛え上げてきたアスリート1、11区、全日まで熱を出していたがパワフルさで勝負2、
10区、20回連続出場スピードスター3、9区、初参加の山男4、8区、5、7区パワフルヒルクラ
イマー。びっしりと重くなったタスキは汗だけではなかったはずで、全ての選手の思いを知ると同
時に万全でないことを悔いた。

下界(街の民宿に泊まる選手)の話を聞くと山組はなんと質素なんだろうと思う。それでも毎年楽
しみに思えるのは単に危険な6区を体験したいマゾヒストだからではない。透明な空気、ご来光、
雲海、山々、海など他では見られない美しさにという褒美がもられる(かも知れない)からだと思
う。

来年も参加するとすれば山に戻ってくるに違いない。身体がそう言っている。

富士登山駅伝から帰還

とりあえず無事に帰還しました。

詳細な結果はまだ手元に来ていませんが、
個人的にはまずまず動けました。

登りで粘り、転倒を恐れた下りでしたが、

今の体の状態を考えれば、全て出し切った

走りができました。

詳細は後ほど。

富士登山駅伝に参戦 ケータイ投稿記事

ついに明後日に迫ってしまった。

楽しみと怖さと緊張が入り交じり、一年で最も特殊な体験を今年も味わう。

日差し、風、植物、感じるもの全てが日常から離れる。

去年は天候悪化で山頂区間だけ中止となったが今年の予報では恐らく大丈夫だろう。

3776メートルの場所で走れる事に感謝し、きれいにタスキを繋ぎたい!

全5ページ

[1] [2] [3] [4] [5]

[ 次のページ ]


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

コンタクトレンズで遠近両用?
「2WEEKメニコンプレミオ遠近両用」
無料モニター募集中!
話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン
ふるさと納税サイト『さとふる』
お米、お肉などの好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!
ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事