がらくたウクレレ症候群

突然の熱病!それが古レレ症候群!
特に欲しかった古ウクレレとセットだったので、欲しくは無かったのですが中華ウクレレが手に入ってしまいました。(ヤフオク)
イメージ 1
こんなウクレレです。
このウクレレ。 デザインはマーチンタイプですし前後、サイド共にびっしりフレイムの入ったメイプルですので見た目は悪くも無いのですが。。
イメージ 2
弾いてみると。。まぁ〜〜鳴らない!!
他の古レレを弾いてみると3倍ぐらい音が大きい。ようするに小さい音しか出ないのです。
イメージ 3
出品者によるとハワイみやげとの話。
235ドルと値段が張ってあるけどそんな価値は無いと説明されていた。なるほど!そのとおりである。
一見、見た目は悪くないのに何が駄目なのか。。
このウクレレ板が分厚く、とっても重いのだ!
なるほど、それでは鳴らないはずである。。 どうせ売ってもろくな値段にはならないだろう!
それなら実験しようか?「削ったら鳴るように出来ないだろうか?」と思い始めた。。
イメージ 4
手削りも大変なのでBOSCHの一番ちいさいマルチサンダーを手に入れた。
イメージ 5
キッチンスケールも手に入れた。。
作戦はこうである!トップはサウンドホールから覗けば板厚が分かるかもしれないけど、バック、サイドの板厚は分からない!そこで重量で判断したらどうか??と言うことである。
イメージ 6
木ペグの古レレを計ってみる。269g か、軽い!!
イメージ 7
ストレートペグ(金属)のカマカケイキでもこのくらい!309g。
さて、かの中華ウクレレはというと。。
イメージ 8
506g!!お、おもい!重すぎる、これじゃ鳴る訳がない。
イメージ 9
早速、マルチサンダーでガリガリと、まずはバックから!! んm〜〜〜n。上手くいかんなぁ〜〜。
それでも小一時間やり続けると綺麗に塗装が剥がれました。
イメージ 10
重量を測ってみると495g。
11g減りました。こんをつめると疲れるので、少しずつ。
イメージ 11
トップは次の日です。
また小一時間。。
イメージ 12
トップを剥がして487g。トップは8gしか減りませんでした。
イメージ 13
また次の日。今度はサイドです。
イメージ 14
476g。サイドは11g減りました!
んm〜〜ん!!なかなか減りませんな!?先が思いやられます!
本当に完成までたどり着けるでしょうか?厭きて止めてしまう可能性あり!!
とりあえず、、、つづく〜〜〜。

この記事に

開く コメント(2)

だいぶご無沙汰してしまいました。。
両人差し指がバネ指になってしまったので、ウクレレの修理や試奏が出来ず、しばらくおとなしくしていました。
それでは新しいウクレレは手に入れていないのか?と言えば、さにあらず。。
どんどんレア度の高いウクレレに目が向いてしまって。。ついに海外から購入することに。

eBayなどを見てみるとなかなか日本ではお目にかかれ無いようなウクレレが出品されているのですが、ワシントン条約でマホガニーやローズウッドの物は輸入が規制されています。
ネット上の情報を見てみても輸入するのはなかなか難しそうです。ローズウッドは指板に使われることが多いですし、マホガニーなんてほぼウクレレの主要部材と言っても過言ではありません。
そして英語が出来ないのでセカイモンに頼ることになりますが、これも必ずしも評判がいい訳ではないような。。

なかなか思い切れずに二の足を踏んでいたのですが、あるとき、かなり古いハワイアンコアのウクレレが即決価格で出品されているのを発見しました。まあそれなりの価格なのですが(2万弱!)1920年代の100年近く経っているウクレレがその値段では安いのでは??ハワイアンコアも規制が掛かっているというような話もあるのですが、ワシントン条約には含まれていないようなので、これはいけるのではないでしょうか??
セカイモン(eBay)もオークションサイトですから出品者の選択は重要ですが、これトップセラーなのです。
早速チャレンジしてみることにしてセカイモンに登録。すぐさま落札しました。

セカイモンってかなり時間が掛かるという話が多いのですが、出品者がカリフォルニアだったこともあり4日後には米国内の物流センターに到着、7日後には物流センターから発送。日本には次の日(8日後)に付いたようなのですがそこから通関まではヤキモキしました。
心の中にさまざまな悪い想像が浮かびます。。因業な通関員がこんなことを言うのでは!「このネックはマホガニーだ!間違いない!!」もしくは「ハワイアンコアに見えるけど、良く判らないなぁ〜〜?証明書を出させましょう!」通関って実際どのくらいのチェックをしているのでしょう??良く判らないので想像できないのです。。

ところが10日後には呆気なく通関を通過したのです。そして落札してから12日後、無事我が家に配送されました。
米国内送料、セカイモン手数料、国際送料、関税すべて合わせて約8千円でした。
イメージ 1
お〜〜っ!!これがカリフォルニアからはるばるやって来た荷物か〜〜!
イメージ 2
中はこんな感じ。。
ウクレレ本体はエアキャップの上から7cm幅のラップ状の物でぐるぐる巻きです。これでもかってくらい巻きつけて有りました。たぶんこれは気圧変化でウクレレが割れたりしないようにセカイモンの物流センターがやったのだと思います。
イメージ 3
そのせいもあり、ウクレレは無傷。。
出品時からあった前後の板のはがれはタイトボンドを塗っていつものようにクランプして直しました。
イメージ 4
ヘッドのロゴはこんな感じ。。「ALOHA  HAWAII」
ほぼ、日本国内ではオークション、ショップともに見たことはありません。。メインランドではあまり高くはないのかも?
イメージ 5
サウンドホール内にはTABUマーク。その下にはAkaiの文字。
「VINTAGE UKULELE BOOK」の解説によるとタイ・チョン・グーという中国系のウクレレ職人のニックネームとのこと。Akaiってどうみても日本人の名前だよね!日系人をかたっていたのでしょうか??このへんも凄く面白いです。
イメージ 6
ペグはかなり古いタイプのストレートペグ。
イメージ 7
バックはかなり丸めてあります。大胆に前部を薄くしているところが特徴的です。
イメージ 8
今回、たまたま上手くいっただけなのかもしれませんが、ハワイアンコア100%なら通関は通りそうな気がします。もっともハワイアンコアと言われているウクレレでも木目が怪しいもの(見るからにマホガニーに見える)などは通らないのかも知れません。あと、ネックだけマホガニーとか、ブリッジだけマホガニーなども駄目かも??
もちろん!試してみる場合は自己責任で!!僕もまたいい出物があったら駄目元で試してみようと思います。。

この記事に

開く コメント(0)

落書きだらけのMONTANO。

またまたMONTANOです。。
「どんだけMONTANOにこだわってるんだ!!」と言われそうですが。。
イメージ 1
今度のMONTANOは落書きだらけです!!
それでも「こんなのマジックリンで簡単に落ちるだろう??」と思って落札してみたのですが。。
イメージ 2
あれ!?落書きだけでも無いみたい!
イメージ 3
何らかの溶剤を使って落書きを落とそうとしたのでしょうか??クレーター状にへこんでいます。
イメージ 4
どうも?落書きを落とすだけでは済まないみたい。。
イメージ 5
裏側にもハートの落書きがあります。こちらは落とすだけでよさそうです。。
イメージ 15
ラベルはこんな感じです。「No.280」
イメージ 6
ヘッドは金属製のフリクションペグです。
イメージ 7
ちょっと小ぶりの珍しいタイプ!!ネジが一本無くなっていますが、使えそうなのでクリーニングをして使おうと思っていたのです。
イメージ 8
ところがネジのなくなっているペグの軸が曲がっていて万力に挟んで修正しようとしていたら割れてしまったのです。しょうがないのでGOTOHのUKBに交換しました。
イメージ 9
ボディは紙ヤスリで削って透明の水性ニスで仕上げました。。
イメージ 10
ポジションマークも大和マークの白蝶貝5mmに交換しました。
イメージ 11
クリーニング完了!
イメージ 12
以前から持っていたAcademy musical No.不明。 と並べてみました。
ペグやネックの形状が違うものの、ボディはほぼいっしょですね〜〜!!
以前はMONTANOやAcademy、Ribsonなど謎が多いな〜〜と思っていたのですが、いろいろ見ていく内にどれもカスガだと思うようになりました。作りから見て少なくともカスガとそれに付随する回りの工房と考えて間違いないと思います。
イメージ 13
ネックの形状は少し変えてありました。
MONTANOが丸い半円型の断面、Academyの方は平たく薄いかまぼこ型の断面です。
イメージ 14
ネックの取付け部の形状も少し違います。
音はペグが金属と木ペグの違いからか少しだけ違います。

この記事に

開く コメント(0)

ラベル付きのMONTANO



以前からよくMONTANOというウクレレの話をしていますが、実のところ「MONTANOらしい」ウクレレは持っていてもラベル付きのMONTANOは持っていなかったのです。。
イメージ 1
今回手に入れたものが、初のラベル付き「MONTANO」になります。
以前の持ち主が大切にしていたらしくサウンドホールの上側にテプラで名前が貼り付けてあります。
きれいに剥がせるでしょうか?早速掃除に入ります。。
イメージ 2
ラベルはこんな感じです。No.8ですね!!
イメージ 3
掃除完了!テプラの跡も若干日焼けで色が違うものの目立たなく出来ました。
このウクレレ!僕の見立てでは60年代前半と言うところでしょうか??
正確な年代はもちろん判らないのですが、ウクレレは40年代、50年代の古いものほどバイディングが入っていたりロゼッタの手間がかけてあったりします。
鈴木バイオリンの価格表を見ても判るのですが。 
50年代末から60年代にかけてものすごく物価が上がっています。60年代はウクレレブームだったようで玉数は多く出てくるのですが作りはコストダウンの為かブームで粗製乱造なのかだんだん手抜きになっていくようです。
イメージ 4
細部を見てみます。材質はトップ、バック、サイドとも唐檜のように思います。
バイディングもなくロゼッタとトップの縁取りはライン書きです。
イメージ 5
ところがバックはなんとラウンドバックです。コストダウンを計りながらも音に関するところは手を抜きたくなかったようです。もちろん唐檜ですので焼きラウンドバックだと思います。箱は総単板のようです。
イメージ 6
ネックもヒール部に継ぎ目の無い一本の木です。
イメージ 7
このウクレレ!面白いところは全くライニングが無いところです。(この写真で判りますでしょうか??)
音の為でしょうか?それともこれもやはりコストダウンの為なのでしょうか??
写真は撮れなかったのですがトップ側のライニングもありません。ブレイシングはバックはラウンドの為もちろん無く、トップ側にはサウンドホールの前後に削りの無い角棒が張り付いています。
イメージ 8
音は押さえるべきところだけはちゃんと押さえている為か、なかなかいい音がします。(ちょっと軽い音です。)
ナットの弦高調整はちょっと高めなのでもう少し下げてもっと弾きやすくしたいと思います。

この記事に

開く コメント(0)

MIZUNO No.5

珍しいMIZUNOを手に入れました。。
イメージ 1
今度のMIZUNOは「No.5」です!
「No.5」と聞いて連想するのは「シャネルNo.5」!その連想の為なのか「MIZUNO No.5」もとんでもなくオシャレでハイカラなモデルです。
サウンドホール廻りのこの装飾!!なにこれ!?こんな大胆なデザインのウクレレ!見たことがありません!
いや〜〜!いいっすなぁ〜〜!!オシャレですなぁ〜〜〜!
イメージ 2
とは言え古レレなのでそのまま使える訳ではありません。まず!傷みをチェック!!
背中に何か?ベッタリと汚れが付いています。「あ〜あ〜!これじゃ綺麗なラウンドバックが台無しじゃぁ〜〜!」
汚れ落とし(マジックリン)などで落ちるようなたぐいの汚れではないみたい!?塗装とソフトケースなどのビニール部が化学反応でも起こしたのでしょうか??
イメージ 3
トップの左下にはクラックが!!
ボディエンドにはトップ、バックともに圧が掛かって付いた様な傷が!!「おかしいなぁ〜?」と思って触ってみるとバックエンドの部分が剥がれているようです。それを止める為にクランプした傷なのでしょうか!?クラックもクランプして圧が掛かった時に出来たものかも知れません!
イメージ 4
もちろんフレットもくすんでいるので磨かなくてはいけません!!
それでは掃除と修理に取り掛かります。。
イメージ 5
「かんせ〜〜〜い!!」っていきなり完成です。
修理と掃除に夢中になっていて途中写真を撮り忘れました。まぁやった事はいつもどおりタイトボンドを塗ってクランプしただけです。
イメージ 6
バックの汚れはそのままでは取れないのでフィニッシングペーパーやヤスリスティックを使ってカリカリと削り取りました。もちろん削ったところは艶が無くなってしまいますのでペーパーを400、600、1000とだんだん番手の細かいものにしていって。。
イメージ 7
最後はコンパウンドで丹念に磨き上げました。塗装が薄くなっているところや剥がれているところがありますが、着色などをしてもあまり綺麗になりそうも無いのでこれで終わりにしました。
イメージ 8
「No.5」はバック、サイドだけでなくトップもメイプルみたいです。
イメージ 9
このデザイン、いま現代においても新しい!
イメージ 10
ラベルはこんな感じです!
イメージ 11
以前、手に入れた「たぶんNo.4」と並べてみました。
ボディフォルムは全くいっしょですねぇ〜〜。違いは「No.4」は12フレット、「No.5」は13フレット。
デザイン以外はトップ材がメイプル系とスプルース系の違いぐらいです。
イメージ 12
音は箱がすべてメイプル系なのでさぞかしクリアトーンかと思いきや「やわらかい甘い響き」です。
「たぶんNo.4」のほうが高音が出ていて好みです。でもこのルックスにたいへん満足しています!!

この記事に

開く コメント(2)

[ すべて表示 ]


.


みんなの更新記事