廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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センチコガネもオオセンチコガネもマンションの廊下ではよく見かけます。

センチコガネの方はあまり光沢がなくて、前胸背板の中央の線がはっきりしていないもの、オオセンチコガネは光沢が強くて、線がはっきりしているものというように区別していたのですが、写真だと良く分からないものがいて困っていました。この基準に寄れば、上の写真はセンチコガネ、下はオオセンチコガネかなという感じですね。

先日、ブログで「センチコガネとオオセンチコガネの違いがだんだん分からなくなってきました。」と書いたら、知合いの先生から教えてもらいました。

先生によると口の部分を見るともっとはっきり分かるということです。そこで、廊下で死んでいる個体を拾ってきて、頭と胸の部分を拡大してみました。

イメージ 3
センチコガネ
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オオセンチコガネ

原色日本甲虫図鑑IIの検索表を見ると、

センチコガネ・・・頭楯は短く半円形、前胸背板中央の縦溝は後半のみ、・・・
オオセンチコガネ・・・頭楯は長めで台形、前胸背板中央の縦溝は長く、中央前方に達する・・・

と書いてあります。

頭楯(とうじゅん)というのが分からなかったのですが、写真のAの部分に相当するようです。上のセンチコガネの写真では確かにこの部分が半円になっていて、下のオオセンチコガネの写真では台形とまではいかないのですが、長くとがったような形をしています。前胸背板中央の縦溝と言うのはBのことです。これがセンチコガネでは後半だけにあり、オオセンチコガネでは前方にまで達するということのようです。

お陰で違いがはっきりしました。これから写真を撮るときにはこの部分が写るように撮っておく必要がありますね。因みに、上の写真、実体顕微鏡で深度合成を使って撮影したものです。そのまま撮影すると、頭楯と縦溝の両方にピントを合わせることができなかったので、ピント位置を少しずつ変えて20-30枚の写真を撮り、ソフトで合成してみました。こんな風に、標本写真をさりげなく出すときには深度合成の方法は便利ですね。

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