廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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廊下のむし探検 第243弾

3月から4月にかけての虫の大量発生時期が終わりになってきたのか、マンションの廊下では少しずつ虫が減ってきました。昨日は天気が良くなかったせいもあるでしょうが、虫は特に少なめでした。

そんな中、ちょっと変わった感じの蛾がいました。

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トガリバガ科のサカハチトガリバです。窓枠の下に止まっていたのですが、このままでは何が何だか分からないですね。展翅してある標本ではこんな感じになります。

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これまで、マンションの廊下では春に時々見ていました。蛾は、他にはブナキリガ1匹、モンキキナミシャク10匹くらい、カバナミシャク2-3匹くらいでした。

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ヒメカバナミシャクは綺麗に撮れたので載せておきます。

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甲虫ではクチブトゾウムシがいました。体長は5-5.5mmの小さいゾウムシです。ちょうど一年ほど前、このゾウムシが廊下にいっぱいいるので、名前を調べてやろうと検索表を見始めたのが、虫の検索をしようと思ったきっかけでした。その時の資料を引っ張り出してみました。森本桂、小島弘昭、宮川澄昭著、"The Insects of Japan" Vol. 3 (2006)です。この中にクチブトゾウムシ族という項目があり、検索表も出ていました。ちらっと見たのですが、用語が結構難しくて、すぐには検索ができそうもない感じです。採集してきたので、ぼちぼちと調べてみようと思っています。(追記2015/04/13:2015/04/11に行った検索により、ケブカクチブトゾウムシだと思われます

イメージ 6

先日も出てきたジョウカイボンの仲間です。その時は、ウスチャジョウカイかクビアカジョウカイかと迷っていたのですが、通りすがりさんからジョウカイボンは現在研究が進み、どんどん種類が増えているとコメントいただきました。今坂正一氏のホームページには2013年のチェックリストが出ているのですが、ジョウカイボン科は種、亜種を含め371種が記録され、そのうち400台に乗るのは確実と書かれていました。ウスチャやクビアカは原色日本甲虫図鑑IIIではAthemellus属になっているのですが、その後、いくつかの属がLycocerus属に統合され、図鑑に合わせて18種載っていたものが、チェックリストでは48種にもなっていました。なかなか大変な仲間です。

その他の虫です。

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マダラガガンボの♂がまたまたいました。今度は間近にいたので接写で腹の先端を撮影してみました。

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左側は側面から、右側は背面からです。これと、鳥居氏の講演要旨(pdf)に載っている写真と比べると、やはり近縁種に近い感じですが、見れば見るほど分からなくなってきます。

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変わった模様のハエがいました。上の二枚の写真は角度を変えて写したものです。ハマダラミバエの仲間だと思うのですが、名前までは分かりませんでした。ネットで調べると、ニ、三同じような模様の写真が見られましたが、いずれも名前は分からないと書かれていました。

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これは先日検索をしたハエと同じだと思うのですが、その検索が合っていれば、オドリバエ科Empis属Polyblepharis亜属に属するハエの♂です。

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黄色のちょっと綺麗なクモです。おそらくムツボシオニグモではないかと思いますが、クモの詳しい図鑑が手元にないので、はっきりとは分かりません。

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最後もクモです。たぶんワシグモの仲間だと思うのですが、「日本のクモ」にはピタリと来るものがありませんでした。腹部がしわだらけです。


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サカハチトガリバ、生態と標本では随分と雰囲気が違いますね。

それにしても相変わらず難問揃いですね。 削除

2014/4/14(月) 午後 11:18 [ 通りすがり ] 返信する

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虫の数は減ってきたのですが、その代わり、難しい種類が増えてきました。でも、少しずつ調べていくしかないですね。

2014/4/15(火) 午前 7:32 [ 廊下のむし ] 返信する

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