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音楽活動で、ライブを重要視している僕にとって、最も高い評価を受けたと感じる瞬間は?と聞かれます。
評論家から高い評価を受けて雑誌に書いて頂いたことも嬉しいですし、新聞記事にカッコいいことを書いて貰えた事も、確かに嬉しい出来事でした。また、音響メーカーさんからサポートの話があった事も、激戦区の大きな市場を持つ音楽産業・芸能界の中では、最も光栄な評価の一つではありました。 確かに専門家筋からの評価は、自分にとって大きな躍進となってきたことは確かです。 しかし、僕が最も大切にしていることは、お客様にコンサートへ来て頂いて、まずは満席にして頂くこと。そして、全く知らない地域で、いらして下さったお客様が、次回のコンサートへ『また聴きたい』と仰っていただいて、リピートして会場へ再度いらして下さること。これ以上大きな評価はないと思っています。 今でこそ、大ホールの話も入るようになりましたが、CDデビューした2011年前後は、50人の動員もやっとという状況でした。ステージというものは、兎に角なにもかもを敏感にさせます。客席が熱いのか、若しくは冷めているのか、それを肌で感じ取りながら演奏を2時間し続けることは、途方もなく底力の要ることです。 デビュー間もない頃は、ライブが盛り下がって行ってしまう事はよくありました。選曲が悪いのか、歌唱力が足りないのか、盛り下がったライブを再度上げていくことは、経験上まず無理です。『お前は世の中に要らない』と言われているようで、かなりキツイ経験をしましたが、それがあってこそ大きな会場でのライブを支えるだけのものが身に着きました。 演者というのは、1000人の客席に向かっていても、皆さんの顔はハッキリと見えています。2階席の隅に座っている、母親の顔もしっかり見えていますからね(笑)。 同じ内容のコンサートは絶対に2度やらない!そう決めています。毎回進化するステージを演出して、どうやって『また行きたい』と思って頂けるコンサートを演じられるかが勝負です。お客様のライブへのリピート率こそが、僕にとって最も大切にしている評価基準です。 |

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