廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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廊下のむし探検 第97弾

このごろ外出することが多くて、なかなか「廊下のむし探検」ができません。昨日、やっと時間を見つけて歩いてみました。最近は雨が多いのですが、意外に初めて見る虫がいっぱいいました。

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一見何でもないようなカメムシですが、どうも見たことがないなと思って採集してきました。調べてみると、ハネナガマキバサシガメというマキバサシガメ科のカメムシでした。体長は8mmほどです。翅の長さが体の長さよりかなり長いので、分かりやすい種です。マキバサシガメ科では、以前、キバネアシブトマキバサシガメという種を見たことがあったのですが、これは初めてです。

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この甲虫、色も変わっているし、頭や目の辺りも奇妙な感じがします。どの科なのか見当もつかなかったので、仕方なく、原色日本甲虫図鑑を初めから見ていきました。その結果、どうやらキイロゲンセイというツチハンミョウ科の仲間であることが分かりました。ツチハンミョウというと、昨年秋に、マンションの廊下でヒメツチハンミョウという種を見つけました。その際、この虫がファーブル昆虫記に出ていて、変わった生活をする虫だと紹介しました。実は、このゲンセイもツチハンミョウと一緒にファーブル昆虫記に紹介されていた虫なのです!

「ゲンセイ」という名前はどこから来たのかと思って調べてみると、中国語の「芫菁」の日本語読みから来ているようです。さらに、芫はフジモドキという毒を持った植物を意味し、葉の煮汁を水に入れて魚を捕るのに使われるそうです。菁はアオナやニラなどの植物を意味する語です。このゲンセイも、カンタリジンという毒を持っていて、古くから漢方薬に使われていたようです。

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ハネカクシの仲間です。ハネカクシは種類が多い割に、似た種が多くて、名前調べは半ば諦めていたのですが、この写真の個体は触角の先3節が白く、翅の前半と尾の後半が赤いので、何とかなるかなと思って探してみました。ツマグロアカバハネカクシというのに似ている気がします。自信はありませんが・・・。

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上の3種の名前調べで手いっぱいで、この虫まで手が回りませんでした。ゴミムシか何かの種類でしょうね。名前は分かりません。

後は蛾の仲間です。

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マンションの白い壁に止まると、保護色になってしまうほど、白い蛾です。ヒトリガ科のシロヒトリです。

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ドクガ科のマイマイガのメスが壁に卵を産んでいるようです。ドクガ科の仲間はオスとメスで色や大きさかかなり違うものがいますが、このマイマイガもそうで、同じ種かなと思うほど違います

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小さい蛾ですが、これはイラガの仲間でアカイラガといいます。今頃、結構、見ることができます。

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独特の模様ですぐに分かる種です。ヤガ科のハナオイアツバといいます。触角のように見えるのは、下唇鬚(かしんしゅ)と言って、「ひげ」の一種です。この種の属するクルマアツバ亜科やアツバ亜科はこの下唇鬚が長いのが特徴ですが、この種は特に長いです。

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これはスジモンアツバといて、同じアツバという名前が付いていますが、クチバ亜科の仲間です、と書こうとしたら、新しい日本産蛾類標準図鑑にこの和名は出ていません。学名で引いたらすぐに見つかりました。スジモンコヤガという名前で、スジコヤガという新しい名前の亜科に入れられていました。私は主に、講談社の日本産蛾類大図鑑に載っている和名で書いているので、和名や科、亜科が変わっている種があるかもしれません。

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これもヤガ科のクロオビリンガです。以前にも登場しました。

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窓ガラスの外側に止まっていたので、フラッシュをたいたら色が少し飛んでしまいました。変わった色合いの蛾です。シャクガ科のエグリイチモジエダシャクです。左側の翅が少し破れてしまっています。

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これも同じくシャクガ科のヒョウモンエダシャクです。今日は2頭いました。ヒョウモンは「豹紋」ですね。

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こんな色をしていますが、アオシャクの仲間で、ヨツメアオシャクといいます。最近、ツマグロキチョウが日に焼けて黒くなるという話を聞きました。アオシャクの仲間にも、青緑色が綺麗な個体と、この写真のように色が無くなってしまった個体があるのは、日に焼けてしまったせいかもしれないなと、ふと思いました。

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小さいけれど綺麗な蛾です。シャクガ科のベニヒメシャクです。

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この蛾はメイガ科のナカムラサキフトメイガといいます。よく見る蛾です。

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最後の蛾の名前が分かりませんでした。色合いといい、翅の形といい、フトメイガの仲間だろうと思って、何度見てもしっくりくる蛾がありませんでした。小さな蛾で、マンションの外壁に止まっていました。

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