廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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廊下のむし探検 第407弾

昨日の「廊下のむし探検」の結果です。昨日早朝、近畿地方の近くを台風18号が通過したのですが、幸い、私の住む大阪北部は風も雨もあまり強くはありませんでした。従って、台風の後の虫はまったく期待できなかったのですが、一応、午後から歩いてみました。午後になっても台風一過というわけにはいかず、空は雲に覆われ、ときどき雨が降るという天気でした。

この日は意外に綺麗な蛾が多かったです。

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今日の最初はこのアオシャクです。前翅の外縁に白い部分があり、これが銀色の筋だというので、ギンスジアオシャクという名前がついているのでしょう。チョウやガの翅は鱗粉一枚一枚が一つの色を受け持ち、それを並べて全体としてモザイクのように色を作り上げるので、こんなグラデーションのついた模様はどうやって作っているのでしょうね。

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こちらはニジオビベニアツバというヤガ科の蛾です。いかにも南方系のようですが、結構、寒い地方まで分布しています。7月28日のブログでも紹介したのですが、このとき、うかつにも「大図鑑」で隣に載っていた種の名前を書いてしまいました。今日、見てびっくり。早速、訂正しました。綺麗なので、私の標本箱にも何匹かの標本があります。

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一昨日、紹介したトガリバがまたいました。今度もオオアヤトガリバの方だと思います。今回は鳥にやられたようなビークマークがありませんでした。ちょっと翅を拡大してみると、

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こんな感じになります。まったく見事な模様です。こんな模様がどうやって作られるのか不思議でしようがありません。

後は普通の色や模様の蛾です。

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天井にシロツバメエダシャクがいました。この間もそうだったのですが、普通のエダシャクは天井にピタッとへばりつくように止まっているのですが、この蛾はこのようにぶらさがっています。大きさはだいぶ違いますが、まるで、アゲハ類のような止まり方です。

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こちらは普通の止まり方のクロクモエダシャクです。

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ヒメシャクはあちこちにいるのですが、たいてい無視しています。これは模様がずいぶんはっきりしていたので写しました。ナミスジチビヒメシャクのようです。

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こちらはナシケンモンです。ナシ以外にもいろいろな植物を食べる多食性です。

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この蛾にはだいぶ迷いました。いつものクロテンカバアツバと比べると黒点が小さく、筋がはっきりしません。図鑑の隣に載っているホソバカバアツバという種にも似ています。いろいろと悩んだ末、ホソバカバアツバかなと思いました。

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鱗粉がだいぶ脱落して模様がほとんど分かりません。良く見るとかすかに模様が見えていて、翅の色合い、翅型も参考にして図鑑や標本箱を探してみたのですが、結局、分かりませんでした。モンヤガかカラスヨトウあたりかなと思っています。

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これはソトウスグロアツバです。

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この2匹、翅に三角形の黒紋があります。共にヘリグロヒメハマキだと思います。似た種にクロサンカクモンハマキがいるのですが、発生時期が春から初夏にかけてということで除外しました。

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切れ切れの翅をもつトリバガの仲間です。エゾギクトリバだと思います。こんな翅だと飛ぶのが大変で、普通よりはるかに速く翅を動かして飛びます。

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これは以前教えていただいたヒゲブトハムシダマシですね。

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それに、すっかり普通種になってしまったマツヘリカメムシです。北米原産の外来種です。

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ヨコヅナサシガメ
の幼虫は少しずつ大きくなっているようですね。

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地下駐車場にまたガガンボが大量発生していました。ガガンボは名前を調べようがないので、ちょっとお手上げです。

今日は捕虫網をもって、無紋のクサカゲロウを探してみました。天井や壁に合計3匹止まっていたのですが、フタモン、ヨツボシ、スズキでした。ヨツボシはかなり大きいですね。

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マンションの廊下にこんなに種類豊富とは。観察眼、注意深さ、知識も豊富な方のようですね。あ、申し送れました、私はじめましてです。いや、驚きました。

2014/10/7(火) 午前 11:19 [ あおやまはるま ] 返信する

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あおやまはるまさん、初めまして。ご訪問、ナイス有難うございます。

郊外にあるマンションなので、こんなに虫が豊富なのでしょうね。虫好きにはたまりませんが、虫嫌いの方には大変でしょうね。マンションの「廊下のむし探検」は2年前に始めました。まだ始めたばかりですので、今後ともよろしくお願いいたします。

2014/10/7(火) 午後 4:36 [ 廊下のむし ] 返信する

おはようございます 。お久しぶりです。色もですが 綺麗な 模様ですね 〜 ♪
虫の世界も 自然界の一部 。でも、奥が 深い ! 蛾 は まだまだ マンションに来るんですね ^ ^寒くなると どんな虫が くるのかなぁ 〜 ?

2014/10/8(水) 午前 6:34 [ toko ] 返信する

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tokoさん、こんばんは。

秋になって、だんだん虫が減ってきましたね。でも、結構、綺麗な虫が多いので、それなりに満足しています。去年の冬はフユシャクという冬だけに出てくる蛾の報告ばかりになってしまいました。今年はどうなるでしょうね。

2014/10/8(水) 午後 6:07 [ 廊下のむし ] 返信する

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綺麗なアオシャクですね。
こういった模様のあるアオシャクはほぼ見られないので、羨ましいものの1つです。

今度は傷みの無い綺麗な翅のトガリバですね。
蛾はチョウには無い、様々なパターンの模様があって良いですよね。

ヨツボシクサカゲロウは何年振りかで見ましたが、大きいですね。
以前、サルナシの花に顔を突っ込むクサカゲロウがヨツボシだったとしたら、大きいのはメスなのかな。 削除

2014/10/9(木) 午後 6:52 [ 通りすがり ] 返信する

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アオシャクは綺麗で写真うつりもよいので好きな蛾です。このギンスジアオシャクは特に綺麗ですね。

蛾の模様は本当にバラエティがあって、いつも不思議に思っています。このオオアヤトガリバの模様は特に変わっていますね。翅の根元から何かが押し寄せてきて、翅脈のところだけが抑えられて、その間がはみ出してきたような。こんな模様を蛹の中で作ることができるのですね。

ヨツボシ、かなり大きかったです。塚口氏の"Chrysopidae of Japan"を手に入れました。日本産43種について詳細に載っていて、充実した内容です。手書きの図も綺麗で、大変に分かりやすく良い本でした。ただ、装丁が簡易製本のような感じなので、コピーの際に痛めてしないかと思って、1ページ毎に写真で撮っていったので、コピーに時間がかかってしまいました。

2014/10/9(木) 午後 9:07 [ 廊下のむし ] 返信する

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良い資料を入手しましたね。
欲しいものだらけですが、手が回りません。 削除

2014/10/10(金) 午後 6:19 [ 通りすがり ] 返信する

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手には入ったのですが、まだ、活用するところまでいっていません。
借り物だったので、いろいろと気を使ってしまって・・・。とりあえず、属の検索くらいから始めてみたいと思っています。

2014/10/10(金) 午後 8:16 [ 廊下のむし ] 返信する

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