廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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先日のシマバエ科Steganopsis属に引き続いて、先日見られたもう1種の方も写真を撮ってみました。

イメージ 1

やはり翅を折って、カスミカメムシのような格好で止まるハエです。これはシマバエ科のSteganopsis sp. 2あるいはS. dichroaと呼ばれている種ではないかと思われます。基本的にはこの間のSteganopsis sp. 1と同じなので、今日は属の検索はしないで、写真を撮るだけにしました。

イメージ 2

毒瓶に入れておいたらこんな格好になっていました。腹部がほとんど90度になるまで折れているので、口と腹の先端間の直線距離を測ると2.2mm、口の先端から体に沿って測ってみると3.3mmでした。腹部はペシャンコで上が平らになっています。翅を折って止まるのに適した格好ですね。

イメージ 3

次は翅です。例によって、「原色昆虫大図鑑III」に従って翅脈の名称を付けてみました。翅脈はこの間の種とほとんど同じでした。やはりR2+3脈が大きく上に曲がっています。ちょっと翅に触ってみると簡単に翅が折れ曲がりました。

イメージ 4

これが折れ曲がった時の写真です。折れ曲がった場所を黄色の破線で書いてみました。R1脈とSc脈のちょうど中間付近で折れ曲がるようです。通常のハエではR2+3脈は翅縁までまっすぐに伸びるのですが、翅が曲がる部分であるR1脈とSc脈を基部に近いところで接近させて配置すると、残りの部分が強度的に弱くなるので、R2+3脈を少し上側に曲げて補強しているのかもしれませんね。

イメージ 5

後は写真だけです。体は黒光りしています。脚の跗節が白くなっています。また、触角の第2節と第3節の中間付近までが黄色になっています。眼に面白い模様がありますね。

イメージ 6

これは頭部を上から見たところです。体は黒いですが、頭部は綺麗な色で配色されていますね。

イメージ 7

イメージ 8

生物顕微鏡を用いて、さらに拡大してみました。眼の模様がはっきり見えます。小さいけれどなかなか面白いハエですね。

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小さいのが勿体ないくらい綺麗ですけど、これもこうして見られる者の特権ですね。
こうして撮れればトビコバチなんかも探すんだけどなあ。 削除

2015/1/5(月) 午後 10:57 [ 通りすがり ] 返信する

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今年は少しハチの名前調べに挑戦してみようかなと思って、昨日、写真の整理をしていたのですが、トビコバチの写真もありました。昨年の9月29日で、トビコバチの仲間だと通りすがりさんに教えて頂きました。大変、すっきりした美しさがありますね。今年は是非捕まえて写してみたいなと思っています。

深度合成という方法で写しているのですが、ピントの位置が順番にずれて写る写真はうまくいくのですが、顔を正面から写した時のように、頭の後ろに段差があるものはどうもうまく写りません。今年の課題です。それに、今年は顕微鏡を使わない写真も試みてみようかなと思っています。

2015/1/6(火) 午前 6:42 [ 廊下のむし ] 返信する

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