廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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廊下のむし探検 第165弾

10月も最後の日になり、「廊下のむし」もいよいよ寂しくなってきました。

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今日の主人公はこの変わった止まり方をする蛾です。上翅の下に下翅をほとんど入れてしまっているので、腹の部分が広く開いています。そこで腹をちょっと曲げてみたという感じの蛾です。止まっている面に垂直な方向に曲げて止まる蛾は多いのですが、これは面に平行に曲げています。似た種にオオノコメエダシャクとヒメノコメエダシャクという種があるのですが、翅の縁の窪み具合が小さいのと、翅の模様が淡いことなどから、ヒメノコメエダシャクの方ではないかと思います。

もう20年ほど前になるのですが、パソコン通信が盛んなころ、ノコメエダシャク類の腹がどちら向きに曲がるのかと話題になったことがあります。その時の結論は、右も左も均等だというようなことだったと記憶しているのですが、この写真のように斜めに止まっていると、重力で曲がっているといってもよいような気もします。もっとも、それ以上に曲げているので、重力の影響で方向が決まるといった方がよいのかもしれません。

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そこで、昔、撮った写真をいろいろと調べてみました。手元にあった2枚の写真では、確かに、斜めに止まっているときは重力の方向に曲げていましたが、1枚だけ天井に止まっている写真が見つかりました(上の写真、1995年10月22日撮影)。この写真では重力によって天井から下に垂れさがるのではなくて、横に曲がっています。やはりこの蛾はともかく横に曲げたいのだなということは分かりますが、果たして、その向きは何で決まるかは、まだはっきりとはしません。これからも観察していきたいと思います。

そのほかの蛾です。

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エグリヅマエダシャクです。数日前の写真では、強風のために翅を閉じるようにして止まっていましたが、本来はこのように翅を広げて止まります。春秋の年2回の発生で、これまで、5月と10月に採集しています。

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春から秋までほとんど1年中見られる普通種です。ウスキツバメエダシャクです。

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地下駐車場の天井に止まっていました。ヤガ科のマメチャイロキヨトウといいます。これも普通に見られます。

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この間から出てきているヒメエグリバです。これまで、6月から10月にかけて採集しています。例年、そんなに多くは見ないのですが、今年はよく見る気がします。

蛾ではそのほかアオアツバ、オオバコヤガ、エゾギクトリバ、カバナミシャクの仲間がいました。

イメージ 7

蛾以外の虫としては、例によって、クサギカメムシ、マルカメムシ、ツヤアオカメムシが山のようにいるのですが、そのほかでは、このオオトビサシガメだけでした。

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