廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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廊下のむし探検 第410弾

昨日の「廊下のむし探検」の結果です。この日は思いの外たくさんの虫がいました。今日の最初はこの虫からです。

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これはウスグモスズというヒバリモドキ科の虫で、8月終わりから何度か紹介しています。翅が長いので長翅型ですね。ネットで調べていたら、面白い話が載っていました。この虫は「日本で発見された日本でしか確認されていない外来種」というのです。なぜ外来種かというと、初めて見つかったのが都会の真中の東京渋谷だったから。

このときの記載論文が見つかりました。発見したのは古川晴男氏という渋谷に住んでおられた昆虫学者なのですが、1966年9月、自宅の庭のクリの木に奇妙な虫がいるのを見つけました。よく探すと7匹もいて、地上から2mほどの高さの枝にとまり、お互い同士5-50cm離れて縄張りを張っているようです。この虫は昼行性でも、夜行性でもなく、夜明けと夕方だけ動き回るとのことです。

詳しく調べると、これまで記録されていない新属新種であることが分かりました。そして、色が薄雲のような灰色なので、Usgmosa genjiという学名を付け、1970年に報告しました。その後、しばらくは注目されなかったのですが、最近では関東を中心に分布を広げ、現在では近畿、九州にまで分布しているそうです。2010年には中国の上海でも見つかったという報告がなされました(pdfがダウンロード可能)。この報告では、Usgmosa属はAmusurgus属の亜属として扱われています。ひょっとしたら中国からやってきた外来種かもしれませんが、逆に、日本のものが行ったのかもしれません。

それではその他の虫を紹介します。まずは甲虫から。

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今年5月に見た種と似ています。その時はクチキムシ科と教えていただきました。あらためて図鑑を探したのですが、やはり種までは分かりません。採集してきて調べてみればよかったのですが・・・(クチキムシ科は爪が櫛歯状)。(追記:これは以前調べたクチキムシ科のクチキムシかな

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サビマダラオオホソカタムシですね。本当によく見ます。

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それにオオゾウムシです。

次はカメムシです。

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クヌギカメムシがたくさん出てきました。この日だけで10匹あまり。今まで、このマンションではヘラクヌギカメムシしか見ていないので、これもおそらくヘラクヌギカメムシでしょう。写真を撮ろうと思ったのですが、近づくとそわそわし始めました。1枚目は大丈夫だったのですが、

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2枚目はこんな感じになってしまいました。

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すっかり普通種になってしまったマツヘリカメムシ

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それに、ムラサキナガカメムシです。

その他の虫では、

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また、クサカゲロウがいました。今度も顔を拡大してみました。

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顔の模様、鬚の色など、まさにヤマトクサカゲロウのようです。

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名前の分かりそうにない虫も撮ってみました。トビケラの仲間です。

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ハエ目。

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それにチャタテです。最後の写真、ピントが合わなくて、ちょっと失敗。小さい虫をオートフォーカスで撮影すると、よくこんな風に背景にピントが合ってしまいます。その時に気がつけば良いのですが、たいていは家に戻って写真を見てから気が付きます。たとえその場で気がついても、何度撮ってもうまくいかないこともあります。ちょっと工夫が必要ですね。

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てっきりキバガがハマキガあたりの蛾だと思って接写したら、突然、もそっと動き出してびっくりしました。

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よく見るとこんな幼虫が入っています。これもミノムシなのでしょうか。

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最後はクモです。♂のヤガタアリグモです。上顎を開いたところが撮れたのですが、鋭い牙のようなものが見えます。

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最近はこのクモがやたらたくさんいます。小さなクモが動いているなと思うと、たいていこのネコハグモです。

これでやっと蛾以外の虫が終わりました。蛾は次回に回します。

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