廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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廊下のむし探検 第297弾

昨日の「廊下のむし探検」の続きです。

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今回の最初はこの蛾です。地下駐車場で山のような蛾を見て、家に戻ってからふと見ると、カメラバッグにこんな小さな蛾が止まっていました。下の網目状のものはカメラバッグです。写真を撮ってから、早速、標本にしました。調べてみると、ゴマフシロハビロキバガという蛾でした。ヒゲナガキバガ科ハビロキバガ亜科に入っていて、ハビロは翅が広いことを意味します。幼虫はマツ科、ブナ科からグミ科、セリ科まで広く寄生し、葉をつづるようです。それにしても、いつから、カメラバッグに載っていたのでしょう。(追記:通りすがりさんから、和名についてのコメントをいただきました。調べてみると、「ゴマフシロキバガ」と「ゴマフシロヒロバキバガ」が別名として挙げられていました

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木切れに白いものがついたように見えたので、そのまま無視しようかと思って通り過ぎたのですが、ひょっとしてと思って撮った写真がこれです。拡大すると結構きれいな蛾でした。早速、これも標本にしました。似た種も多いのですが、おそらく、コシロアシヒメハマキというハマキガ科の蛾ではないかと思います。寄生植物はブナ科のようです。

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ハマキガは分かりにくいのですが、これは、ムラサキカクモンハマキではないかと思います。あまり自信はありませんが。

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筋の部分が銀色に光っています。これはギンヨスジハマキだと思います。結構、綺麗ですね。

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小さい蛾が続いていますが、これはこの間から出ているウスヅマスジキバガです。

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ヒゲナガガ科のケブカヒゲナガの♀ですが、「標準図鑑」を見ると、ムモン、アトキという2種の近似種がいて、後翅を見ないとはっきりしたことが言えなくなっていました。触角の黒い部分は黒い鱗粉が並んでいます。

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これはモモノゴマダラノメイガです。近似種にマツノゴマダラノメイガやコモンゴマダラノメイガがありますが、黒点のようすからモモノゴマダラノメイガで間違いないでしょう。

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これはコガタシロモンノメイガです。壁に止まっていたので綺麗に写せました。前縁がピンクがかっていますね。

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いつものマエアカスカシノメイガです。意外にすっきりとした美しさがありますね。

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そして、スジツトガです。名前の通り、筋がいっぱいついています。

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この2種、共に名前が分かりませんでした。下の種はマダラメイガだと思うのですが、ぴったりとくる種が見つかりません。(追記:上の種、ツトガ科ノメイガ亜科のウスベニオオノメイガだと思われます。「標準図鑑」によると、全国的に分布しますが、4-8月に発生、数は少ないそうです。幼虫はクララに寄生します

これからはちょっと大きな蛾になります。

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地下駐車場に何匹かいました。脚が黄色いので、キアシドクガだと思われます。今頃は、外を飛んでいる姿をよく見かけます。

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これはスギドクガです。前脚を前に伸ばした独特の止まり方をしています。

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そして、クロシタシャチホコです。後翅が黒いのでこんな名前がついています。

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そして、最後はホソバシャチホコです。これでやっと終わりました。ふぅー。

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ゴマフシロハビロキバガ…こんな名前だったかなあと思ったら、ゴマフシロキバガとして整理してありました。
検索するとどちらも互いを別名としてあるサイトがあって、どちらが現在正しい名前なのか分からなくなってしまいました(笑)
学名は変わってないので大した問題じゃないのかな?

ケブカヒゲナガのメス…ホソオビヒゲナガと混同して見過ごしてるかも(汗) 削除

2014/6/6(金) 午後 9:37 [ 通りすがり ] 返信する

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「ゴマフシロハビロキバガ」は「標準図鑑」に出ていたので、何も疑問を持たずに書いてしまいました。確かに、別名として「ゴマフシロキバガ」と「ゴマフシロヒロバキバガ」が載っていました。

いろいろと調べてみると、Scythropiodes属ははじめゴマフの属として作られたのですが、その後、Odites属のシノニムとされ、「大図鑑」でもOdites属となっていました。1996年にLvovskyがOdites属と独立してScythropiodes属を復活させ、このとき、これらを含んだ亜科をOditinaeとしたようです。1997年に韓国の朴さんらが、ゴマフなどをScrythropiodes属に移して今の学名になったようです。Post-MJ Ed.2では学名の変更については載っていましたが、和名は変更されていないので、「標準図鑑」を作る際に、Oditinaeをハビロキバガ亜科にし、語尾を統一させるために、和名を変更したのでしょうね。いろいろと変わるとややこしいですね。

ケブカとホソオビの♀はいつも雰囲気で決めていたので、一度、ちゃんと見てみます。どうも有難うございました。

2014/6/7(土) 午前 6:25 [ 廊下のむし ] 返信する

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なるほど、わざわざありがとうございます。
こういった和名の変更は定着して正式に変更みたいなところもあって、なかなか把握できてないんですよね。

ケブカのオスも見たことが無いんで、先ずははっきりと分かるオスに出てきてもらいたいです(笑) 削除

2014/6/8(日) 午後 11:07 [ 通りすがり ] 返信する

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