廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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晩秋の虫 その後

廊下のむし探検 第13弾

秋も深まってきたのに、どういうわけか、廊下のむし探検が忙しくなりました。
いつも出てくる常連の虫が次々と出てきたからです。

今日はそんな代表格の蛾がトップバッターになります。

イメージ 1

この薄緑色の蛾はケンモンミドリキリガといいます。
昔はミドリケンモンと呼んでいたのですが、途中で名前が変わりました。
チョウや蛾の仲間で緑色のものはそれほど多くないので印象に残る蛾です。
いつも11月ごろに登場するので、この蛾をみると、「あぁ、秋も深まってきたなぁ」って感じがします。

イメージ 3

これはツチイナゴです。
秋に成虫になって、バッタの仲間では本当に例外的に、このまま越冬します。
それで、秋も深まってくるとなんとなくマンションでも見る機会が多くなります。
以前、ツチイナゴがベランダの植木のところで、ひと冬、越したことがありました。
頑張れと応援したくなります。

イメージ 2

これはヒメクビグロクチバです。
特徴的な模様をしています。この蛾は春にも秋にも出てきます。

イメージ 4

こんな形の小さな蛾は、たいがいハマキガと呼ばれる種です。
写真ではちょっとはっきりしないのですが、おそらく、ヘリオビヒメハマキという種です。
黒い三角形模様が特徴です。

イメージ 5

変な形の虫ですが、これはカメムシの仲間です。
ホソヘリカメムシといいます。この虫もいつでも見ます。

イメージ 6

この綺麗な虫も実はカメムシの仲間です。ミイロカスミカメといいます。
長さ数ミリの小さいカメムシです。

実はこのカメムシの名前を調べるのが大変でした。
カメムシの名前を調べるときは、いつも全国農村教育協会の「日本原色カメムシ図鑑」の
第1巻と第2巻を使っています。
かなり高価な本ですが、カメムシはほとんど出ているので重宝しています。

このカメムシは外形からカスミカメムシ科に属していることは分かるので、
その科の部分を1ページずつ調べていきました。
カスミカメムシは種類数が多く、第2巻はほとんどカスミカメムシばかりです。
丁寧に見ていったのですが、見つかりません。
また、最初から写真と図鑑を見比べながら探していきます。
そして、ついになんとなく似ているという種を見つけ、今度はネットで調べていき、
とうとう名前に行き当たりました。
最近、カメムシのホームページも増えてきて、よい写真が載っているので助かります。

この作業は大変なのですが、
以前、蛾の名前を大きな図鑑で調べていたことがあったので、
その時に比べればまったく雲泥の差です。なんせ、蛾は5000種もあったからです。

イメージ 7

昨日紹介したトビケラの仲間もいました。
同じように首のところが橙色なので、ホタルトビケラの仲間であることは分かりますが、
昨日のとは明らかに違います。

昨日の種類は足が黒く、翅は黒っぽく透けていたのですが、
今回のは足も橙色、翅は茶色で不透明です。
おそらく、昨日の種がホタルトビケラ、
今回のはトビイロトビケラかヤマガタトビイロトビケラだろうと思います。

最後に、ハエとハチの仲間です。

イメージ 8

ちょっとみると綺麗な虫ですが、ハエの仲間です。
名前ははっきりとは分かりません。ネットで調べると、
ケバエの仲間でBibio omaniという種に似ていますが、はっきりしません。(追記:2014/04/29付けブログで検索の結果を載せました。そのときは、Bibio simulansまたはB. omaniという結果になりました

イメージ 9

これも変な形ですが、ハチの仲間です。
翅脈という翅の筋から判定すると、アメバチの仲間だろうと思いますが、
これもよく分かりません。

「廊下のむし探検」は何が出てくるのか分からないので、名前調べがとにかく大変です。
昨日も名前調べだけに半日もかかってしまいました。

昨日はこのほか、ツチハンミョウもいたので、
今度は採集してじっくり観察してみました。その結果はまた別の機会に。



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こんにちは。日本では一度令名されると、ラテン名も含め、改名が難しいと思っていました。鳥の世界では間違って付けた学名さえも修正されませんから。最近、蛾の世界にも興味を持つようになって来ました。蝶を凌ぐような鮮やかな蛾もいますよね。

2012/11/19(月) 午前 8:49 中米コスタリカの野鳥ガイド 返信する

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居ながらにして日替わりの顔ぶれを観察できるというのは楽しいですね。
真冬にツチイナゴ見ると、越冬事情を知らない方は驚くようです。

こちらでは冬越し前のナミテントウが、白い壁面に集まってきました。

2012/11/19(月) 午前 8:57 [ Weapon昭和 ] 返信する

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ツユキさん
コメントありがとうございました。この蛾の場合は、晩秋と早春に出る種に共通の「キリガ」という名前をつけるために変えたみたいですね。蛾の仲間にも昼飛性のものには綺麗な色の種がいますね。熱帯にはきっと多いでしょうね。今後ともよろしくお願いします。

2012/11/19(月) 午前 9:34 [ 廊下のむし ] 返信する

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Weapon Shouwaさん
コメントありがとうございました。周りに店も何もないマンションに住んでいますが、自然だけは豊富です。夜間の照明や越冬のためにいろいろな虫が集まってきます。テントウムシが集まっているのですか。私の方は小さいハエがぼつぼつと集まり始めました。冬には壁面やガラスにびっしりとつきます。今後ともよろしくお願いします。

2012/11/19(月) 午前 9:41 [ 廊下のむし ] 返信する

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