廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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廊下のむし探検 第154弾

秋も深まってきて、少し暇になるかと思ったのですが、最近の暑さのせいか虫の数が増えた感じです。しかも、名前調べが結構難しい種類が多く、大変やら嬉しいやらです。

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今日の最初はこの蛾です。よく見るオオシロヒメシャクの仲間ですが、図鑑と見比べるといつもの種とは違うようです。フタツメオオシロヒメシャクという種によく似ています。ただ、この蛾は南方系で、三重から大阪にかけてが分布の北限と書かれていて、私の住むところは、ちょうどぎりぎりその北限に入っています。「大図鑑」によると、「オスの触角の各節から長い枝を出す櫛歯状もある」ということが書かれています。この写真、よく見ると、その長い櫛歯状の触角が少しだけ見えています。ちなみに、手元にあるクロスジやヒトツメの標本は、どれも櫛歯が大変短いので、この写真はフタツメでよいのかもしれません。私は初めてです。

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天井近くの壁に止まっていたので、こんな角度からの写真になってしまいました。かなり大型の蛾です。カラスヨトウの仲間で間違いないのですが、オオシマカラスヨトウとシマカラスヨトウで迷ってしまいました。模様からはシマカラスヨトウに近い感じですが、分布が中部以北なので、やはりオオシマカラスヨトウなのでしょうね。

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これはあまり迷うことなく、ヤガ科のオオウンモンクチバだと思いました。

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蛍光灯のケースにはツマジロエダシャクが止まっていました。

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これはツトガ科のシロオビノメイガです。野外で花にいる姿をよく見かけます。

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これはハマキガのチャハマキですね。「チャ」は茶色の意味ではなくて、お茶の害虫の意味です。ちなみに、「大図鑑」で「チャ」と名のつく蛾は46種載っていましたが、「チャバネ」、「チャイロ」、「チャマダラ」、「チャモン」のようにほとんどは「茶色」の意味のようです。「チャノ」という名はお茶の害虫の意味でしょうか。

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このゾウムシの名前もなかなか分かりませんでした。天井に止まっていて、写真が不鮮明なのが問題ですが、上翅が短い感じで、また、白い輪の模様がある点、上翅ががたがたになっていること、脚の腿節が奇妙な形になっていることなどを手がかりに探して、ガロアアナアキゾウムシに辿り着いたのですが、自信はありません。

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このハムシはすぐに分かるだろうと思ったのですが、意外に苦戦。結局、クロウリハムシにしたのですが、似たヒメクロやルリバネとは脚が黒いところで区別しました。

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これはおそらくゴミムシの仲間だと思います。琵琶湖博物館の里山のゴミムシをちらっと見たのですが、この写真からではどうしようもない感じです。

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最後に、地下駐車場の天井にいたバッタの仲間です。おそらくツユムシだと思います。(追記:知り合いの先生から、ツユムシではなく、ヒメクダマキモドキであると教えてもらえました。南方系の昆虫で分布を拡大しているようです。)

フタツメオオシロヒメシャクは採集すればよかったと少し悔やんでいます。でも、採集と撮影はどうも両立しなくて、採集を始めると名前が分からない種はすべて採集してしまうので、とても撮影をしている余裕がありません。また、珍しい種は撮影する前にぜひ採集しておきたいので、これもうまくいきません。しばらくは採集を諦めて、もっぱら撮影に集中することにしました。

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