廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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廊下のむし探検 第216弾

「春の使い」というと、どんな可憐なものが出てくるのだろうと期待を持たれるかもしれませんが、実際は、こんなグロテスクなものなのです。

イメージ 1

これはトビモンオオエダシャクというシャクガ科の蛾です。早春に出てくる蛾の中でももっとも早く発生する蛾で、いわゆる「春の使い」になっています。昔、10年間ほど、私の住むマンションで蛾の発生状況を調べたことがありました。その時のデータでは、2月中に年平均0.8匹、3月中に2.3匹、4月中に0.4匹が観察されました。もっとも早かった初見日は2月17日だったので、今年が2月21日というのも、それほど早いというわけではありません。

トビモンオオエダシャクは、工業黒化で有名なオオシモフリエダシャクと同じ属の蛾です。オオシモフリエダシャクは、初め、英国では99.99%が白い個体で、苔の生えた木に止まって保護色になっていました。その後、産業革命で、英国の大気汚染が進み、木がすすで黒ずんでくると、白い個体は見つかりやすくなり、急激に減少していきました。それに比べ、0.01%しかいなかった黒い個体は次第に比重を高め、最終的には98%にもなったということです。この蛾の英語名はPeppered moth(胡椒のかかった蛾)というのですが、この変化はPeppered moth evolutionと呼ばれ、短期間に進化が実感できた現象として有名です。

イメージ 2

もう一匹はいつものシロフフユエダシャクで、こちらはフユシャクの仲間です。

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