廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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廊下のむし探検 第295弾

昨日の「廊下のむし探検」の結果です。昨日は地下駐車場がまるで誘蛾灯状態で、車の上にもびっしりと蛾が止まっていました。これまでは、よく見る種を除いて、すべて撮影していたのですが、昨日は主なものだけになってしまいました。それでも、蛾だけで40種近くにもなってしまいました。名前調べもそろそろ私の能力の限界を越えそうです。

今回はとりあえず蛾を後回しにして、そのほかの「むし」から紹介します。

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甲虫はこのところめっきり少なくなってしまいました。まずはカミキリからです。この間もいたハイイロヤハズカミキリです。

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それに、ベニカミキリです。前胸背板に5つの黒い点がありますね。いつもは両脇の2つがくっついて、全部で3つの紋になっています。気になって図鑑を調べてみたのですが、黒紋には変異が多いとのことです。

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リンゴカミキリが死んでいました。以前、通りすがりさんから、腹部を見ると区別できると教えていただいたので、ちょうど良いと思って採集してきました。

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調べてみると、矢印で示した部分が決め手になるようです。まず、表側からは黒い模様が肩まで達しているかどうか。裏側では腹部第5節全体が黒いか、一部だけが黒いか、そして、その黒い部分の形はどうか。それに、腹部第1から第3節が黒いかどうかです。対象となるのは、リンゴ、ソホリンゴ、ヒメリンゴ、ホソキリンゴ、ニセリンゴ、シラハタリンゴなどです。まず、黒い部分が肩まで達しているので、リンゴ、ヒメリンゴが除外でき、さらに、腹部第1から第3までが黒いので、ホソキリンゴが候補に上がってきます。

候補が1種だけになったので喜んだのですが、図鑑の説明を読むと、「基部を除く第5節は黒色」とあります。基部というのは第4節側の縁を示しているようです。しかし、この個体、右端の写真を見ても、第5節全体が黒くなっています。全体が黒いのは上で挙げた中ではリンゴだけです。おそらく、ホソキリンゴカミキリで良いのだろうと思うのですが、ちょっとしっくりとは来ませんでした。(追記:通りすがりさんから、ホソキリンゴカミキリで合っているとのコメントをいただきました。腹部第5節が曲がっていて、基部が隠れているとのことです

イメージ 5

次はこのコガネです。全体が黒いので、クロコガネ類だろうと思って、前脚脛節の突起の形状や頭の形、ツヤの有無などを図鑑と見比べたのですが、採集してこなかったので、クロコガネかなと思った程度で種までは至りませんでした。(追記:通りすがりさんから、オオクロやコクロではないとのコメントをいただきました

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このゾウムシ、初め、白い部分が模様かなと思ったのですが、汚れていたようで、名前はよく分かりませんでした。(追記:通りすがりさんから、ホソアナアキゾウムシだとのコメントをいただきました。夜行性で、日中は日陰でじっとしていますが、意地悪して日を当てると、日陰まで歩いてじっとしてるとのことです

次からは甲虫以外です。

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これはシマサシガメです。

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それに、よく見るツヤアオカメムシ

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この間からいるクビキリギス

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これはヤブキリの幼虫かなと思ったのですが、ネットで画像検索すると、ヤブキリ幼虫には後脚腿節に黒い点がたくさんあるようで、これにはないので、ひょっとしたら違うのかもしれません。

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これはチャタテムシです。チャタテムシも調べてやろうと思って、翅脈を手がかりに論文を探してみました。網羅的ではないので、何とも言えないのですが、チャタテ科Amphigerontia属の翅脈と似ている感じです。この属では、ジョウザンチャタテ A. jezoensis Okamoto, 1907という種がいます。そこで、Okamoto, 1907という論文を探してみました。Transactions of the Sapporo Natural History Society 2, 113 (1907)に載っていました(ダウンロード可能)。残念ながら、翅脈の図がはっきりしなくて何とも言えないのですが、ジョウザンチャタテの可能性は残っています。今度機会があればもう少し調べてみたいなと思います。ジョウザンは定山渓の意味だと思いますが、北海道だけでなく日本全土にいるようです。

イメージ 12

前脚脛節に一対の刺がないので、トゲナシケバエ科Plecia属の♀かもしれません。この間、Plecia hadrosomaかなと思った種に比べると腹部が小さいので、別の種かもしれません。ただし、この日は蛾が多くて、採集する余裕はまったくありませんでした。

イメージ 14

そして、これはチラカゲロウの亜成虫です。蛍光灯の端に止まっていました。

イメージ 13

最後はこのクモです。ちょこちょこと動いてちっともじっとしてくれません。動きながらでも何とか撮影出来ました。全体の形からワシグモに似ているのですが、種についてはシノノメトンビグモかなと思った程度で、確定まではいきませんでした。

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(笑)クモが 動くと 廊下のむしさんも 一緒に 動くのね (*^_^*) 想像すると ・・・ふふっ ♪ ここんとこ 忙しい 毎日ですね 。それに しても 蛾が こんなにもたくさん 種類が いるなんて 驚きました。蛾の寿命は 蝶と同じですか?

2014/6/4(水) 午前 8:31 [ toko ] 返信する

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tokoさん、お早うございます。

そうですよ、いつも「むし」と一緒に移動しながら、一瞬、止まる時を狙って撮っています。なかなか止まらない「むし」の場合は、廊下の端まで行ってしまいます。その間、ずっとカメラを構えているので、結構苦しいです。

蛾の寿命、あまり考えたことがなかったですね〜(笑)。越冬する蛾やチョウは半年以上は生きていますね。でも実は、チョウでも蛾でも、成虫は子孫を増やすためだけになるので、本当に楽しいのはいっぱい食べることのできる幼虫時代かもしれません。そうであれば、コウモリガは2年に1回の発生なので、その幼虫は1年以上生きていることになります。

2014/6/4(水) 午前 9:19 [ 廊下のむし ] 返信する

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ホソキリンゴカミキリで合ってます。
生時の様に腹部を真っ直ぐにできれば黄色い部分が見えるはずです。

クロコガネ類はオオクロやコクロではないです。

ゾウムシはホソアナアキゾウムシですね。
おそらく夜行性で、日中は日陰でじっとしている姿を見ますね。
意地悪して日を当てると、日陰まで歩いてじっとしてます(笑) 削除

2014/6/6(金) 午後 9:02 [ 通りすがり ] 返信する

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ホソキリンゴカミキリで合っていますか。私も腹部が曲がっているせいかなと思って伸ばそうとしたのですが、すでに硬直していてわかりませんでした。今度調べてみます。どうも有難うございました。

コガネの類はいつもよく分かりません。オオクロやコクロでないことが分かっただけでも収穫です。

ゾウムシ、こんな写真でよく分かりますね。私はさっぱり分かりませんでした。日を当てる話は面白いですね。今度いたらやってみます。ちょっと可哀想かな。

2014/6/7(土) 午前 6:31 [ 廊下のむし ] 返信する

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