廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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廊下のむし探検 第355弾

昨日の「廊下のむし探検」の結果です。カッコウムシという奇妙な虫がいます。以前、語源を調べたことがあったのですが、中国語でも「郭公虫」ということが分かっただけで、それ以上は分かりませんでした。因みに英語ではcheckered beetleで、格子縞の甲虫とか色とりどりの甲虫とでもいうのでしょうか、和名とは全く違います。そんな郭公虫の仲間がいました。

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体長6.2mmの小さな甲虫ですが、翅の途中までが赤褐色になっています。触角も面白い形をしています。調べてみると、カッコウムシ科ホシカムシ亜科のアカクビホシカムシという名前のようです。干魚などの乾燥動物質を食べるということで害虫ですね。ところで、「ホシカムシ」とはまた訳の分からない名前ですね。おそらく、干鰯虫(ほしかむし)のことだと思いますが、よくは分かりません。

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こちらは体長3.7mmで、もっと小さな虫です。カツオブシムシの仲間だと思いますが、以前見られたヒメマルカツオブシムシとは触角の形状が違います。おそらく、チャマダラカツオブシムシではないかと思われるのですが、はっきりとはしません。カツオブシムシは名前からも分かりますが、乾燥した動物質を食べる害虫です。同じようなものを食べる害虫が続きました。

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廊下の真ん中でフタホシウバタマコメツキが前脚を伸ばして伸び上がっていました。コメツキというと床にへばりついている感じなのですが、飛ぼうとでもしているのでしょうか。(追記:通りすがりさんから、フタモンウバタマコメツキではとコメントをいただきました。まさにその通りです。なんで間違ったのだろう

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この日はコメツキがいろいろいました。これはサビキコリの仲間だと思います。

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こちらは名前が分かりませんでした。また、コメツキに悩まされそうです。

甲虫以外にもいろいろといました。

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カマキリが天井に止まっていました。この手のカマキリにはカマキリ(チョウセンカマキリ)とオオカマキリがいます。図鑑の説明を見ると、この写真から判断できそうなところでは、前胸背後部と前基節との長さの比、頭部顔面の縦横比などの区別点があります。いろいろと見てみたのですが、結局、カマキリの方かなという感じだけで、はっきりとは分かりませんでした。

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最近、コオロギをよく見るようになりました。これはエンマコオロギですね。やはり、この間見た個体と同様で、長い後翅が見えています。

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こちらはオカメコオロギの仲間です。長い後翅、それに産卵管が見えています。産卵管の先が見えるような角度から写してみました。ちょっと分かりにくいのですが、オカメコオロギ類のものと似ている感じです。

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しばらく忘れていたのですが、ハチの名前調べもほとんど手付かず状態です。何を手がかりに調べていったらよいのでしょうね。

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最後はアリみたいですが、これはクモの仲間で、ヤガタアリグモといいます。姿は似ているのですが、歩き方がアリとは異なるので、見ていると何となく分かります。

蛾は次回に回します。

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奥本大三郎さんの本に、カッコウムシはフランス名だと「クレロン=鼓笛手」とありました。
向こうには鼓笛隊の制服に似た派手な柄のカッコウムシがいるようです。
和名の由来は判然としませんね…。

2014/8/19(火) 午後 10:52 [ Weapon昭和 ] 返信する

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ホシカムシにしてもカツオブシムシにしても、日本らしい名前ですね。
どこで繁殖しているのやら…

フタモンウバタマコメツキの名前がフタホシに…

カマキリとオオカマキリの成虫の簡単な識別は、何と言っても後翅の色ですね。
卵嚢の形でも簡単に見分けられます。
カマキリは芦原や河原など水場周辺に多く、オオカマキリは林縁や草地、河原など灌木や丈の高い草があればいいみたいですね。 削除

2014/8/20(水) 午前 0:49 [ 通りすがり ] 返信する

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通りすがりさん、コメント有難うございました。
マンションの廊下にもいろいろと怪しげな虫がうろうろしていますね。シロアリ、ゴキブリ、カツオブシムシ、ホシカムシ、チャタテ・・・。どこで、何をしているのやら。

フタモンウバタマコメツキ、どうも有難うございました。何で間違ったのだろう。

カマキリ、何とか写真判定で種が分からないかと思ったのですが、前基節も顔も平面的に写っていないので、長さがはっきり分からなくて挫折しました。撮るときに角度を工夫して撮らないといけないですね。写真用の絵解き検索なんてあるとよいなと思いました。

2014/8/20(水) 午前 6:06 [ 廊下のむし ] 返信する

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Weapon Shouwaさん、お早うございます。カッコウムシの語源についての情報有難うございます。鼓笛手というのは面白い名前ですね。発想的にはcheckered beetleと同じですね。

その後、いろいろと調べてみると、中国の昆虫愛好家の掲示板に、中国の1935年の本にはすでに郭公虫という名前が出ているが、おそらく日本から来た名前ではないかという書き込みがありました。ハチノスカッコウムシがハチの巣に寄生して幼虫を食べて育つことから、托卵するカッコウの名前をつけたというような意味です。

カッコウムシ科の学名Cleridaeの意味をネットで調べてみると、しきりにprey on other insectsという意味が出てきます。他の昆虫を食い物にするという意味でしょうね。さらに語源を調べると、ラテン語のclerusから来ているということで、これは英語のclergyとかcleric(共に聖職者)に通じるとのことです。Cleridaeという名前自体は1802年に命名されているようなので、それを日本語に訳したときに、郭公虫という名前をつけたのかなという気がしますが、よく分かりません

2014/8/20(水) 午前 6:13 [ 廊下のむし ] 返信する

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