廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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廊下のむし探検 第16弾

 前回、廊下のむし徹底調査をやってしまったので、
新しい「むし」はあまりいなくなってしまいました。
そんな中で、変わった翅の蛾を見つけました。外壁に止まっていたものです。

イメージ 1

ニジュウシトリバといいます。おそらく、「二十四鳥羽」という意味でしょう。
結構、普通にいる蛾なのですが、翅を広げても1cmくらいの
小さいな蛾なのであまり目立ちません。

この蛾の翅は変わっています。
前ばねも後ばねも6つの枝に分かれていて、1つ1つの枝には毛のようなものが
生えています。本当にまるで鳥の羽そっくりです。
6×4=24になるので二十四鳥羽ですね。

こんな翅だから飛ぶのは大変です。
普通、モンシロチョウでは1秒間に10回ほど羽ばたけば良いのですが、
この種の蛾では33回だったという研究報告があります。
この間から登場しているトリバガは、
翅の面積が小さいのでもっと大変で、1秒間に40回も羽ばたくそうです。

それでも6つの枝がばらばらにならないようにうまく合わせて、
上に羽ばたくときは手のひらを返すように抵抗を減らし、
下に羽ばたくときは空気抵抗を利用して上昇するように羽ばたくそうです。
でも前に進むには抵抗が大き過ぎてなかなか進みません。

いったい、いつこんな翅になってしまったのでしょう。
それについてはトリバガについての研究があります。
実は、蛹の中では完全な形の翅をしているのです。
そのうち、筋と筋の間の部分の細胞が、外側と中間から順に死んでいって、
えぐれてくるので、ついにはこんな形になるのです。
さらに、それぞれの筋からは両側に長く鱗粉が伸びていって、
最終的に鳥の羽のような形になるのです。

進化のおかげとはいえ、どうしてこんな翅になったのでしょうねぇ。

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