廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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先日、エアコンが故障して、夜、修理に来てもらいました。ベランダの窓を開けて大変な作業をしていただき、お陰でその夜には無事動くようになりました。寒い夜だったのですが、窓を開けた時にコバエが入り込んだようです。毎年、冬が近づくと、コバエがマンションの壁にびっしりと止まります。最近は殺虫剤を置いたので少なくなったのですが、やはりまだいたみたいです。

やっと侵入者を退治して、ふと見上げると天井の蛍光灯カバーの中には小さなコバエの死骸がいっぱいです。掃除ついでに、どんなコバエだろうと思って、実体顕微鏡で観察してみました。

イメージ 1

遠くから見ると黒い点にしか見えなかったのですが、拡大すると思ったより綺麗なハエです。横にスケールを置いてありますが、体長は2mmちょっと、大変小さなハエです。写真はいずれも深度合成したものです。

イメージ 2

斜め横からの写真です。腹には黒い筋、前胸には全部で5本の黒い筋、さらに、頭部にかけて三角形状の黒い模様が見えます。

イメージ 3

今度は腹側が見えるように写しました。腹側にも黒い模様がいくつかあるようです。

イメージ 4

最後に顔の部分の拡大です。

イメージ 5

イメージ 6

この2匹は別の個体です。最初の個体と違って、腹の部分が真っ黒なのですが、その他の特徴は合っているので、同じ種類でしょう。

小さいので、最初、ショウジョウバエかなと思ったのですが、図鑑を見ると、どうやらキモグリバエの仲間のようです。幼虫が植物の茎に潜り込んで、若い芽などを食べるので、こんな名前がついたみたいです。Wikipediaによれば、日本には52属145種が記録されていますが、ネットを調べても成虫の写真はほとんど見つかりません。

キモグリバエについては、久留米大の上宮健吉先生が詳細に調べられていて、1983年にA systematic study of the Japanese Chloropidae (Diptera)という本を出されています。しかし、調べてみると北大農学部にしか置いてないようです。ネットで調べると、農業害虫であるイネキモグリバエやThaumatomyia notataという種が、前胸に5本の黒い筋があって似ていますが、残念ながら種の特定にまでは至りませんでした。

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