廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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前回、実体顕微鏡での撮影がシャープにならないという話をしたのですが、今日は生物顕微鏡を使って撮影をしてみました。これまでは主に対物レンズ10倍を使っていたのですが、今回は5倍と20倍も使ってみました。特に、20倍は今回が初めてです。

まず初めに、前回と同様、対物ミクロを撮影して、その画像からカメラの撮像素子のところで測った実倍率を計算し、対物ミクロの目盛線の幅から分解能を見積もってみました。

イメージ 2

その結果を上の表と写真にまとめてあります。例えば、対物レンズ5xの場合は、カメラの撮像素子の位置で測った倍率(実倍率)は5.76倍で、また、目盛線の幅は撮像素子のところで5.4ピクセルになり、倍率から逆算すると3.2ミクロンになります。高倍率では目盛線の幅はほとんど1.2ミクロン近辺に落ち着くので、実際の幅は1.2ミクロン程度なのでしょう。従って、倍率が高くなると分解能は1ミクロン以下となり、十分な感じです。

対物レンズの倍率と実倍率はほとんど同じ値でした。表の一番下の欄に実体顕微鏡の場合も載せていますが、分解能としては一番悪いので、像がシャープにならなかったのは仕方がないことかもしれません。

体長5mmのクチブトゾウムシを使って、いろいろな倍率で撮影してみました。それぞれ、焦点位置を変えて30枚ほど撮影し、CombineZPという深度合成ソフトで合成しました。照明は、100円ショップで購入したLEDランプを、標本の高さ合わせに用いる平均台にビニルテープで固定して、斜めから照明しました。

イメージ 1

これは5倍の対物レンズで、実倍率は5.76倍の時の画像です。

イメージ 3

次に、10倍の対物レンズで、実倍率11.56倍での画像です。体を覆う鱗片に細かな構造があること、毛のように見えているものの先端は広がっていることなどが見え始めました。

イメージ 4

そして、同じ場所で撮影した、実倍率20.66倍での画像です。全体に少し白けてしまいましたが、鱗片や毛にある筋模様がはっきり見えるようになりました。

イメージ 5

イメージ 6

同じ倍率で、そのほかの部分も撮影してみました。結構、うまく撮れます。

40xも試みたのですが、作動距離が小さいのと、焦点が合う深さが極端に狭くなり、このような立体的な構造をそのまま撮るのはうまくいきませんでした。とりあえず使うには20倍までが適当みたいです。生物顕微鏡というと、通常、切片を作って透過で見るイメージですが、こんな立体的な構造をそのまま見るというのも面白いですね。

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私が 見つけた 【 ブナの妖精 】も この様になっているのですね ♪
自分で想像して着色してみますね^ ^

前回の タマムシは 本当に黄金色に輝いているのですね 〜 !本当に綺麗です ♪
カメラと顕微鏡で? こんなににも上手く見れるなんて 驚きです 。

目が 複雑です !
虫から見た 人間は どんなに見えるか聞いてみたいですね (笑)

2014/6/6(金) 午後 7:32 [ toko ] 返信する

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tokoさん、コメント有難うございました。

タマムシもゾウムシも拡大してみると、実に綺麗です。顕微鏡で見たままの姿をなんとか写真に撮りたいと思って、いろいろとやってみました。内容的にはまだまだなのですが、そのうちもっと綺麗に撮れるようになるのではと思います。

虫から見た人間はどんな風に見えているのでしょうね。新しいテーマですね。

2014/6/6(金) 午後 9:00 [ 廊下のむし ] 返信する

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