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クレーン船から投下されるコンクリート・ブロック。厚みは作業員の背丈ほどもある。=7日午前、大浦湾 撮影:筆者= クレーン船のアームが動くと巨大なコンクリート・ブロックはあっけないほど速く海に沈んで行った。こうして228個のコンクリート塊が海底のサンゴを押しつぶしていく。
人間の愚かさの前に、自然がいとも簡単に破壊されることを、思い知らされた瞬間だった。海面から海底を覗くと大浦湾の透明度が高いことに驚嘆する。水深2〜3mにしか見えなくても、実際は10mあったりする。
「取返しのつかないことになる」「すぐに工事を止めろ」・・・叫んでいたカヌー隊員たちは、クレーン船に向けて突入していった。
力と数で勝る海上保安庁の高速ボートが、水しぶきを立ててカヌーに襲いかかる。屈強な海猿たちが次々とカヌー隊員の身柄を拘束していった。鎮圧はあっという間だった。
昨年夏から晩秋にかけて、高江であったのと同じ光景である。市民も自然も国家権力の横暴には太刀打ちできないのだ。
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抗議のカヌー隊は屈強な海上保安官に次々と拘束された。=7日午前、大浦湾 撮影:筆者= マスコミのヘリが辺野古上空に到着すると間もなくコンクリート・ブロックの海中投下が始まった。
昨年9月、陸自のCH47ヘリが重機を積んで高江の米軍ヘリパッド建設予定地上空を飛んだ時と同じだ。NHKのカメラが構えると数分と経たぬうちにCH47 ヘリが飛来した。
今回もマスコミと政府が申し合わせているとしか考えようがない。安倍首相が訪米の手みやげにするために、マスコミを使って宣伝しているのである。
コンクリート・ブロックの投下が始まると間もなく、オスプレイが上空を飛んだ。 「自然を破壊しても住民の声など無視してもマスコミはリーダーを讃える。じつに経営しやすい植民地だねえ」。
オスプレイの無気味な飛行音がトランプ大統領の哄笑にも聞こえるのだった。
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コンクリート・ブロックは瞬く間に海に沈んで行った。体を張ったカヌー隊の阻止行動も国家権力にねじ伏せられた。=7日午前、大浦湾 撮影:筆者=生活ブログ フィリピン |

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