廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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今日はトビケラ

廊下のむし探検 第12弾

 今日は地味な地味なトビケラの仲間です。

トビケラといってもピンとこない人も多いと思いますが、
下の写真のように本当に地味な昆虫です。
漢字では「飛螻蛄」と書くようです。飛ぶ「ケラ(螻蛄)」ですね。

トビケラの仲間は翅(はね)に毛が生えているので、
分類上は毛翅目(今はトビケラ目)に入れられています。
この毛が変化したものが鱗粉ですので、チョウや蛾とは近縁の昆虫です。

トビケラは幼虫時代に水中で過ごします。
だから、水生昆虫の仲間に入れられています。
普通、小石を綴って細長い筒のような巣を作り、その中に隠れて珪藻などを食べています。

水生昆虫はその分布から水質を調べたり、また、幼虫は釣りの餌にされますので、
昆虫というより、むしろ、環境や釣り関係の本に幼虫の詳しい説明がでています。

イメージ 1

さて、晩秋に出てくる、このトビケラですが、頭のすぐ下の部分が橙色なので、
ホタルトビケラの仲間であることが分かります。
この仲間には7種類いて、みなよく似ています。
私の住んでいる関西地方では、このうち4種類ほどが
記録されているので、どの種類なのか写真では分かりません。

ホタルトビケラの仲間は面白い生活をしています。
冬の1、2月から幼虫として水中で暮らし始め、そのまま6、7月くらいまでいます。
そして幼虫のまま陸に上がり、今度は石の陰などで休眠します。
それから、そのまま小石で作った巣の入口にふたをして蛹になります。

成虫が出てくるのは11月ごろです。種類によって幼虫が水中で
休眠したりとまちまちですが、いずれも夏に休眠するのが特徴です。

なぜ、休眠するのか分かりませんが、夏場、水が少なくなっても
対応できるようにしているだという説もあります。
ホタルトビケラは川の上流で比較的に流れの緩やかなところにいます。

私の住まいは小さな川の近くなので、カゲロウやトビケラ、カワゲラなどの
水生昆虫がマンションの廊下によく飛んできます。


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