廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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廊下のむし探検 第416弾

10月も半ばを過ぎ、虫がいそうになくなりますが、そこは我がマンション、まだまだ虫は健在です。今日の「廊下のむし探検」の結果です。

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今日もまた、ノコメエダシャクからです。6階の外壁に止まっていたので、廊下から身体を乗り出すようにして撮影しました。外縁部の凸凹がはっきりしているのと、外横線が線状になっているので、いままでのヒメノコメエダシャクではなくて、オオノコメエダシャクだと思われます。いずれにしても、腹は重力の方向に向いています。それにしても、毎日のようにノコメエダシャクがいますね。

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廊下には淡い色のアオシャクが止まっていました。ヒメカギバアオシャクです。何となく優雅な感じですね。

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それ以外のシャクガは、ヒロバウスアオエダシャク

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ナカウスエダシャクでした。

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この蛾は「廊下のむし探検」初登場です。ヤガ科のオオカブラヤガです。図鑑には、年1回10月発生と書いてありますが、実際、これまで採集した個体はいずれも10月でした。

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似たような種が多くてあまりはっきりしないのですが、いつものオオバコヤガかなと思います。ちょっと色が濃いような気がしますが・・・。(追記:通りすがりさんから、「オオバコヤガではなくて、コウスチャヤガのメスっぽいですね。」というコメントをいただきました。♂では触角に明らかな違いがあるのですが、実のところ、♀では両者の違いはよく分かりません。もう少し勉強しなくては・・・)(追記:通りすがりさんから、個人的な見分け方だとして、次のような詳しい説明を頂きました。

翅色が濃いもので環状紋が円形で小さめ、腎状紋の中央を中心に明るい色、亜外縁線は翅頂付近のみ鋭く内側に折れ曲がる傾向があり、その後の外側で折れ曲がる頂点はほぼ翅脈と重なり、その後の亜外縁線は緩やかに2回内側に曲がるものがコウスチャヤガ

翅色は薄いものが多く、環状紋がやや楕円か大きな円形で翅脈に接して円形が崩れ、亜外縁線はコウスチャヤガより緩やかな曲がり方で3回内側に曲がるものがオオバコヤガ

この説明と比べると、この写真の個体は、翅色が濃く、環状紋が丸く、亜外縁線は翅頂付近のみ鋭く内側に折れ曲がる点が見えるのでコウスチャヤガらしいことが分かりました。また、かすかに見える触角が両櫛歯状(♂の特徴)ではないので、♀ということになります


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こちらはスカシコケガです。玄関のガラスに止まっていたのですが、フラッシュをたかないと本当に透けているような感じでした。

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翅に黒い2つの点。チャドクガです。年2回7月と10月に発生します。7月の時は♂はこげ茶、♀は黄色で区別がつきやすいのですが、10月には両方共黄色になって区別がつきにくくなります。♂は毒毛は持っていないのですが、いずれにしても注意した方がよいですね。

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奇妙な形をしていますが、ハマキガの仲間です。おそらくチャハマキだと思います。

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それから、いつものエゾギクトリバです。

次はカメムシです。

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今頃になるとこのマルカメムシをたくさん見ますね。

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それに、普通種になってしまったマツヘリカメムシです。ほとんど毎日のように見ています。

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おそらく、オオモンシロナガカメムシの5齢幼虫だと思いますが、自信はあまりありません。

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今頃のクサカゲロウです。顔の模様で見分けますが、スズキクサカゲロウですね。

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それにヨツボシクサカゲロウです。

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最後はアメバチの仲間です。以前、アメバチの検索をしたことがあったのですが、もうすっかり忘れてしまいました。前翅に途切れた脈があるので、おそらくOphion属でしょうね。

夏にマンションの集会室で「むし展」を開いたことがきっかけで、この11月初めに地元の小学校で開かれる地域の文化祭にも出展することになってしまいました。初め、1ブースを予定していたのですが、昨日、電話があり、教室を一つ用意したので、もうお一方と半分に分けて使ってほしいとのこと。だんだん話が大きくなってしまい、ちょっと心配です。

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オオバコヤガではなくて、コウスチャヤガのメスっぽいですね。
これとナカウスエダシャク、チャハマキ、エゾギクトリバ以外は未見の蛾です。

虫おじさんに認定された様ですね。
これで不審者に見られずに地域公認で虫撮りですかね?
それにしても、こんな形でマンションの外に広がるとは想定外でしたね。 削除

2014/10/17(金) 午後 11:12 [ 通りすがり ] 返信する

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通りすがりさん、お早うございます。

コウスチャヤガとオオバコヤガでだいぶ迷ったのですが、決め手がなく、いつものオオバコヤガにしてしまいました。ご意見をいただけると助かります。もう一度調べてみます。どうも有難うございました。

虫おじさんに認定されたのは良いのですが、展示する標本がみな15年ほど前の古いものばかり。しかも、蛾が多いので一般受けしないのではと心配しています。それでも、チョウやトンボ、カメムシ、アミメカゲロウなども少しはあるので、そういうのを並べてみようかとか、パネルがあまり子供向けではないのでどうしようかとか、悩みはつきません。

2014/10/18(土) 午前 6:03 [ 廊下のむし ] 返信する

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個人的なコウスチャヤガのメスとオオバコヤガの見分けを書いておきます。

翅色が濃いもので環状紋が円形で小さめ、腎状紋の中央を中心に明るい色、亜外縁線は翅頂付近のみ鋭く内側に折れ曲がる傾向があり、その後の外側で折れ曲がる頂点はほぼ翅脈と重なり、その後の亜外縁線は緩やかに2回内側に曲がるものがコウスチャヤガ。
翅色は薄いものが多く、環状紋がやや楕円か大きな円形で翅脈に接して円形が崩れ、亜外縁線はコウスチャヤガより緩やかな曲がり方で3回内側に曲がるものがオオバコヤガ。

こんな感じです。
変異があるんで難しいですけどね。 削除

2014/10/18(土) 午後 9:22 [ 通りすがり ] 返信する

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これは大変有益な情報を有難うございました。手元にオオバコヤガとしている標本も10数頭あるので、ちょっと調べてみます。本当に助かります。

2014/10/19(日) 午前 6:19 [ 廊下のむし ] 返信する

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双方の同定されている標本を見比べた傾向であって、環状紋と亜外縁線の中間的なものは見ただけでは判断できないと思いますが。 削除

2014/10/19(日) 午後 9:42 [ 通りすがり ] 返信する

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どうも有難うございました。その後、標本を眺めていると何となく分かってきたような気がします。ただ、私の標本箱にはコウスチャヤガはいないようです。残念!

2014/10/20(月) 午後 6:07 [ 廊下のむし ] 返信する

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