廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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先日、キマダラミヤマカミキリの模様が見る方向で変わるというを書きました。その後、再び見る機会があったので、今度は捕まえてきてじっくり調べてみました。

キマダラミヤマカミキリは別名キマダラカミキリ、キマダラヤマカミキリとも呼ばれて、図鑑により和名がまちまちなのですが、最近の図鑑ではキマダラミヤマカミキリとなっているのでそれを採用します。ただし、Googleで検索すると、ヒット数がキマダラカミキリ > キマダラミヤマカミキリ >> キマダラヤマカミキリの順に並んでいるので、キマダラカミキリの方がより一般的なのかもしれません。

イメージ 1

LEDライトで方向を変えながら照明して撮影したものがこの図です。数字は大まかな角度を示しています。鞘翅の模様が大体90度を境にして変化していることが分かります。

イメージ 2

左側から照明したものと右側から照明したものを比べてみると、ちょうど逆の関係になっていることが分かります。つまり、左側からの照明で明るくなっている部分は、右側からの照明では暗くなり、逆に、暗い部分は明るくなっています。

そこで、実体顕微鏡を用いて、鞘翅を拡大してみました。

イメージ 3

鞘翅は一面毛で覆われ、まるで、毛皮のコートやビロードのような感じです。この写真でも暗い部分と明るい部分が見えますが、鞘翅の表面は凸凹していて、斜めからの照明では照らされる部分と、影になる部分があることが分かります。明るくなっている部分を見ると、毛はいろいろな方向を向いており、毛の向きにはそれほど関係がなさそうです。また、毛の向きは、ある点を中心として放射状に、まるで泉の水が流れていくような感じに生えていることも分かります。このような点が鞘翅のあちこちに見られました。

イメージ 4

同じ場所を照明の方向を変えて撮影したものです。明るくなった部分と影になった部分がちょうど入れ換わっていることがよく分かります。

つまり、キマダラミヤマカミキリの光の方向による模様変化は、鞘翅一面を覆うビロードのような毛が、鞘翅の表面が凸凹しているために、影になったり、日向になったりするからなのです。それにしても、光の当たっている部分は金色に光り、実に綺麗でした。

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