廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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廊下のむし探検 第239弾

標題を見ても、蛾に関心のない方は何のことやら分からないと思いますが、早春の大型蛾3種、エゾヨツメ、イボタガ、オオシモフリスズメの一つに出会えたという意味です。以前といっても、もう10年以上も前になるのですが、私の住むマンションではこの3種をほとんど毎年のように見ていました。でも、最近、どれも見なくなりちょっと寂しく思っていました。

今年は鳥が少ないという話をよく聞きますが、その影響でしょうか、先日、エゾヨツメを久々に見ることができ、そして、昨日はオオシモフリスズメを見ることができました。

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スズメガとしては日本最大です。腹の先を上に持ち上げ、全体におどろおどろしい感じの蛾です。カメラを近づけると、その腹の先をちょっと持ち上げたり、体を少し震わせたりするので、写す方も緊張します。駐車場の入口中央付近に止まっていたので、いつ車に轢かれててもおかしくない状態でした。外出するときに気がついたので、帰るまでそのままいてくれと願いながら帰ってくるとそのままいてくれました。家族に車に轢かれないように見張ってもらって、急いで家までカメラを取りに帰り、写したのが上の写真です。これで残りはイボタガだけになりました。

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次はハマキガです。これも外出する時だったので、採集はできませんでした。いつもならニセマメサヤヒメハマキかマメサヤヒメハマキでしょうと書くのですが、新しい「標準図鑑」の索引で引いてみるとびっくり。いずれも載っていません。仕方なく、学名で引くと載っていました。和名が変わってしまっているようです。属名はMatsumuraesesですが、この仲間はいずれも語尾がサヤムシガという名前になっていました。ニセマメサヤヒメハマキがダイズサヤムシガ、マメサヤヒメハマキがマメヒメサヤムシガという風にです。

おまけに、「大図鑑」の方ではたくさんの個体の写真があったのですが、「標準図鑑」ではMatsumuraeses属5種がそれぞれ1枚ずつの写真になっていました。「大図鑑」には上のような模様の蛾はニセマメサヤヒメハマキにあったのですが、「標準図鑑」ではクズヒメサヤムシガになっています。結局、また、交尾器の世界になるのかもしれません。ハチやハエの検索をしていると、脚の刺毛や体の剛毛、翅脈など多角的に特徴を調べていくのですが、蛾の場合は翅の模様や形の次はすぐに交尾器ということになり、解剖が必要です。どうも交尾器にこだわりすぎているような気がします。

和名の変更については、Post-MJ Edition2に「大図鑑」の変更点として載っていました。それによると、2003年の奥氏の「岩手県の小蛾類」という岩手蟲之會會報別冊(2003)に基づいているようです。ネットで調べると、サヤムシというのは大豆などのマメ科作物を幼虫が食することからついた名前のようで、マダラメイガやシンクイガの幼虫がそのように言われているようです。「ヒメハマキ」という亜科に共通した語尾がなくなってしまいちょっと残念な気がします。

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この間から出ているシタコバネナミシャクです。ガはモンキキナミシャクを除いてほとんど見かけなくなりました。

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アメバチがいました。先日、取り逃がしたので、今回は慎重に捕獲しました。早速、自分勝手に翻訳した、種の検索表を使って調べてみるとモンキアメバチに到着しました。合っているのかどうかは分かりませんが、次の機会に報告します。

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ルリチュウレンジがまたいました。

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名前の分からないハチです。

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この間からいる小さなヒメハナバチの仲間です。廊下でウロウロしているので、だいぶ踏まれてしまっていました。

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マツヒラタナガカメムシです。図鑑には松の樹皮下に住むと書いてありますが、害虫で検索してもほとんど引っかかりませんでした。ヒョウタンナガカメムシ科という科に入っています。

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アカヒメヘリカメムシです。先日、ヒメヘリカメムシ科の検索をやってみたので、ヒメヘリカメムシを見るとちょっと親しみが湧くようになりました。

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ヒゲナガカメムシだと思います。触角は途中の黒い部分で折り曲がるのでしたね。

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通りすがりさんに教えていただいたのですが、ハルカ科のハマダラハルカのようです。

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この頃、アメンボの姿をよく見ます。これも、コセアカアメンボでしょうね。廊下のちょっとした水溜まりにいました。(追記2015/04/14:tosakaさんから、「色からすると、ヒメアメンボのようにおもいます。」というコメントをいただきました。検索してみると、確かに前脚腿節に黒い帯が入っていて、ヒメアメンボのようです。

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ついでにその部分の写真を載せておきます。検索で手一杯の状態で、外観でぱっと分かるところまでなかなか行きませんね。ご指摘どうも有難うございました

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変わった色のクモがいました。キンイロエビグモだそうです。こんなクモは見たことがなかったのですが、よくいるクモのようです。

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オチバカニグモの仲間は皆似ていて種まではよく分からないのですが、クロスジオチバカニグモではないかと思っています。

甲虫もたくさんいたのですが、まだ、名前調べが終わっていないので、また、後で出します。

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オオシモフリスズメ、来ましたねえ。今年は蛾の当たり年?

蛾は刺毛や剛毛、点刻などの特徴は使えませんからね。
一部で毛塊や翅脈を使うこともありますけど、やっぱり交尾器になっちゃうんでしょうね。
DNAと言われないだけマシ…と思ったけど、Timandraなんかは交尾器で分かるのかなあ? 削除

2014/4/10(木) 午後 0:54 [ 通りすがり ] 返信する

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オオシモフリスズメ、やっと会えました!会えるかな会えるかなと思っていると、会えるものですね。

通りすがりさんは蛾も詳しいのですね。おそらく、遅かれ早かれDNAによる分類が盛んになると思いますね。そうすると、外的な形質よりDNA情報が重視され、どの種もDNAを調べないと、名前すら呼べないということになりそうです。そうなると、一部の研究者しか呼べない名前をつける意義自体もだんだん分からなくなります(現在もややそうですけど)。

2014/4/10(木) 午後 4:13 [ 廊下のむし ] 返信する

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うちの団地でも4月に入ってから赤茶色の細長いハチを何回か見かけて撮影したのですが、モンキアメバチというのですね。ハチの名前はほとんどわからないのですが、名前が判ってうれしいです。
下の方に出ているあめんぼは、色からすると、ヒメアメンボのようにおもいます。

2015/4/13(月) 午後 10:23 [ tos*k*hi ] 返信する

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tosakaさん、お早うございます。

昨春、やっとアメバチの検索ができるようになって喜んでいます(頼りないですが・・・)。私のマンションで見かける、今頃のアメバチはモンキアメバチとオオアメバチみたいです。モンキは上の写真にあるように胸背に特徴的な黄色の模様があり、オオにはありません。これで見分けられます。今年はハチの年にしたので、ほかの季節も頑張って調べてみようかなと思っています。

アメンボ、仰るとおりヒメアメンボでした。さすがですね。コセアカばかりいたので、うかつにも検索をしないで名前を書いてしまいました。写真をよく見ると、確かに前脚腿節に黒い帯が入っていましたね。どうも有難うございました。

2015/4/14(火) 午前 5:52 [ 廊下のむし ] 返信する

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