廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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廊下のむし探検 第186弾

標題の「ヤマノモンキリガ」というのは、私にも聞き慣れない名前の蛾です。

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こんな蛾です。はっきりした黒い模様だったので、まず思い浮かべたのはカギモンヤガでした。でも、カギモンヤガは春に発生する蛾で、模様も少し違います。「大図鑑」を見ると、似た蛾がいました。スギタニモンキリガという名前の蛾で、11月から12月に発生すると書かれていました。この蛾は初めてだったので、採集しておけばよかったなぁとちょっと悔しく思いました。これで終わろうかなと思ったのですが、試しに「標準図鑑」を見てみるととびっくり。1990年に日本にいるこの蛾には3種が混在していることが分かったとのことです。標準図鑑にはその見分け方も書いてありました。

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外見からの見分け方は、①の小さな黒点の位置とその近傍の暗色部の形、及び、②の2つ黒点の有無です。①の黒点が黒色紋の外側についていて、近くに台形の暗色部がなく、さらに、②の2つの黒点がはっきりしているのはヤマノモンキリガと呼ばれているようです。スギタニモンキリガは、①が黒色紋の真上かやや内側で、②が不明瞭、スミレモンキリガは、①近傍に台形の暗色部があり、②は茶褐色の点だそうです。この蛾はおそらくヤマノモンキリガではないかと思います。10月から11月に出現しますが、生き残った成虫は1月ごろまで見られるそうです。

この日はやたらチャタテムシがいました。

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触角は長く、複眼は小さく、翅は透き通っていて、前縁に黒い紋あります。この間から出ているクロミャクチャタテだと思います。この日は3匹見つけました。

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もう一種、触角が短く、複眼が大きく、翅に黒い模様がついている種がいました。この間のオオスジチャタテとも少し違うようです。名前は分かりませんでした。チャタテムシも気をつけて見ると結構いるものですね。ネットで調べると、翅のない種がいて、屋内の害虫としてよく知られているようです。駆除法を載せたページがたくさんありました。

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先日も登場したケバエの仲間で、おそらく、和名のないBibio omaniのメスでよいのではないかと思います。先日、メスはB. simulansと区別がつかないというHardy and Takahashi(1960)の記述を書いたのですが、B. simulansはメスアカアシボソケバエという和名が付いていました。「原色昆虫大図鑑」には載っていて、メスは胸部、基節、転節、腿節の大部分は赤褐色とあるので、おそらく違うのではないかと思います。(追記:2014/04/29付のブログでケバエ科の検索を行い、上記写真と似た種はBibio aneuretus(キスネアシボソケバエ)だろうという結果になりました。この種は、「原色昆虫大図鑑III」と「札幌の昆虫」に出ています

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この間からいるフタモンホシカメムシではないかと思います。

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そして、アオモンツノカメムシです。この日はヘラクヌギカメムシは見ませんでした。ヒメツチハンミョウは11月26日を最後にオスもメスも姿を消しました。

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